いろはにほへと。。。

日々の出来事ブログ.

安納いも

2010-03-19 11:06:01 | 
息子嫁ちゃんが通販で買ったという安納いもをくれました。

  


最近人気急上昇のおイモなようで

どうして食べようとネット検索 やきいもが最高とな

どうして焼こうとネット検索 いろんなやり方があるようで

どうやっても時間がかかるのは同じなようで


オーブンレンジでやってみた。


200度温度設定、焼き時間60分で2個を焼いてみた。


安納いもはどれもそうなの?小ぶりな芋なようで
手のひらの内側に入るくらいなサイズ。

この小ささのを60分は焼きすぎでしたがちゃんと焼けました。


色は真っ黄色、ねっとりした感じの甘味の強いおイモでした。


最初2個を焼いて食べたけどどうも食べた感がない・・;

残しておいた4個をまた焼いてて食べた・・・ヨ

美味しいと思いながら
結果、頂いたのを全部ひとりで食べてしまったヨ。




これを食べながら思い出したのは子供のころ、それもほんとに小さい子供のころ

どうも私という子供は大人の話を聞いてるのが結構好きで
父親、母親、祖母がお茶飲みながら縁側なんぞに腰掛けて農作業の話をしてる傍らで
大人しい態度で聞き耳をしてた自分を忘れていない。

いくつもの話の中でこの芋の話を聞いたのは小学もまだ小さいころ

『今年は農林1号は植えんのやめっぺ』父親。
『去年植えた芋は駄目だったのか』祖母
『使いもんにねんねぇ芋だ』父親
『ベタベタした芋で使えねぇ芋だ』母親
『食べれば甘いんだが煮物になんねぇべ、天ぷらにもだめだ』母親
『豚のえさにしかなんねぇ』母親
『そんじゃ今年はやめっぺ』祖母


なんでこんな会話を覚えてるんでしょう・・・・・・私。


そう当時、裏庭で豚や鶏の飼育をしてた実家
いつもじゃが芋やさつま芋やらと豚に食べさせるために朝から夕方まで
カマドでは火を切らすことなく何かを蒸かしていた。

腹減り子供の私らはそこから良いものだけを選んではツマミ食いをして腹ごなし
これが見つかると怒られて、子供におやつは何んにも用意しなくても豚やにわとりには
きちんと餌をやらされていた子供の私・・・


話の中に出た農林1号という名前。
当時はいろんな作物の新しいのには1号や2号などと名前をつけたらしい
農林というのは当時農協が主体で奨励してる作物につける名称で野菜にもついてる言い方だったような・・?
子供の時の記憶なんていい加減なもんだから・・・。

ただこの農林1号は私は大好きなおイモでして
甘くやわらかくねっとりした食感のいくつでも食べれるおイモでした。
翌年からほんとにこれが無くて、数年後に芋と言えばこれよ!とばかりに出て来た
真っ赤な皮の紅あずま、これも美味しいと思ったけど
やっぱり懐かしさともう無いという思いの農林1号がいいなといつも思っていた。


そんなノスタルジックな私の元に届いた安納いもは
まさしく農林1号と同じ味!なつかしさで独り占め、全部一気に食べてしまいました。


今まさに同じ味の安納いもが人気あるなら当時も上手に販売すれば実家は芋御殿くらいにはなれたかも・・・・・。

年頃になって未知の食べ物に出会って、見て聞いて食べてショックだった、あの頃・・・。

芋1つでここまで考えが行くとは私の成長期は豚の餌・・・。

ああ...
食事はごく普通のを食してましたので・・あしからず



今度は自分で注文するべ。




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4 コメント

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Unknown (nihao)
2010-03-19 14:08:35
まあumiさん、ひとりで6個も食べて胸焼けしませんでしたか?
私は道産子なのでジャガ芋は好きですが、さつま芋とはあまり親しくない。
焼き芋よりは茹でジャガの方を好みますが、お芋が子どもの頃の郷愁に結びつくのは一緒ですね。
私の成長期のエサの記憶も....芋!芋!芋!
ここまで芋を熱く語ることが出来るumiさんの気持ち、すごくよ~くわかりますよ。

>なんでこんな会話を覚えてるんでしょう・・・・・・私。
大昔の何気ない大人の会話が、まるで昨日のことのようにありありと思い出されるようになったら...いろんな意味で親に近づいてきた証拠かしらね?
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nihaoさんへ (umi)
2010-03-19 15:10:53
nihaoさんの思いではジャガ芋、さすが北海道!
同じエサと表現してもわたくし・・もろエサでしたけど

この芋では胸焼けしなかったですよ、べにあずまなどはしますよ。消化が違うのかしらね?

>いろんな意味で親に近づいてきた証拠かしらね?
そうでしょうね、覚えてる親の姿で元気な様子って今の自分の年齢あたりのような気がしますから。
それにしても、芋でこんなに熱く語らないでもいいよね~~
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私もまぜてください (京こまめ)
2010-03-20 20:27:21
焼き芋ですか、安納いもって見たことありますけど、こんなにオレンジ色になるんですね。
むせるほどの甘い香り。九州の大津いもに似ています。若い頃は栗のようなお芋を好んで食べてましたが、最近では義母に影響されてこんな風にべっちゃりと甘~~いお芋を食べるようになりました。栗のようなお芋は今では喉が詰まりそうになりますからね。好みって簡単に変わるものなんですね。

子供の頃のいろいろな思い出ってひょんな時に思い出すもので、しかも鮮明にその当時が蘇ったりします。たいがい私は悔しかったことばかりですけどね。(笑)
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こまめさんへ (umi)
2010-03-21 07:04:41
はい!一緒に話ましょ^^

安納いも私も始めて食べました。
焼けた芋の中はあざやかな良い色でした。
ねっとりした食感で食べやすいお芋でした。

>最近では義母に影響されてこんな風にべっちゃりと甘~~いお芋を食べるようになりました。栗のようなお芋は今では喉が詰まりそうになりますからね。
そう芋を食べるって今はほとんどないですね、胸焼けと喉に詰まりそうな気がして食べるのが難儀なのが芋よね、もらい物の芋をキッチンの隅に置いたままダメにしたことも数知れず・・
義母様とならやわらかい安納芋はちょうどいいかもですよ。

子供の頃の事って何気ない事でふっと思い出していますよね。
こまめさんは悔しいこと?どんな?^^
思い出になると悲しかったことも悔しかったこともほろ苦いことも今ではいい思い出になってますね
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