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強姦犯釈放   バリケイト伊東

2018-06-30 08:07:08 | 社会
  約1か月前に起きた富山市での8人による集団強姦事件の犯人達が、富山地検によって起訴されず釈放された。起訴されない理由は公表せず。うそでしょう!なぜ、こんな信じられない判断になるのだ。地検によれば今後は任意で捜査するそうだ。この件については私のブログで詳しく書いた。強姦という卑劣で女性の人権を著しく侵害する犯罪を許してしまうのか。被害女性が受けた屈辱感、恐怖ははかり知れないのだ。何か政治的圧力が地検にかかったのか。犯人の中に有力な政治家の息子がいたのか、警察幹部の息子がいたのか、現役の警察官がいたのか、それで圧力をかけられ、検察が大甘な判断をしたのではないかと、勘ぐりたたくなる。時々、地方では警察官が犯罪を犯すと、公表せず隠蔽したりする。強姦、最近の言葉では強制性交は最大、最悪のセクハラ犯罪なのだ。今、日本では、最近ようやくセクハラ問題で少しは世論の関心も高くなり、被害女性の人権を守ろうとする気運ができつつある。そんな中でこんな信じられないような判断をした富山地検は正義の味方なのか。日頃、警察や検察は正義の味方で犯罪者を捕まえ、市民を守ってくれると信じている。それなのに普通の市民感情を無視した起訴せずの判断は、最悪であり、法の精神を軽く考えてる。悪い奴はなんのおとがめも受けず、被害者は泣き寝入りでは法事国家の名が汚される。日本は法事国家なのだ。生活の隅々まで法の網の目がかぶせられてるのだ。最近は検察官まで草食化しているのか。検察が法をゆるく運用するならば、悪人は大喜びだ。最近の検察は政治疑獄でも、財務省の佐川を不起訴にしたり国民感情からかけ離れた判断をしている。昔のロッキード事件の時みたいに検察が正義の味方で機能していた時、検察は頼もしかった。捜査を担当する検察官に様々な圧力がかかっても、彼らは屈服する事はなかった。正義を貫いた。日本の今は、社会のタガが全体的にゆるんでる。国民は草食化し、グルメ、美容、芸能などに夢中になるが、今の日本で起きてる様々な不条理には無関心だ。自分が被害者になって始めて少し目覚めるようだ。犯罪被害、明日は我が身なのだ。犯罪者を起訴し、裁判で犯罪者に罪を課す検察官が犯罪を見逃してしまえば、日本は犯罪天国になってしまう。強姦野郎を起訴せず、野放しにするとは、それ自体犯罪だ。強姦野郎に加担すると同じだ。被害者も納得いかないであろう。検察審査会に再審査を申し込んだほうがいい。日本は平和だが、日本人の心は崩壊寸前だ。方向性もなくさまよってる。クラゲだ。骨がないのだ。数えきれないほどのクラゲの死体が日本の海に漂うであろう。近い未来の話だ。