ブログ仙岩

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あんぽ柿と皆既月食

2018-01-31 08:58:55 | エッセイ
29日スーパーからあんぽ柿を買って頂いた。大変自然甘味で甘いもののダメな私でも美味しく頂いた。

福島県伊達市梁川町五十沢でトヤマ(丸森での呼び名)柿を燻蒸し大正年間に開発されたもの。畑の土手などに植えている柿の木には3年に一回不作がある。しかし、五十沢を通ると、木の周り半径1.5m位丸く溝を掘り、肥しをやっていることを見て驚いた。熟柿をあんぽと呼んでいる。

単に干しただけの干し柿は、乾燥して黒く堅くなり、さらに時間が経過すると糖分の粉を白く吹く。これに対してあんぽ柿は、半分生のようなジューシーな感触で、熟柿のような色合いで柔らかい。カリウム、ビタミンなどの栄養素を豊富に含んでいる。

原料には主に、蜂屋柿(トヤマのことであろう)や平核無などの渋柿を使用し、各農家で30~40日かけて生産していたが、伊達市ではあんぽ柿工場を造り、今までの半分の日数で生産していると、一昨日の毎朝だよりで放送していた。

今晩8:45部分食始め~9:51皆既月食11:08~部分食0:12終わり。太陽からの光によってできた地球の影の中を月が通過するときに見られる現象。太陽、地球、月が一直線に並んだとき、月が地球の影に完全に入り込み、普段見ることのない神秘的な色の皆既月食、全国的に曇りで東北太平洋の一部と関東でやや見えるかも?。


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