北海道での地震状況が明らかになってきた。ひどい状況だ。地すべりが起きた厚真では30人ばかりの人が行方不明だ。土質の火山灰地が災いした。地域のほとんどの山が地すべりを起こしてる。早く救出されるように祈ります。今の私に出来る事は祈るぐらいだ。なんとかしてやりたいが、なにもできない。自然とは無慈悲だ。人間の存在を無視してあり続けるのだ。自然は日頃、人間に多くの恵みを与えてくれるが、自然が怒ると、手がつけられない。停電もひどい話だ。停電は人災の臭いがする。地震被害の少ない網走や宗谷など、北海道全域で停電とは、システム上の問題があるのではないか。泊原発も一時、外部電源が切れた。自家発電して、保管プールのウラン燃料を冷却した。今では、外部電源は復活している。電源喪失は、福島原発の爆発事故を思わせるような重大事故を起こしかねないのだ。日本では何度も大きい自然災害を経験してきてるが、学ばない。想定外の事が起きてますでは、すまいないのだ。日頃から想定外を想定しておかなければならないのだ。いつも裏をつかれる。隙間を狙われるのだ。多くの災害専門家はいるが、専門家の意見は、軽く扱かわれる。わかっていても、費用がかかりすぎるので、後回しにされてしまう事も多い。人命を守るために、災害対策にはもう少し金を使うべきだ。国家の危機とは、外国からの侵略ばかりではなく、自然災害の脅威も大きいのだ。1945年以来、日本は戦争をしてないが、自然災害のない年はなかったのだ。毎年、なんらかの自然災害を経験してきてるのだ。そして、多くの命が失われ、大切な財産、家屋が失われてきたのだ。日本にとっては戦争より自然災害のほうが怖い。被害金額も大きい。今日にも、東京直下型地震が起きるかもしれないし、南海トラフ地震も起きるかもしれないのだ。他の地域でも起きるかもしれないのだ。他人事ではないのだ。明日は我が身なのだ。その時、生き残るために、家族を守るために、なにをすべきなのか日頃から考えておくべきだ。自然は人間に全然やさしくない。というより、自然は人間を無視して自然であり続けるのだ。人間は自然に依存しなければ生けてゆけないが、自然は人間に依存しなくても存在し続けるのだ。とてつもなく巨大な力を秘めた自然とはうまく、つきわなければならない。どんなにか科学が発達しても、人間が自然を超える事は永遠にない。行方不明の方が早く見つかるように祈ります。亡くなられた方には、ご冥福を祈ります。