中野系

この銀河系の中心、中野で考えること

あいくるしい

2005年05月15日 | テレビ
日曜の夜、大河ドラマ「義経」を見た流れ(チャンネル違うけど)でつい毎回みているのがTBSの「あいくるしい」。

「家族愛」がテーマで、脚本はあの野島伸司。
テーマ故かこれまでのドラマに比べるとだいぶ「普通の」つくりになっているが、それでも時折現れる「暴力的な」部分はどうしても好きになれない。彼の描く世界では、こういった連中が必須のようだ。

主役の神木隆之介君の演技はすばらしい。この子は「義経」の少年時代も演じていたので、ここ最近ずっとこの子の姿をTVで見ていることになる。そっちの趣味はないけれど、男の目からみてもとにかく「あいくるしい」感じ。ドラマのタイトルも彼を意識してつけたのだろうか。
まだ小学生(5年生くらい)とのことで今後が楽しみ。いや、こういう子役は今後が難しいのかな。

野島ドラマは話が進むにつれ激しい破綻をきたすパターンが多いので、これからどういう方向へ向かうのか。これは別の意味で楽しみ。11回連続ドラマで今日は第6回。ほぼ半分の時点で主役家族の母親が亡くなったのだが、個人的にはこの母親が最終回で生き返るのではないかと予想している。

冗談のような話だけれど「ひとつ屋根の下」での前科もあるから、野島ドラマは油断はできないのだ。