川塵録

『インテグリティ ーコンプライアンスを超える組織論』重版出来!

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ロールモデルはいますか

2024年08月05日 | 業務効率化・ライフハック
ロールモデルはいますか。

ロールモデルってのは、私の中では、「尊敬する人」とはちょっと違う。業界の大先輩みたいな人。

会ったことがあってもなくてもいいが、例えば織田信長とか、遠すぎる人ではなく。

ロールモデルの直訳は「役割の模範」。まあ要するに、自分が置かれた境遇において、模範となる人物。

歴史上の人物が「尊敬する人物」で、自分と同じ業界の先輩/大先輩が「ロールモデル」と私は区別している。

このロールモデルを持つことは、尊敬する人物を持つのと同じくらい、大事だと思う。

キャリア形成に迷ったとき。大きな岐路に立ったとき。自分だけでは決めかねているとき。

「あの人ならどうするかな」と想像してみて、それで自分の行く道を決める。

私の場合は、あのガンディがロールモデルです。特に、家庭連合案件を引き受けたときは。

弁護士のガンディが、政府から家庭連合が虐められている状況で、「家庭連合が評判悪いから」って理由で受任を断るかな、と想像した。

アフリカで、弁護士として、そして後にインドで、身を賭して、実際何度も(調べると6度も)牢屋にぶち込まれて、差別と戦ったガンディが、「自分の評判が落ちて売上も減るから」って理由で受任を断るかな、と想像した。

否、だった。

だから引き受けた。

私が家庭連合案件を引き受けたのは、だからガンディのせいです。

なお、9年前に私が独立して中山国際法律事務所を設立したときも、ロゴに、ガンディの

You must be the change that you wish to see in the world 
世界を変えたければ、まず自分が変われ

から取った Be the change を入れた。

法律事務所のロゴにこういう強いメッセージ性がある事務所は、日本で、いや世界で、私の事務所だけだと思う。

こういうロゴを入れたときから、9年後に家庭連合案件を引き受けることが、ある意味運命づけられていたとも言える。結果論ですが。

受任当初は家庭連合のことは何も知りませんでしたが、今は、戦前や戦後の軍部・共産主義跋扈になびいてしまった弱い日本国民と、家庭連合バッシングに明け暮れる日本国民は、変わっていないな、だから変えなきゃいけないな、と勝手に使命感を感じている。

数十年単位の、長い道のりだ。

____________

みなさまも、ロールモデルをお持ちになることをオススメします。

「だれをロールモデルとするか」は、その人の「軸」というか、本質というか、アイデンティティですね。
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