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千の風になって

心は自由に羽ばたいて~

佐野美術館

2006-08-15 | 美術館
8月の美術館めぐりで三島市の「佐野美術館」へ行ってきました。この日は台風の影響で一日中雨でしたが、富士川サービスエリアで、雨の向こうに富士山の全景を見ることが出来、とても不思議に思いました。ここは雨が降っているのに、富士山の周囲は雨雲が無いというわけ???頭をひねりながら、富士山を見つめてしまいました。
佐野美術館では、三島市出身の「村上豊」の特別展をやっていました。村上氏は挿絵画家として活躍している画家でNHK[江戸を斬る]のタイトルバックの絵や、小説現代の表紙絵を現在も連載中だそうです。
絵本原画も展示されていて、昔子供の絵本で見たようななつかしい絵もありました。

                       

美術館の隣には隆泉苑という有形文化財の純日本風建築の建物とお庭がありました。
         
ここのお食事処で売っている梅花藻饅頭が有名とのことで、もちろん買いました。
この柿田川に咲く梅花藻という花のイメージだそうで、小さいけれど上品なお味でした。

次に行った所は前から行きたいと思っていた柿田川湧水公園です
富士山に降った雨が地下水となり、三島溶岩流を通ってから湧き出て柿田川の流れとなっているということです。
展望台から覗くと、砂地の真ん中から、ボコボコと水が湧き出ています。
柿田川では一日に湧き出る水は100万トンとのことですが、どの位??ぴんと来ません。
そしたら、25メートルプール2000杯分と書いてあり、実感できましたが、本当にすごい湧き水の量で、びっくりしました。

                
                 

第2展望台から。  桶のようになっていて、とてもきれいな水が湧いている。



次は由比の桜えび館と由比本陣公園と安藤広重美術館に寄りました。

桜えび館で、冷凍生桜えびのてんぷらの作り方を教えてもらいました。普通のやり方では、卵・水・小麦粉を溶いておいて、その中に桜えびを入れて衣をつけて、揚げますよね。
でも、冷凍生桜えびをザルにあけて、水をかけて解凍したら、そこへ小麦粉だけを振り入れて、揚げるんだそうです。そのやり方で、その場で揚げてくれたのを試食しましたが、カラッとしていてとってもおいしかったんです。私はいつも生桜えびだけで揚げると、ボテッとしてしまいましたが、今度はこのやり方で揚げてみようと思いました。

               
        
この3枚ののし袋は、由比本陣公園の売店で3枚100円で買いました。「可愛いデザインねえ・・」と売店の人に云ったら、「私が作っている消しゴム版画なんです」と恥ずかしそうに売店の若い娘さんが答えてくれました。
どんな時に使おうかな・・・とても楽しみです。