タカちゃんの絵日記Ⅱ

日々の何気ない感動を、好きな絵や音楽、写真や動画などで綴ります。

羽根を休める「 ユリカモメ」・・・♪カモメが飛んだ日:島谷ひとみ♪

2022-02-14 12:14:05 | カモメ・カモ・マガン
羽根を休めるカモメ
ユリカモメ

赤いくちばしと脚が目立つ、白色が鮮やかなカモメ

全長40cm。  冬鳥として、全国の河、河口、湖沼、海岸に至る水辺に来ます。  赤いくちばしと足がきれいな小型のカモメの仲間で、水上に群がる姿は白い花が一面に咲いたようです。  在原業平や和泉式部の古歌に登場する都鳥(みやこどり)はこの鳥で、東京都の鳥に指定されています。  江戸時代には考えられなかったウォーターフロントは、ユリカモメの目にどう映っているのでしょう。  何でも食べるたくましさを持っていて、そういえば東京都のゴミ捨て場の新・夢の島にも、廃棄物をつつく姿が見られます。  日本を去る4月中旬頃には、頭が黒い頭巾をかぶったようになります。  

 カモメ類ではいちばん内陸にまで飛来する鳥で、海岸から数10キロも入った川岸の街や牧草地でエサをあさったりしています。  「ギィー」とか「ギュゥーィ」と聞こえる声で鳴きます。  日本には主にカムチャッカ半島から渡って来ることが、標識調査の結果からわかっています。  ちなみに、日本にいるカモメの仲間は、大きい順にシロカモメ、オオセグロカモメ、セグロカモメ、ウミネコ、カモメ、ユリカモメ、ミツユビカモメです。  名前は、入江(いりえ)のカモメ―イリエカモメがユリカモメに転じたもの、百合を当て字にしたもの、という説があります。
~塩にしても いざことづてん 都鳥(カモメ)  松尾芭蕉~

 

 
 
 
 
 
島谷ひとみ:カモメが飛んだ日