選挙の効果

総選挙の意味

ガチバトル  バリケイト伊東

2019-05-09 08:36:09 | 政治
  東京はいい天気だ。温度も快適だ。日本は平和すぎて緊張感がなさすぎる。テレビは朝から深夜まで食い物番組のオンパレードだ。ゆるキャラとペットが日本人の心をいやしてる。戦争がないのがいいが、だるい緊張感のない雰囲気が社会を満たしてる。先ほど行われた地方選挙も盛り上がりに欠けた。無投票当選が続出するような政治では、民主主義が成り立たない。平和だが、日本人は不安だらけで未来に展望を抱けない。世界を見ると、ガチバトルだ。緊張感がすごい。トランプは中国からの輸入品に25%の関税をかけると、宣言する。おどしではないようだ。中国も対抗措置をするだろう。貿易戦争なのだ。トランプは国内でも差別政策を強行している。ヒスパニックやイスラム教徒の排除を進めてる。それでも、トランプの支持率は高い。イスラエルとパレスチナと戦争が激化している。お互いに最高の憎しみ感情で殺し合いを続けてる。スペインでは移民排斥を訴える極右政党がかなりの数の議席を獲得した。フランコ時代を賛美するような政策は、かつての悪夢を呼び起こされそうだ。イギリスでもEU離脱でもめてる。フランスでは未だに暴動だ。ベネゼエラでも、香港でも、チベットでもシリア、世界中、政治的緊張に満ちてる。政治活性度が高い。日本が異常なのであって、世界は健全な政治動機で動いてる。人間の本質は悪と罪だ。人間界から戦争と犯罪はなくならない。争いは必ずしも悪くない。資本主義では、競争が成長を促すのだ。武器を使った殺し合いは避けねければならないが、価格競争は消費者には歓迎であろう。日本もビジネスでの争いは活発だ。それはいい。日本に欠けるのは、政治的な争いだ。あまりにも安部政権が強すぎて、野党が何もできない。安部がやってる民主主義破壊政治に対抗できない。日本でも政治的緊張が高まるガチバトルが必要だ。そうでないと、日本は虚構と閉塞のくそ溜まりで腐るだけだ。日本はすごいという自画自賛ナショナリズムだけが横行して、社会が動かない。平和だが、国内では、人間としての尊厳を得られない人間が山ほどいるのだ。見た目の平和感と、生活の平和感ではかなりの乖離がある。多くの日本人の心に宿るのは不安だ。不安しかない国がいい国なのか。生活も日々バトルなのだ。戦わないといい生活は得られない。激しい戦争は、日本には今ないが、生活のバトルは深刻だ。7人にひとりの子供が貧困、独身女性の3人にひとりが貧困、日本のあちこちで餓死者が出てる、こんな惨状は戦場で腹を減らしてさまよう難民と変わりない。ぶつぶつと居酒屋で愚痴をこぼしていても、解決しないのだ。政治闘争にもっていかなければならない。具体的には賃金闘争であり、社会保障の改善であり、政治家や、政党の選別を活性化する事だ。投票率40%なんて言う地方選では、話にならない。いい暮らしは天から降ってくるものではない。戦わなければ得られない。日本社会を不安にしてる権力、安倍政権と戦わなければならない。今の日本に求められてるのは、ガチな生活バトルだ。日本人よ!戦え、安倍は小心者のおぼっちぁまだ、怖くない、大衆が真剣に向かってくれば、小便ちびって逃げ出すだろう。