トヨタの不正とかで、日本人の倫理観欠如が、問題になっている。これからどんどん問題になっている。
こちら(技術者倫理の問題)
ある研究者(今井祐『新コンプライアンス経営』197-199頁)は、戦後教育のせいにする。団塊世代以下は、道徳教育受けてないからダメだよ的に。
人は、日本人は、倫理・道徳をいつ教わるか。
- 幼少期:親から
- 小学校:週一?くらいの道徳の授業(退屈なビデオ見たり)
- 中高:教わらない(カリキュラムとしては)
- 大学:もっと教わらない
- 社会人:コンプライアンス研修で少し
このように、小1(7歳)から大卒(22歳)まで、15年間、ロクに、我々は倫理道徳を教わっていない。
ま、立派な親とか、宗教とか、自分で本を読んだりとかして、学ぶ機会があるとしても。
国家のシステムとしては、倫理道徳を、人間が一番人格を形成するのに重要な15年間に、教えていない。
これが、今のトヨタとかの不祥事の遠因といえます。