ぽっぴんハウスでひとやすみ~★

奈良でチョークアート教室と手描きPOP教室をしているUピー(ゆーぴー)です!横にお茶でも置いてお付合い下さいませ。 

こんな記事が・・・★

2013-08-16 11:03:40 | POP広告関係

      

こんにちは!Uピーです! お盆休みも終わったのかな?
日曜日までの人も多いでしょうね。

久しぶりにゆっくり朝刊を広げたら、読者投稿欄「私の夏」のコーナーに
こんな記事を見つけましたよ。

私より少し先輩の POPライターさん・・・スーパーで手書きをバンバン描いてらした様子が
よくわかります。

私がスーパーのPOP室にいたのは、ちょうど手描きからパソコンPOPへの移行期。
でも、夏休みのイベント看板など、残業して描いたものでした。
私にとっても、なつかしい「あの頃」です。

少し画像が粗いようですので、下に記述させていただきます。


icon57「POP広告描き続けた日々」

30年ほど前、私は大型スーパーでPOP(ポップ)広告を描く仕事をしていた。
夏休みはイベントも多く、仕事も忙しい。「お化け屋敷」「縁日大会」「ゆかた祭り」。
ゴシック体、勘亭流と使い分けて描く。
筆に絵具をたっぷりと含ませて一気に描いた「夏物大処分」は、狙い通りに部分的にかすれ、
手描きならではの迫力と味が出た。
筆洗の水を捨てに屋上の洗い場に出ると、眉月が出ていた。レイアウトや配色に迷った一日を
涼風が消してくれた。
ひたすら続けたPOP広告描きもやがてパソコンでの作業に代わり、長年通った職場を私も退職した。
便利とスピードが要求される今、手描き文字の時代はもうこないのだろうか。
あの大型スーパーはマンションに変わった。近くを通るたびに、仕事に明け暮れたあの頃の
私の夏がよみがえる。
                 (茨城県 近藤美恵子)     朝日新聞 2013.8.16朝刊より




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