ヤジのひとつも飛ばさないと男がすたるのか?

2015年02月20日 | 日記
 安倍総理が昨日の国会で、民主党の議員が質問に立った際、うるさくヤジを飛ばして、委員長からも注意を受けたとか…

ネット上で失望の声が広がっているということです。

またか。と思った人も多いかも。

下品で教養に欠ける人(総理大臣だけど)と言ってしまえばそれだけなんだけど、その人が総理大臣であることはちょっと脇に置くとして、下品で教養に欠けるだけで済む話でもないかなと思ったりもする。

人が話をしているときにヤジを飛ばすことを、恥ずべき行為と思っていないだけではなく、なにかカッコイイこと、武勇伝のひとつぐらいに思っているのではないのか?

日本には、据え膳食わずは男の恥とかいう、しょうもない考えがあるが、もしやヤジのひとつも飛ばせないような人間には国会議員など務まらぬとでも思っているのが日本の政治家なのか?

男は黙ってサッポロビールといかないものか。

口下手がけっしていいわけではないが、反動で小沢一郎氏が好もしくみえてしまうじゃないか。

安倍総理がどこにだしても恥ずかしくない人間ではないことはわかりきったことだが、そんな安倍総理をいっしょうけんめい支えている人たちって…

選挙のときに足や時間を使って票取りに奔走する支持者をなだめすかして、大反対していた政策を取り入れて、安倍総理を持ち上げて神輿を担いでいるのは誰だ?

ひとりの支配者とは独力で支配を維持しているのではなく、周囲には幾人かの取り巻きがおり、その取り巻きたる追従者らが支配者に取り入ることで圧政のおこぼれにあずかる。

1530年にフランスで生まれ、14歳で裁判官になったラ・ボエシが16~18歳の時に書いた『自発的隷属論』の中に書かれている言葉である。

たかがヤジだが、暗い話題である
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