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川塵録

『インテグリティ ーコンプライアンスを超える組織論』重版出来!

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「礼」の重要性

2024年10月20日 | 古典・漢籍
儒教の5つの徳目、仁義礼智信。

このうち、「礼」ってのは、あまり今まで私には刺さってこなかった。

儀礼、礼儀、、そりゃ大事なのは分かるけどさ。

しかし。

50歳になったからであろうか、「礼」の、形式の、カタチの持つ効能というものを、再認識している。

きっかけは、603年、飛鳥時代に、聖徳太子が制定した「冠位十二階」。「礼」のステイタスが、案外、高い。こちら

智より高いのは言うまでもなく、義や信よりも高い。
それくらい「礼」は重視された。

中身も、形から。
四の五の言わず、まずはカタチから。
カタチを整えないと、中身も整わない。
カタチを整えることで、中身も磨かれる。

  • 顔施をすること。
  • 柔和な笑みを湛えること。
  • ときには顔面筋を全部使った「満面の笑み」を与えること。
  • 人を見るときは、眼を大きくあけること。
  • 眼差しの強さは、関心の強さに比例すると知ること。
  • 人にしっかり聞こえるように、大きくはっきり話すこと。
  • 人の話を聞くときは、寄りかかったり、腕を組んだり、足を組んだりしないこと。
  • できれば身を乗り出すようにして聴くこと。
  • お世話になったらお礼をすること。
  • 返事は「ハイ」と大きくハッキリ言うこと。
  • ご馳走になったら礼状を書くこと。
これ以上はまだ言語化できていないけど、なんだか、「礼」の重要性を強く認識しようとしている自分がいます。

私の成長の経過報告として、記しておきます。

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