単純な短い情報のやり取りがうまくいかないとイラついてる人、悪いのはアンタよ

2019年12月03日 | 社労士
伝言ゲームは「情報」を何人もの人を通すうちに最終的に全く違ったものになってしまうのが面白い。
絵をジェスチャーで伝えたりするのでなおのことハチャメチャになってしまうのである。
ところで。
ひとりからひとりへの、とても短い情報なのにどうしようもなくねじれてしまうということはないだろうか。
AさんからBさんに「Cさんが来たら、Eの件うまくいったよって、伝えといてもらえますか」みたいな短い単純な伝言をお願いしたのに、BさんはCさんに「AさんがEの件よくわからないからCさんに聞いてみてって言われたんですけど…」みたいな話に変わってたりとか。
なんでこんな簡単なことが?
と思うのですが、でもきっと、生身の人間なので、エッセンスの上記「Cさんが来たら、Eの件うまくいったよって、伝えといてもらえますか」部分の他に、うなくいくにはこんな苦労があったとか、実は最初うまくいかなかったとか、あるいは関係ないことを前後にしゃべったのかもしれません。
こういうことは実は日常的に起きている。
子ども向けの算数の本には、応用問題の中にあえて問題や解答とは無関係の情報をいれて、そういう情報に惑わされないようにする練習問題なんかがある。
発達障害、特に職場にいる大人の発達障害が注目を浴びてるけど、これは多かれ少なかれほとんどの人に当てはまる。
自分自身も含めて。
だからこそ、そうだからこそなんだよーーーーー。
あの人発達障害だから…とかじゃなくて、自分の伝え方が非常にまわりくどくないか、混乱を招くやり方じゃないか、聞き手の能力や配慮に依るものになっていないか、なんてことを考えてみないとね。
同じメンバーで生きてる人(仕事もプライベートもよ)はやり方がまずくてもそれに気づかないので要注意です。
面子変えたほうがいいよ。
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