千の風になって

心は自由に羽ばたいて~

オペラ「ヘンゼルとグレーテル」

2009-08-02 | Weblog
             

昨日、久しぶりにオペラを見にアクトシティへ行ってきました。
小澤征爾音楽塾オペラ・プロジェクト『ヘンゼルとグレーテル』ですが、やっぱり小澤征爾の指揮は
オーラが出ていて、すばらしかったです
病気療養中だったようですが、お元気な指揮振りに拍手喝采!!
席が前の方だったので、小澤さんの後ろ姿がよく見えて、身振り手振りに魅了されました。
オーケストラは「音楽塾」の若手音楽家達で、元気がよく熱がこもった演奏のように感じられました

物語はおなじみのグリム童話の「ヘンゼルとグレーテル」
ドイツではクリスマスに子供たちと観るオペラと、プログラムに書いてありましたが、
メルヘンチックで、曲も素晴らしくて充分楽しめました。
ドイツの童謡や民謡などが盛り込まれていたようで親しみが持てる音楽でしたし、
舞台装置もなかなかで、森の中の様子や、美味しそうなお菓子の家などがとてもうまく出来ていました。
東京少年少女合唱隊が、綺麗な衣装の天使たちだったり、
魔女によってジンジャークッキーにされた子供たちとなり、
魔法が解けて可愛く飛び出したり、子供たちの合唱も愉しめました。

        

海外からのオペラ歌手も、ヘンゼルとグレーテルの兄妹役を上手く演じていて、
二人で正座して歌う二重奏など、うっとりでした。

オペラは会場の雰囲気も高揚していて、楽しいのですが、いつもお値段が高いなあ~と思うのです。
もう少し、安ければ頻繁に楽しめるのに・・・
我が家では“旅行に行ったつもり~~”と、
「オペラの一日」を夫と楽しみました