選挙の効果

総選挙の意味

香港人権法  バリケイト伊東

2019-11-29 08:23:42 | 政治

 東京は久しぶりにいい天気だ。太陽が恋しかった。気分がよくなる。私の気分を良くさせるいいニュースがアメリカから入った。香港人権法案が議会で可決された。トランプも当初は渋っていたが、署名した。さすが人権を国家のポリシーとするアメリカだ。共和党も民主党も全員賛成だ。香港人の民主主義を守る戦いにアメリカはしっかりしたエールを送った。アメリカはトランプの誕生以来、社会は分断しトランプ自身も弾劾の危機に直面している。しかし、中国から内政干渉だと言われながら人権法案を通過させた。人権は民主主義の基本理念だ。どれだけ人類が人権無視の非道な事を歴史上やり続けてきた事か。だからこそ人権を尊重しなければならないのだ。人権が歴史上はっきりと認識されたのは、フランス革命の時であろう。フランス市民は、自由、平等、博愛の旗印の元に王政打倒の戦いを行った。博愛を人権と言い換えてもいいだろう。日本では、1945年以前には人権はなかった。新憲法で基本的人権の尊重と高らかに人権尊重の姿勢を掲げた。残念ながら1945年以降も人権侵害は後を絶たない。日本では、まだ人権は根ずいてない。現実的には人権の国と言われるフランス、アメリカだって多くの人権侵害が起きてる。しかし、日本よりは市民の人権に対しての目が厳しい。フランスやアメリカなどの人権先進国と言われる国でも、人権闘争は続いてる。アメリカが超党派で人権法案を通過させたのは、歴史上意義がある。香港を支配したい中国に対しての牽制になる。日本政府は、まったく香港支援など考えていないようだ。中国との関係を悪化させたくないと考えてるようだ。多くの国民も政治には無関心、外国の暴動、民主主義を守る闘争など興味はない。日本には今日も腐った時間が漂流している。問題だらけの国でも、暴動など日本では起きない。日本人の頭の中は、食い物と芸能、美容しかない。あくびの出るような平和や秩序は永遠に続かない。また、日本でも激しい政治闘争の時代が来るだろう。