中野系

この銀河系の中心、中野で考えること

秋は急に

2005年09月15日 | 行動記録
目が覚めてみると秋になっていた。少し大げさだが、それくらい昨日までの残暑が嘘のような気候。

特に朝の風はここちよく、今日が持ち込み期限なので、銀行まで給与振込申込書を窓口へ提出。さすがに会社ができてまだ半年、今のところそういったことはないのだけれど、自分がうっかりしたら、それだけで給与支払遅延が起こることになる。なんだか恐ろしい話だ。

昼前に家を出て、渋谷へ。ここでわが社の社員のうち一人とランチミーティング。いまは社員全員、別々の所で作業をしているので、週一回は全員と顔を会わすことにしている。ミーティングとはいっても大半は雑談だけれど、そのの中にも本音が時折見え隠れする。幸いにして温厚な人ばかりで構成される我が社の現状ではあるけれど、それに甘んじてはいけないのだ。

中野への帰路はiPodに入れたストーンズの「ア・ビガー・バン」を聴きながら。来年、またストーンズが来日するらしい。こういう音楽を演じる還暦過ぎの四人組の姿、ぜひともまた見に行きたいものだ。

家に戻り、メールの返答や事務作業をしばらく。10月からの案件に関する単価交渉。こういうことは何度やっても楽しいものではない。誰もが自分の利益を優先したいのは当然のことなのだし、ある意味仕方ないことだが。

夕方、再度家を出て新宿へ。例によって西口ビル街にあるルノアールで会社の定例ミーティング。多忙な人多く、今日集まったのは3人。自分たちが作りかけているサイトについての意見交換。昼にあったばかりの二人+もう一人。非合理的といえなくもないけれど、こういうことも、定例でやると決めたことは実行しないと「なし崩し的」になくなっていってしまう。零細企業なればこそ、気を使うことは多い。

家に戻りビールを飲みながら、連れに借りたSF「タフの方舟」を読み始める。主人公、タフのキャラクターにすっかり魅了される。淡々と、ユーモラスに進めつつ、かならず自分の望む方向へ自らを導く能力。タフが自分の会社を経営することはたやすいだろうけれど、自分が宇宙で孤独な貿易商を営むことは難しいだろう。連作で3話収録されているうち1話を読み終え床に就く。

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