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『沈黙の宗教 -儒教』 加地伸行

2024年10月07日 | 古典・漢籍
加地伸行さんは、中国古典の専門家。

彼は、儒教を宗教と考える。

◆ 儒教の本質とは、「生命の連続の自覚」

◆ 死者に対する日本人と中国人の間隔の違い。

 日本:死者は仏になる
 中国:死んでも仏にならない

 だから、日本で、恨んでいた相手が死んで、墓を暴いて、死体を凌辱することはない。
 でも、中国では、敵対する相手の墓を暴いて死体を凌辱することはある。

 実際、清の最後の、西太后の死体を、死後20年後(!)に屍姦したりした、、、 こちら(過去記事) 
 20年後に屍姦って、、、 

 この違いが、靖国神社の参拝にも影響している。

 日本は、A級戦犯でも、まあ死者は仏だから、的な間隔。
 でも、中国から見ると、A級戦犯を祀っているところにお参りするなんて!ってことになる。

 日中のこの死者に対する間隔の違いは、勉強になりました!

 
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