労働安全衛生法にも愛着を!ハラスメントもほんとはここの範疇よ。

2020年06月22日 | 社労士
私は労働安全衛生法が苦手でした。
過去形でいうと、まるで今は得意みたいですがそうではありません。
今も苦手ですが、試験科目としては取り組みにくいものの筆頭ではないかと思うのです。
安全管理体制がややこしいのと、特定機械という自分にはちっとも馴染みのないモノが主役だからです。
社労士にでもなろうかって人は、特定機械に縁のない人が多いように思うのです…
ボイラーとか、圧力容器とか、ゴンドラ、デリック…それなんですか?ですよね。

機械はちゃんと動けばいいだけなんです。
仕組みなんかわからなくたって、車を運転することはできます。
でもね、機械が好きな人って、機械をまるで人間のようにいたわるんですね。
小さな子どもたちも無機質なものに思いを馳せますよね。

たとえば、はたらくくるま。
車は走ればいいんです、ほとんどの人にとって。
人間を乗せてはやく安全に移動したらいいんです。
でも、はたらくくるまって、他の用途があるんですよね。

ブルドーザーやショベルカー、クレーン車やレッカー車、消防車など。
男の子は特に大好きです。
私は保育士時代、男の子を担当してまして、はたらく車の本はいくつか持ってたんですが、思い入れは当然ありませんでした…
でも、絵本『おやすみ、はたらくくるまたち』『おはよう、はたらくくるまたち』を読んで、なんだかはたらくくるまたちに愛着がわきました。
無骨な無機質な、恐ろし気な機械ですが、ハードな仕事を担っています。

私は機械への愛着がないため、(感謝の気持ちもです)手入れをちゃんとしません。
自転車でも自動車でも、修理に出すと、お店の人から叱られます。
彼らは、いとおしそうに、悲しそうに傷んだ機械を見ています。
手入れもされずにこき使われた機械がかわいそうでしかたがないのですね。

ハナシがよこっちょにずれましたが、安衛法も愛着を持って勉強しましょうってことです!
安衛法の本は新書で読むとわかりやすいです。
他の科目とは一味違った味わいです。
ぜひご賞味を。
ひとつだけ、いや、ふたつだけ、ご紹介。

労働安全衛生法のはなし 畠中信夫 中災防新書
労働安全衛生法を読みこなす 畠中信夫 中災防新書

はじめてのハラスメント規制で浮足立っていますが(中小適用はまだなので、もしや社労士業界はのんびりかも)これも本来は安衛法の範疇です。旧雇用対策法なんぞに入ってるのは政策です。

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