Facebookで堀内勉さんが三木清『人生論ノート』を取り上げている。
青空文庫でも読めるんですね。
私が三木清で一番好きなのは、「怒について」の以下。
ひとは軽蔑されたと感じたとき最もよく怒る。だから自信のある者はあまり怒らない。
しかし、その少し上には、こういう文句があるんだ。
切に義人を思う。義人とは何か、――怒ることを知れる者である。
怒ることを知れる者- 公憤と義憤はたくましゅうしないといけない。私憤は抑えるべき。
ひとは軽蔑されたと感じたとき最もよく怒る。だから自信のある者はあまり怒らない。
切に義人を思う。義人とは何か、――怒ることを知れる者である。