タカちゃんの絵日記Ⅱ

日々の何気ない感動を、好きな絵や音楽、写真や動画などで綴ります。

囀る・・・雲雀と鶯

2023-04-15 14:40:47 | 日記
囀る・・・雲雀と鶯
開けてビックリ・・・「烏骨鶏」の囀り? が入っていました。  鶯は、前回UPでは、姿を見せませんでしたが、今回は慣れて来たのか、姿を捉えることが出来ました。  (日本三大鳴鳥のウグイス)
今回も 揚げ雲雀(空高く舞い上がって囀るヒバリ)が撮りたかったですが、敢え無く轟沈。(揚げ雲雀の動画は、難易度高い。)
 
 
 
 
 
 
 
 
 


『雲雀とお天道さん』

― 埼玉県 ―

 昔、あるところに雲雀(ひばり)と、お天道(てんと)さんとがあったと。  二人は、バクチが大好きだったと。
 ある日、二人は誘い合ってバクチ場へ行った。  お天道さんが負けて、雲雀から銭(ぜに)借りたと。  そのあと二人は、勝ったり負けたりしながら、夜っぴいて遊んでおったが、明方(あけがた)にはスッカラカンに負けた。
 バクチ場もお開きとなって、二人は背中を丸めて帰ったと。

朝の白(しら)みはじめた道を歩いていたら、急にあたりが真暗闇になった。
 
「もしや」

と、胸騒ぎしたお天道さん、あわてて家に戻り着くと、もう、天界(てんかい)から遣(つか)いが来ていて、 「ただいま、お父上(ちちうえ)が亡くなられました」と、いうた。
 お天道さんは父天道さんの役目(やくめ)を引(ひ)き継(つ)ぐことになった。しかも直(ただ)ちにだと。 

 天界の遣いと一緒(いっしょ)に天に昇(のぼ)って行くお天道さんに、雲雀が、
 「今日貸(か)した銭、返(かえ)してから行け」
というたら、お天道さんは、高(たか)い所(ところ)から、
 「春に返すう」
というた。