千の風になって

心は自由に羽ばたいて~

羊飼いのマズルカ

2009-01-31 | 映画
週末
久し振りにレンタルビデオやさんへ行く
「アルゼンチンバアバ」は何処にありますか?って聞いたら、
おにいさんが、あ~!バアバではなくババアですね!って~
そんな大きな声で言わなくてもいいのに・・・
借りたのは「サウンドオブミュージック」と、「アルゼンチンババア」の2本

今、フォークダンスで「羊飼いのマズルカ」という曲を踊っているが、
この踊りが映画「サウンドオブミュージック」の中で踊られているという
まだフォークダンスをやっていない頃、見たので気がつかなかったわ

大好きなこの映画はいつ見ても楽しい
冒頭の空上から見た山や、湖水地帯の美しさ
ザルツブルグの景色は素晴らしいし、好きな曲は次々出てくるし、元気が出るというもの・・



さて、トラップ大佐の家で開かれたパーティーでのフォークダンス場面
マリアが子供と踊っていると大佐が“代わって”と言ってマリアと踊る
ワ~!同じ振り付けだわ(あたりまえだけど・・)
この「羊飼いのマズルカ」を踊るところだけ何度も見て、順序を覚える

いい雰囲気で二人が踊る  大佐がカッコイイ! 二人で見つめ合う
マリアならずともポーっと~

私たちフォークダンスは女性だけなので、見つめ合って、時々吹き出すことも・・・
私は身長があるので、男性役・・・今度、大佐のように気取って踊ってみよう


   


中日新聞に連載中の五木寛之の「親鸞」を毎日読んでいる
新聞小説はあまり読まない私にしては珍しく読み続いている
末香臭いが、知らない世界なので面白く、また五木寛之の筆の力もある
この次はどうなるのかと期待を持たせるような書き方が、とても上手いと思う

で、親鸞についてもっと知りたいと思って、ネット検索していたら、吉本隆明と糸井重里の対談が出てきた。浄土真宗について平易な言葉で書いてある
吉本隆明ってどんな人なんだろうと思い、またネット検索・・・ふ~ん立派な思想家で詩人でもあり文明批評家でもあるんだ
でもミーハーの私の注意をひいたのは、次女が作家の吉本ばなな と言うところ・・・長女は漫画家とか・・・

よしもとばななは「キッチン」が有名・・・海燕新人文学賞をもらって映画化にもなったのは、20年以上も前のお話
最近の作品で2007年に映画化された「アルゼンチンババア」というタイトルが面白そうなので、レンタルで借りてみることに・・・
「親鸞」から、「アルゼンチンババア」まで飛躍して、DVDを借りたのだが・・・

         


妻の死を受け入れられなくて、娘を置いて家から逃げ出した職人気質の父親がアルゼンチンババアに助けられる。
父親は役所広司・アルゼンチンババアは白髪頭で綺麗にお化粧した特異な格好の鈴木京香・娘は堀北真希
現実離れしたファンタスティックなお話で、途中少々飽いてきたが、最後はほのぼのとして、
人間っていいなあという思いが残った作品
時々流れるアルゼンチンタンゴがとてもいい

タイトルバックに、主題歌が流れる
アレッ「花祭り」じゃないの~?   花祭りはコーラスで歌ったばかり・・
と思ったら、アンデス民謡「花祭り」を原曲としたタテタカコと言う人の「ワスレナグサ」なんだって

透明感のあるちょっと変わった声に惹きつけられたりして、いろいろな出会いを楽しめたDVD鑑賞だった