昨日の続き・・・『ジョウビタキ:雄』を撮った後で、城山古道に久し振りに分け入って見ました。
鬱蒼とした林の中の細道に、一羽の小さな鳥が地面で、餌(小さなミミズ?)を食べているところに遭遇しました。 初めて見る鳥なので、あわててシャッター切りましたが、気付かれてしまい竹藪の中に逃げ込んでしまいました。 その間わずか約4~5秒。
小さなミミズでしょうか。
オスが立派に青くなるまでには、約3年の月日を要すると言われています。
全長14.5cm。 オスは青い体。 メスは尾だけわずかに青色です。 日本では北海道と本州・四国の高地で繁殖し、冬は主として関東地方よりも南の地方の山地か、低い山地の林に移ります。 繁殖期には木の中や時には、枝先で高く澄んだ丸みのある声で「キョロ キョロ キョロリ」とさえずったりします。 冬季は単独で生活しています。 明るい林よりも暗い林を好みます。 オスの色彩は生まれて3年で完成します。
帰宅後、調べてみると『ルリビタキ』の雌で間違いないと思います。 「ルリビタキ」は、暗い林の中を好む様です。 また冬季は単独で行動する様です。 なので、雄を撮るため再挑戦したいと思っていましたが。。。単独と言うことで。。。止めました。
ウグイス:鶯
一方、林の中ではお馴染みの「チャッ チャッチ チャッ チャッチ」とウグイスの連続音「地鳴き」が聞こえています。
一般的には、冬季に「ウグイス」の姿を見ることは、あまり無いと思うのですが。。。よく注意していると、結構ウグイスの 地鳴き(チャッ チャッチ)を聞くものです。 ただウグイスは声はすれども姿を見せませんので、結局、あまり見ないと思います。(笑)
ウグイス:鶯
全長15.5cm(オス)。 細身でメスはオスより、2cmほども小さい野鳥です。 日本全土の平地から山地の林や、その周辺にある藪で繁殖します。 秋・冬には山地のものは平地へ下って来ます。 「ホーホケキョ」と美しい声で鳴きますので、この鳴き声故に知らぬ人はいないのです。
日本『三大鳴鳥』の一つで、日本人には古からいちばん親しまれている鳥でもあります。 「ホーホケキョ」と鳴く、ウグイスは春告げ鳥で、春に鳴くものと思われがちですが、春先から酷暑の夏まで聞くことが出来ます。 「さえずり」は有名ですが、オスが繁殖期に出す声のひとつを「谷渡り」といい、この鳴き声は警戒を意味するといわれています。 また、私の住む団地は「うぐいす台団地」と言いますが、ウグイスの古からの呼称を「法吉鳥」と言い、行政区画で今は地名が変わりましたが、元は「法吉町」と言いました。 さて、長くなりました。
それでは、「さえずり」「地鳴き」「谷渡り」をお聞かせしましょう。
ウグイスの 『さえずり』!→『地鳴き』→『谷渡り』