選挙の効果

総選挙の意味

腐るだけ  バリケイト伊東

2019-05-24 08:14:14 | 政治
  東京はいい天気だ。今日も朝から芸能人、ほれた、はれた、浮気した、麻薬使った、食い物、詐欺、いじめ、虐待、いつも同じメニューだ。日本は平和過ぎて緊張感がなさすぎる。世界は、緊張の日々が続いてる。イランとアメリカが戦争を始めるかもしれない。インドネシアでは大統領選を巡って暴動だ。ヨーロッパでは極右が勢いを増してる。移民を排斥、外国人や異質な存在を排除しようとしている。EUの統合理念が揺らいでる。アメリカは中国と貿易戦争だ。お互い、譲る気はない。ベネゼエラでも、インドでも中東でも政治的緊張が続いてる。日本は、平和が続いてるように見えるが、日本も多くの問題を抱えてるのだ。日本人は問題を感じる力が弱いのだ。若者が幼稚でちゃらくて保守的だ。政治的暴動を起こしてまで、社会を変えようとする若者はいない。最近は中年まで幼稚化してきた。日本は地理的にも島国、日本人の心も閉鎖的でガラパゴス的だ。インターネットで世界とつながってるとかいうけど、日本は世界の流れから遅れ始めてる。日本独特の進化をしている。日本の常識、世界では非常識な事も多い。日本すごいの自画自賛ナショナリズムは、日本人の心をくすぐるが、日本の悪口を言う人間を許さいという閉鎖的、田舎的な世界観なのだ。世界の骨太のナショナリズムとは、かなり違う。今、世界でナショナリズムが高まってるが、今の日本のナショナリズムは、世界レベルのナショナリズムとも方向性が違うし、パワーも不足している。安部がナショナリズムをあおってるが、安部にはカリスマ性が欠ける。トランプやヒットラーのようなカリスマ性に欠ける。安部がもっと強いカリスマ性があれば、日本もEUみたいに極右の世界観に染まるだろう。大衆心理とは、女性的なのだ。女性は強い者に惹かれる。守られたい心理が常に働いてる。日本では政治指導者より、芸能人にひかれるようだ。芸能という虚構の存在に惹かれてる内は、政治は盛り上がらない。日本の政治家は横並び意識が強い。自分を主張すると、たたかれるのを恐れる。日本人全体に言える事だ。出る杭は叩かれるのだ。政治の舞台でも政治家は人の顔色をいつもうかがってる。先輩であり、同僚の顔色は気になるのだ。忖度気質は日本人政治家をただのぼんくらにしてしまう。今の日本の社会状況では、英雄は出てこない。シーザーも、坂本竜馬も、ナポレオンも出てこない。安部が総理大臣の座にいる事自体、日本の政治的ゆがみであり、虚構性なのだ。安部の支持率は50%ぐらいあるのだ。外国の厳しい政治環境なら、安部のような男は、権力者にはなれないであろう。安部を権力者に押し上げた今の日本人の心も虚構なのだ。心ばかりでなく、日本ではすべてが虚構だ。多くの日本人は虚構の自覚もないし、虚構の演出に酔ってる面すらある。オリンピックや、新天皇の即位の政府の演出に多くの日本人は踊らされてる。オリンピックや新天皇の即位が、日本人の生活を劇的に変えるのか。何も変わらない。日本を幸福にするわけではない。日本は閉塞と虚構のくそ溜まりで腐るだけだ。日本を変えるのは、日本人ではなく戦争や自然災害による大破壊であろう。がれきと餓えの中で目覚める。