Zen lecture : The Indus civilization
Zen lecture : The Indus civilization
l What is Zen?
To understand Zen through speaking words makes errors. Because Zen appreciates to understand through practicing. Zen has no forms. It is expressed through borrowing cultural forms. For example, calligraphy, drawing pictures, tea ceremony, the flower arrangement, or making Japanese garden. It is well known that Zen keeps the tradition of the Sanga organization and conservative Buddhism in Japan. There are some verses, “as like a rhinoceros horn”, in Sutta-Nipata. It is my opinion that this is the origin of Zen training. Therefore I can say, there is the common starting point between Sri Lankan Buddhism and Japanese Zen.
In the 6th century Zen was conveyed to China by Bodhi Dharma, who was a prince in south Indian country. After that, Zen was greatly developed under the influence of Chinese philosophy, Taoism, Confucianism. As you know, Buddhism was oppressed several times by the northern nations in China. However Zen had kept the Dharma lighting. Why was Zen able to carry out? Because Zen can educate their disciples without Buddhist Sutras or Buddha’s statues. It has common history between Sri Lanka and Zen. During the colonial period by Portugal, Buddhist light was almost going out because Sri Lankan Buddhism was oppressed. But through the efforts by the Sunga Buddhism restoration.
As I said previously, Zen has no forms. So, when a Christian practice Zazen, he becomes a distinguished Christian. When a physicist practices Zazen, he becomes a peaceful physicist. There are so many battles and problems about the politics or the religions in the world. I don’t think that Zen can solve these problems immediately. However, we can change ourselves. Buddha’s philosophy of peace is a self-reform. Also it is the common teaching between Sri Lankan Buddhism and Zen. I wish to learn them together.
Written and translated:Giken Yoshitomi
Corrected and edited:Chko Yoda
アジス・アベイサンダ氏はスリランカで仏教寺院、パゴダや学校などを設計する建築デザイナーです。4月17日、来日の機会にアジス氏と某建設会社を訪れました。社長に会社内と製材工場を案内していただきました。
社長
以前は一般住宅の仕事もしておりましたが、近年は寺院建築専門でさせていただいております。屋根に使う松材などがほとんど手に入らなくなりましたので現在はヒノキを中心に使っています。当社は製材所と貯木場をもっていますので製材と乾燥ができます。その分、建築経費をおさえることができます。一般住宅の建築材はすべて4メールです。寺院建築では、長いものは12メールの材料を使いますので製材所をもっていないとできません。
このヒノキ材は14メートルあります。樹齢は約200年です。山の持ち主さんから依頼があって、直接山から切り出しました。そのように材木市場だけではなく、山から切り出すこともあります。木材の仕入れにあちこち走り回わっています。ヒノキはこのように粗削りをして4年ほど自然乾燥させます。現在、2年乾燥させたところです。ケヤキ材だともっと長く乾燥させなければなりません。木材の種類によって乾燥の方法が違います。当社では機械乾燥はしません。すべて自然乾燥です。ですから完成まで時間がかかります。
丸柱はこのように背割りをいれます。そうしなければ柱にヒビが入ります。背割りの入った方は壁、もしくは目立たない方へ向けます。屋根の中などひびが入ってもかまわないものには背割りは入れません。これは柱の上にのせ、屋根をうける箱組です。このような複雑な曲線はコンピューター制御の機械で削ります。桁に彫る雲の模様や、柱のゾウさんの顔は手彫りです。当社ではそのような彫刻を他の業者に発注することなく、すべてここで職人が彫刻します。
完成しますと屋根材は外から見えません。ですが屋根材の加工がいちばん難しいです。このように手書きで図面を書き、実物大に合板で模型を作り、削ります。屋根のハネ木には神経を使います。屋根瓦の重量は1坪1トン以上あります。それをハネ木の天秤で支えます。台風や地震の揺れをこれで逃がす仕組みになっています。屋根、四隅の木組みは複雑です。屋根の中には外に出た分の三倍くらい入っています。屋根の中でハネ木が重ならないように組みます。
吉富
スリランカには梵鐘、鐘楼はありません。小さな鐘はあります。お寺の中に木造の建物はあります。実は日本の五重塔は舎利を納めるブッダのお墓ですので、スリランカのパゴダと同じです。比叡山延暦寺の根本中堂と呼ばれる本堂の造りとスリランカ、キャンディー市仏歯寺の仏殿の様式がたいへん似ています。ブッダを祀る厨子の前に煩悩の海を象徴するプールがある、という造りです。これは意外な共通点です。スリランカの寺院建築に使う木材はチーク材が多いです。これは舟の甲板に使う木材で雨に強く、長持ちするですが、堅くて加工しにくいのです。スリランカでは地震はほとんどありませんので、日本の建築とはまったく耐震基準が違います。スリランカの青空はスカイブルーですので、白いパゴダが空に映えてきれいです。日本の寺院建築の技術は1300年ほど前に韓国から伝えられました。それが現在、このように日本の風土や環境に合うようになって残されています。後世に伝えていきたい文化です。
宮寺建築会社のA社長に丁寧な説明をしていただき感謝いたします。アジス氏と奥さまは日本の寺院建築にたいへん感心されておられました。
坐禅会 毎週土曜日午前6:25~8:00
久留米市宮の陣町大杜1577-1圓通寺
初心者歓迎 参加費無料 詳細は電話でお問い合わせください。℡0942-34-0350
初回参加のみ千円。二回目以降つづけていただければ無料です。
●学校やクラブなど団体研修 坐禅申し込み随時うけたまわります。出張も致します。
費用はご希望に応じます。宿泊はありません。
都合により6月8日(土)の坐禅会はお休みです。