2000年に入ってもう13年、早いもので「ミレニアム」とか言っていたのは一昔前になりますね。
今年の正月1日2日は富士山を見ながら過ごそうということで、鐘山苑にしました。
元旦ゆっくり家を出て、富士吉田駅から名前が変更された「富士山駅」に到着。
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大月からフジサン特急への乗り換えで、初めてだったのでインターネットで席を予約しておいたのですが、一号車の席に座る権利みたいなもので、仕組みがよくわからず問い合わせたら乗るときに窓口で予約したと申し出てくださいとのこと。
結構ザックリしたシステムだけど、乗ってみれば一号車は満席でした。手作り感たっぷり。
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しかも一号車が後ろ向きで、なんだ?と思ったけど、なんと富士山駅で前と後ろが逆になって富士山が見えるらしい。その前に降りちゃうんだけど・・。でも帰りは逆に富士山駅から富士山を見ながらという仕組み。
こちらは帰り。
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駅から鐘山苑に電話したら送迎バスが来てくれた。改札をでて右側の狭いほうの出口。
総客室数126室の大型旅館。
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以前テレビで紹介されたときは狭い入口の右に傘立、左に車椅子。今回は車いすだけ。入口を広げるか場所を少しずらすかした方がいいと思うな。ここだけが狭い。
この宿を勧めた人に報告したら、裏口から入ったんじゃないの?だって。
そんなことはない。まあ宿の気遣いなんだろうけど、最初の一歩だからウエルカム感が欲しいところでした。車椅子をみると母親を連れてよく通った病院を思い出した。脇がスロープになっているから車椅子で来る人は入りやすいと思います。
部屋で「抹茶券」を貰って庭の散歩がてら清流庵という茶室に。
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お菓子と抹茶頂いて、茶室からの桂川を見ながら退室。この桂川って修善寺にあるのと同じ?と思って少し調べたらこの桂川は相模川で修善寺のは修善寺川、違うみたい、たぶんね。
面倒くさいからそこで調べるの終了。
庭は冬だけど、雪もなかったから普通に散策した。この橋だけちょっと面白い。大きい庭と比較して小さくて味もそっけもない。無骨さはあるけど、言ってみれば、利休好み?
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部屋からフジサンが良く見えた。湖山亭うぶやより近くて全景がみえる。
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露天風呂「富士山」さんからの景色は周囲が目隠ししてあって、富士山だけを望める絶景。寝湯をしながら贅沢な気分に浸っていました。うぶやはガラス越しだし、露天からは寝ながら左向かないと見れないし、こちらの方がいいですね。
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それと何と言ってもこの宿は料理が楽しめた。お正月ということもあるかもしれないけど、名残りの松茸、はしりのタラの芽、地元山梨のアワビの煮貝、京都の飛龍頭は湯葉で、金沢の鴨の治部煮やら、トリュフ、伊勢海老、フカヒレ、食材も少しづつだけど多彩。
気になるのはカロリーだけ。ある意味、欲張りなところが庶民的で大満足。利休さん、さようならって感じ。去年泊まった宿の正月料理を思い出すと特にね。
んで、2泊目は味噌が赤から白に変わり、釜飯になりました。もうね、大抵の宿は赤みその一つ覚えだから、これはうれしかった。ここの料理人さん、最高。
催し物も盛りだくさん。太鼓のショー、餅つき大会、子供の縁日風お祭り広場、羽根つき、書初めしながらお酒飲み放題コーナー。子供たちも楽しそうだった。
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2泊目は忍野八海に行ったんだけど、なんと忍野までは送迎だしてくれるんだって。行き帰りお世話になりました。
ここは初めてだったけど、八海というよりも八つのただの水溜りじゃないかという・・。
涌池。
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濁り池。売店の人に「濁ってませんね」と言ったら「にごってませんよ」ってそっけないこと。
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鏡池。
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菖蒲池。
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銚子池。
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底抜池は300円だか払って、「はんのき資料館」に入らないと行けないみたいだけど、入ってすぐにある大きな池は関係ない、左に回り込んだ先にあります。
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ここで面白かったのは、聞こえる話の内容から、20代の娘さんと親戚の叔父さんと叔母さんの3人。叔父さんが、この池は深さがわからない云々のウンチクを姪と思われる娘に話していたとことろ、娘が「ちょと入ってもらっていいですか?」と攻撃してました。叔父さんは「いやいや・・・」としばらく無言になっていました。
あと「ヒートテックじゃないところが寒い」とか文句を言いながら歩いているおねいさん、とか。
お釜池
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出口池。ちょっと歩く。Goomapに名前が出てないから少し探したけど、丸店さかなやを背中にして車道を左に10分くらいで標識があります。
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たのしいお正月でした。