台風１０号が日本列島を縦断するような形で迫っている。東京でも時折、激しい雨が降る。そして、すぐに止む。１０号は風が強そうだ。日本では自然だけが真実だ。自民党総裁選なんて茶番劇もいいところだ。誰が総裁になった所で日本は何も変わらない。自然には人間的虚構の演出のごまかしは通用しない。日本列島が受けてきた自然災害は、数知れずだ。自然は人間の思い、願いを無視して自然であり続ける。台風の進路を変える事は人間には出来ない。台風のパワーを減らす事も出来ない。祈るしかないのだ。大雨降らないように、がけ崩れが起きないように、川が氾濫しないように、自然の猛威の前には人間は赤ちゃんだ。無力なのだ。人間には不可能はないなんて、のぼせてはいけない。日本列島に生まれた事は運命なのだ。自然は怖い存在だが、多くの恵みも日本に与えてくれる。おいしいコメ、海産物、美しい山々、特に富士山は最高にきれいだ。そこに住む日本人も穏やかな人々だ。しかし、私から見ると、おとなしい。日本では政治的暴動は起きない。日本でも昔は暴動が良く起きていた。自然は変わらず荒いが、最近日本人は去勢されてしまった。自然のように、日本人は怒りの感情を持ったほうがいい。自然だけでなく近年では、外国の侵略も起きるかもしれないのだ。攻撃された時には、戦わなければいけないであろう。戦争はしないほうがいいのだ。しかし、破壊と支配の論理の国には銃を持って戦うしかない。人間も自然の一部だが、同族を絶滅させるまで殺すのは神も許さないであろう。自然の破壊力もすざましいが、近年では人間の破壊力もすごい。人間は自然をコントロールする前に、人間自身をコントロールする術を身につけなければいけない。核戦争の危機は迫っている。