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100万パワーズ日記

100万パワーズがあなたに幸せをお届けする

水辺の妖精

2009年01月17日 | SATORU
いやはや皆さん昨日は自分が卒論が出来たのか気になっていたに違いありません。その証拠にアクセス数に皆さんが心配している感じが現れていました。
パソコンでワードを開き、ただひたすら訳の解らない小難しい本の内容をほぼ完コピすると言うダルい作業を2日間徹夜しダラダラと続けた結果、提出日の昼12時ごろにはA4用紙16枚に渡る大作卒論は完成しました。
因みに最後の一文字は骨折した指でタイピングしました。
いやーめちゃくちゃ回りくどい表現なんかを使う小難しい本のほぼ完コピなので、卒論の内容は自分でも良く分かりません。
自分の周りの友達の卒論なんかはサッカーの歴史やビールの歴史なんかの楽しそうなものですが、変に真面目な自分が卒論の題材にしたのは公会計です。

ゼミの先生に「題材何にする?」と聞かれた時に自分はその少し前に何となくニュースでしていたので、公会計と適当に答えました。
自分は別に公会計になんて興味はなかったし、後でキチンとした題材を考えようと思っていましたが、ゼミの先生は公会計がめちゃくちゃ好きで、「いいねー僕は公会計大好きだよ。他のキャンパスの授業では公会計制度の導入について吠えまくってるからね。」とめちゃくちゃ食い付かれたので、他の題材を取り上げるのも申し訳なく、何の面白みもない題材である公会計にした訳です。
いやーただただこの2日間は苦痛でした。訳の解らない文章に、完成するかどうかと言うプレッシャー。頑張ったあげく最終的に卒論が完成しなかった時の事を考えるとゲロを吐きそうでした。
イライラしていた自分は「何回主権者主権者言うねんクソが」と本にツッコミました。

ハートが弱い自分は途中色々な人に電話して「卒論頑張れって言うて」とか「卒論やらなアカンて怒って」と面倒くさいお願いをしたりしていました。いやー全く迷惑極まりないです。

しかしそんな皆の助けもあり、卒論は完成しました。卒論提出は17時までで、卒論が完成した時には締め切りにはまだ5時間くらい余裕がありましたが、完成した嬉しさからか走って大学まで行きました。
ゼミの先生に完成した雑な卒論を見せると、「序文を書いていないといけない」との指摘を受け、大学のパソコン室で、序文を作成しました。
2日徹夜と言う事で頭は冴えず短い序文を考えるのに1時間もかかりました。
またゼミの先生の所に戻り卒論をプリントアウトすると先生と少し話をしました。先生と会うのもこれが最後かも知れないと思い、一緒に写真を撮ろうとしましたがデジカメの電池がありませんでした。
本当に自分は間が悪いです。
先生のハンコが押してある紙と、プリントアウトしたての卒論をもらうと先生にお礼を言い教務課に向かいました。
提出時間には余裕がありましたが自分は嬉しくてニヤニヤしながら走って教務課に向かいました。
丁度その時、一緒に西脇まで帰る約束をしていた化粧からメールがありました。自分はニヤニヤしながら「今から提出しに行く所」とヘラヘラしたメールを送りました。
教務課では受け付けの女の人に「お願いします」とヘラヘラしながら元気良く一礼しました。
卒論の提出が終わると、この日の朝に届いたばかりの、綺麗なエレクトロニカのCDを聴きながら晴れ渡る空を見て「世界は何て美しいんだろう」なんてアホな事を考えていました。よっぽど卒論が提出できて嬉しくて浮かれていたのでしょう。

部屋に帰るとお腹が減ったのでカナートへ行き惣菜を買う事にしました。発想がOLの自分は自分へのご褒美と少し沢山買いました。因みに食べ物もサーモンのマリネとか、豆腐のサラダとかOLっぽいチョイスでした。
部屋でご飯を食べ終えると暇になりました。本当なら2日徹夜と言う事でスグにでも眠りにつきたかったですが、この日化粧を西脇まで送る約束をしていた自分は眠る訳にはいきません。
眠ってしまい彼女を西脇まで送れないと言うグダグダの事態を招かない為にです。
自分は帰る用意をしたりゴミ出しをしたり、散髪をしたりして眠気を紛らわし、時間をつぶしました。

19時頃に化粧から「今仕事終わりました20時くらいに着くと思います」みたいなメールが来ました。自分はそのメールを見て安心したのか、彼女へ返信メールを打ちながら眠ってしまいました。
携帯のバイブの音で目が覚めました。
化粧からの電話でした。彼女はもう三宮の駅に着いたみたいでした。
最悪です。
自分は「ごめん」と言い、電話を切りました。携帯の画面は彼女への返信メールを打っている途中でした。「可愛い女の子みたいな寝方やなー」とか思いながら慌てて部屋を飛び出しました。
彼女の電話から10分後には三宮の駅に着きました。
いつもの位置に停車すると彼女がやって来るのを待ちました。
彼女は相変わらず小さな体に大きな荷物でやって来ました。
そして前回と同様に仕事着でした。
彼女をラシーンに乗せると西脇に向けて出発です。


今日は忙しいのでおしまい。
明日につづく。
取りあえず卒論出せて良かったです。