行政の後押し以上に必要なのが自分の自覚です

2015年05月18日 | 日記
物事が思い通りにならないことを人のせいにする人のことを「ブレーマー」というそうです。

非難・責めを意味する英語のBLAMEに由来するとか。

私は家族間ではクレーマーであると同時にブレーマーでもあります。

うまくいかないことのすべてを夫や娘のせいにして不機嫌をまきちらしているので、最近では夫に加えて6歳の娘からも「それって~~ちゃんのせい?」「そんなん言われたらわたし嫌な気持ちになるよ」とか言われています。

誰のせいでもなく、自分が困難を受け止められず、現実から逃げていることはわかっていますが、「そう!~~ちゃんのせい!」「お母さんだって~~ちゃんのせいで嫌な気持ちになってる!」などと口答えし、大ゲンカになり、時間を浪費しています。

とりあえず二人で「せーので、ごめんね」と言って、その場は収まるのですが、同じことを繰り返しています。夫とはすれ違ったまま冷戦状態となっていきます…

月に10日とはいえ、特定の場所に出向き「勤務」することになり、時間に余裕がなくなったことが最近の私の不機嫌の主な原因です…と書いてみて、ヒマな時も同じであることに気づきました。(ほんとは前々から気づいてましたが…)

子どもの「いっしょに遊ぼう」「いっしょに絵本読もう」に応えられないのがツライ、のではなく煩わしいと感じてしまい、自分の感性の鈍化を感じます。

ヒマな時からイライラ感や焦燥感はあったので、時間制約ができたことが原因とは思えません。ワークとライフ(この2つ、なぜ分ける?)のバランスと言いますが、時短が必ずしも生活に余裕をもたらすわけではないです。ワークライフバランスや多様な働き方という考え方は方向としては間違っていないと思います。でもそれが、ほどほどの働き方でいい、という方向に流れ、フルタイムプラスアルファで働く人が(特に女性)特別な人となってしまうのなら、時代は逆戻りしてしまうことになります。

行政のリードや後押しはもちろん必要ですが、自分自身がどう困難と向き合うかだと思います。困難から逃げずに自分自身で受け止める以外に人生を切り開く道はないと思います。

誰のせいでもない、結局自分なのだと自覚したとき
そこから始まることを忘れてはいけないのだと思うのです

朝5時に、キッチンでコーヒーを淹れてきたら娘が目を覚まし「お話して」とせがまれ、思いっきり煩わしいと思った今朝を反省
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