選挙の効果

総選挙の意味

始まりの終わり    バリケイト伊東

2018-06-12 05:47:27 | 政治
   いよいよシンガポールでトランプとキムの会談が始まる。世界は注目している。テレビは朝から夜まで会談前の様子を伝えてる。1年前まで、ちびのロケットマン、おいぼれ野郎と、ののしりあったふたりが顔を合わせるのだ。予想もできない展開が待ち受けてるかもしれない。水面下では交渉は始まってるのだ。事務方によって、細かいところまで詰められてるようだ。しかし、成功するか失敗するかは五分五分であろう。トランプも最初の1分だと、公言している。個性の強いふたりが同じテーブルに座るのだ。お互いにくそ野郎と、ののしりあってすぐに席を立つ可能性もあるのだ。焦点の完全な非核化は成功するのかは微妙だ。マスコミが伝えるところによると、北朝鮮はかなり譲歩してるようだ。核でアメリカに対抗するのを国策としてきた国が核を放棄するのは、かなり勇気がいるのだ。成功させたいのは、トランプよりキムのほうかもしれない。丸腰になるのだから。1年以内にすべての核兵器や施設を破壊、放棄するのはほとんど不可能なのだ。時間をかけないと出来ない話なのだ。アメリカも北朝鮮もかなり譲歩してるようだ。一歩も譲歩する気がないなら会談をやる必要がないのだ。政治なんて、肥溜めなのだ。人間性の最悪な部分の闘争なのだ。肥溜めで、たぬきときつねのだまし合い、時には殺し合いなのだ。きれい事を並べて解決出来るようなもんではない。モンスターのようなたぬきときつねが会談を始める。どんな展開になるか楽しみだ。大河ドラマなんかより全然おもしろい。テーブル上のコップの水をお互いにぶっかけて退場なんていう展開になるかもしれない。会談は友好の始まりであり、朝鮮半島の軍事的緊張の終わりでもあるのだ。そうあって欲しい。世界が長年待ち望んできたのだから、成功を祈る。会談後の記者会見を楽しみに待ちましょう。