選挙の効果

総選挙の意味

いじめ自殺  バリケイト伊東

2019-05-20 07:47:07 | 政治
  二日ばかり書かなかった。お休みだ。書くには資料を読まなければならないし、疲れるのだ。私個人の事はどうでもいい。深刻な問題を報告しなければならない。今日もテレビは、朝から食い物番組を放送する。日本のテレビは食い物だ、町散歩、バラエティー番組だと、葛藤のない番組を多く放送するが、日本社会には葛藤と苦しみが満ちあふれてる。最近、NHKも権力に迎合するようなチャラい番組を放送する事が多くなった。久しぶりに骨のある番組を見た。昨夜、NHKがいじめに立ち向かう探偵の活動を描いた番組を放送した。まだ40代の探偵が今まで扱ったいじめ相談件数は6000件との事。すごい数に驚きだ。日本にはいじめが蔓延している。いじめ案件に関しては料金をもらわないそうだ。そこに見るのは彼の正義の戦いだ。いじめに苦しんでる子供を救いたい思いがそうさせるのだ。今、どれだけの中高生がいじめ被害に苦しんでるのか、今までどれだけの中高生が自殺したのか。報道されるいじめ自殺は氷山の一角だ。報道されないいじめ自殺のほうが多いのではないか。日本の学校、教育員会はいじめ、いじめ自殺が起きても、責任を負わない。家庭内の問題とか、ストレスで自殺したとかで片付けようとする。自己保身のために責任を負わないのだ。行政の隠蔽体質がいじめをひどくする。行政はなぜ、いじめを隠蔽するのか、何を守ろうとするのか。子供の人権を最優先に守らなければならないであろう。こんないい加減な体質では、いじめられてる子供の人権、命は守られない。だから、いじめ、いじめ自殺が多発するのだ。日本は総じて人権意識が低い。だから多くの人権被害が起きるのだ。いじめだけでなく日本には多くの人権侵害が存在している。性犯罪、強制不妊、ヘイトスピーチ、LGBT差別、ブラック労働、幼児虐待、えん罪、薬害、公害、障がい者差別、、アイヌ、技能実習生に対しての扱いなど、あげたらきりがないほどだ。日本は人権侵害だらけの国なのだ。日本はいい国なのか。明日は我が身だ。他人事ではないのだ。あなたやあなたの子供がいじめなどの人権被害を受けるかもしれない。人権は民主主義の重要な構成要素だ。日本には1945年まで人権など存在しなかったのだ。戦後、制定された憲法では、人権に関しては大幅に保証されるようになった。当たり前の事なのだ。人権のない国に、人権という人間の命、人格を保証する概念、法が導入されたのだ。新憲法制定以後でも多くの人権侵害が発生してきた。いじめなど最たるものだ。なぜ、特定の人間を攻撃するのか。いじめをする人間も、いろいろと問題を抱えてるのかもしれない。家庭内で厳しいしつけを受けてるてるとか、人が苦しむのを喜ぶような人格障害とかいろいろあるのだろうが、人を自殺まで追い込むのは良くない。子供間では解決するのは、難しい。大人が介入しなければならない。学校や教育委員会は、責任逃れの隠蔽体質を改めて、積極的に介入しなければならない。今、この瞬間にも、電車に飛び込もうとする子供がいるかもしれないのだ。あなたの子供だったらどうするのだ。こんな不条理が許されていいのか。深刻ないじめを受けてる子供は、命を守るために学校に行かなけれいいのだ。中学、高校で過ごす時間など、人生の小さい時間だ。いじめを防げない学校、教育委員会、行政は猛省しなければならない。誰のための行政なのだ。自己保身のための行政ではないはずだ。苦しんでる市民を守らなければいけない。当たり前の感覚がわからないのか。いじめで苦しんでる子供たちよ!死ぬな!生きる事のほうが、はるかに価値があるのだ。いじめをしているくそ野郎は、いじめをやめろ!自殺されたら、生涯後悔するぞ。