贈与社会の到来、が予見されている。
資本主義の次を担う概念として。
博報堂では「オクリレーション」って言葉も作っている。
「贈与」でググるだけで、たくさんの本がヒットするようになりました。
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贈与とセットで考えたいのが、「支配」。
人は、支配的地位に立ちたいから、贈与する、ってことがある。
贈与するような、上の地位に登りたいから、贈与する。
漱石『坊っちゃん』で、坊っちゃんと山嵐が、たしかうどん代の押し付けをし合う、あれですね。
私も、自分が「自腹を切っている」って状態に、悦に入りたいから、贈与する(対価の受領を拒む)ってことがあります。
要するに、自己満足です。自己満足のための贈与。「俺は贈与できる、支配的地位に立っているんだ」という自己満のための贈与。
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これ以上はまだ深堀りできていませんが、取り急ぎ。
いろんな贈与論を読んで、あまり強調されていないので(ネットでググっても出てきませんし)、備忘のために書いておきます。