二十一回猛士

夕食では、大人の私から、何か一つ､話題を振るようにしている。プレゼン1、２分。

子どものことばかり聞くんではなくて、大人の世界のことを聞かせるのも教育かな、と思って。

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今晩は、吉田二十一回猛士の話。

吉田松陰のこと。

松陰は、旧姓「杉」と、現姓「吉田」の漢字の中に「２１」があることを発見して、人生で２１回､革命的なことをしようとした。

３回目で、黒船に乗り込もうとして、捕まって、そのまま斬首…

その、残り１８回の革命をやり残した悔しさが、久坂玄瑞や高杉晋作に乗り遷った。憑依した。

松陰は、「二十一回猛士」として死にました。辞世にそう署名しました。

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