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川塵録

『インテグリティ ーコンプライアンスを超える組織論』重版出来!

コンプラを変え,会社を変え,日本を変える!

一年間しゃべるな

2025年01月10日 | 人物
伊藤忠の大経営者、岡藤正広さんが、営業マン1年目、

カバン持ちをしろ。
一年間、しゃべるな。
ノートだけ取っておけ。

と言われた。

屈辱だったろう。
悔しかったろう。

伊藤忠の商社マン、しかも岡藤さんのように気の強い人が、この命令を受け入れることが、どれくらい辛かったか。

これを受け入れたから、今の岡藤さんがある。

末ついに海となるべき山水も
 しばし木の葉の下くぐるなり

そんな田中角栄が愛した一句を思い出しました。

今朝の日経新聞、私の履歴書。
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紙クズ拾え

2025年01月08日 | 人物
足元の紙クズ一つ拾えない人間に何ができよう?

森信三

〜〜〜

吉川充秀さんは、ふざけたような方ですが、ちゃんと森信三も読んでいる。

一度お会いしたい。







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ここは一発カマしたれ

2025年01月08日 | 人物
ここは一発カマしたれ。

伊藤忠に入社した岡藤さんが思った言葉。

私も似たような血気盛んな若者でした、、、

少年野球の応援歌で

ここ〜で一発カマしたれ♩

ってのがありますね。

そのメロディが聞こえてきました♩

今朝の日経新聞、私の履歴書。
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伊藤忠 岡藤正広会長 結核でも2浪で東大に

2025年01月06日 | 人物
日経新聞の私の履歴書。

妻は毎日楽しみにしているらしいが、私は実はほとんど読まない。

よっぽど興味ある人のを、5年に1度くらい。

その5年に1度の逸材が、伊藤忠 岡藤正広会長。私が今日本で一番尊敬するサラリーマン経営者。

社長になってから株価10倍くらい?

ダントツの成績。

彼は、高校3年生の時に結核になって、大学紛争で東大入試もなくなって、、、

でも2浪で東大に。

その当時の鬱屈感たるや。

自分のせいではない、病気。

自分のせいではない、学生運動で入試中止。

みんな自分のせいではないもので、人生が開くのを、最も輝かしい18歳から20歳の青春を、閉ざされた。

当時の彼の挫折感、絶望感、どん底感は、如何許りか。

明日も読むのが楽しみです。


【私の履歴書】岡藤正広(5) 結核:日本経済新聞

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追悼 西尾幹二

2024年12月31日 | 人物
西尾幹二が11月に亡くなっていたか。最新の文藝春秋の「蓋棺録」で認識した。

彼の本はよく読んだ。

この文藝春秋でも取り上げられているが、以下の『人生の価値について』なんかは、20代の私の腸(はらわた)に沁みわたったのを覚えている。

 
ニーチェ研究で知られる西尾幹二の座右の銘は、ニーチェの

 君が出会う最悪の敵は、いつも君自身だろう

らしい。

瞑目して西尾兄の魂を想う。

____________

 後記:しかしこの西尾兄に関する「蓋棺録」の記事のクオリティは高い。
   さすが文藝春秋。
   
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中田厚仁さんの父、中田武仁さん

2024年12月29日 | 人物
中田厚仁さんが1993年(もう31年も前ですか)にカンボジアで亡くなったあの事件当時から、「すっごい父親だな」って尊敬していた。

この父親の武仁さんは、息子厚仁さんが中学生に入りまではお茶を飲ませなかった。

その理由が振るっている。「世の中には子どもには意味もわからずに従わねばならぬルールがある。そういうものがあるということを教えるため」。

そういう「厳」とした教育方針をなにかの雑誌で読んで、感動した。

蔵書を整理したら出てきたこの、中田武仁さんの、亡くなった厚仁さんに捧げる本。


 
私が付箋を貼って感動した箇所を抜粋:

 「厚仁は肉体こそ失いましたが、最も崇高なものを得たと確信しています」

 「人を愛せないほど不幸なことはない。愛されなくとも愛すことができる人は幸せだ」
(武仁さんが厚仁さんに教えていた考え)

この辺、特に「崇高」の二文字からすると、武仁さんは敬虔なクリスチャンだったんでしょうか。

キリスト教とまったく縁がない人から、「崇高」という言葉は出てこないだろう。

____________

愛されなくても、愛し続ける。

そういう人間になりましょう。

この本は、来年に中3になる長男に授けることにする。
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官吏の亀鑑・島田叡

2024年12月28日 | 人物
家庭連合の応援をしていると、ちょっと残念な文科省の方々が念頭に上がる。

しかし。

80年前、そう、ちょうど80年前に、「官吏の亀鑑」(「亀鑑」は模範の意味)と崇められた官僚がいた。

戦前・戦中最後の沖縄県知事・島田叡(アキラ)。

1年半くらい前、私がハマっていた。彼の本は手に入るものはおそらく全部読んだ。


昭和20年1月(ちょうど80年前です)、誰も行かないから、「俺が行かないと、誰かが赴任して死ぬことになる」と言って、死地に赴いた。

大学野球部の先輩なので、余計にシンパシーがある。

____________

私は今、加地伸行さんから論語を教わっている。


そこで加地伸行さんが、

「学ぶというのは、知識を学ぶことではない。沖縄の、島田叡知事の生き方から、道徳的なことを学ぶということです」

とおっしゃっている。

全く同感。

道徳、という文脈で、唐突に、加地伸行さんが、島田叡を出してきた。

それくらい、中国史、儒教史、道徳の大家の加地伸行さんの中で、「島田叡の生き方」というのは、大きい。

道徳を体現したのが、島田叡。

日本人が学ぶ一番最初の人が、島田叡。

聖徳太子ではなく、徳川家康でも織田信長でも、西郷隆盛でも坂本龍馬でもなく、いわんや伊藤博文でも吉田茂でもなく。

島田叡。

それくらい、日本の精神史において、島田叡の存在意義は、大きい。

島田叡のようになりましょう。

人の嫌がることをせよ。
人の嫌がるところへ行け。

これは内村鑑三。

この言葉に導かれて、アフガンの医師の中村哲さんは、アフガンへ赴きました。

____________

家庭連合案件を扱う文科省の官僚の方々も、島田叡の人生から何かを学んでいただければ。


 
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怪僧・南天棒の「井頭六年」

2024年12月28日 | 人物
達磨大師は面壁九年。

南天棒は井頭(せいとう)六年。

井戸の上で6年間、坐禅を組んでいたから。

快著『南天棒』から、禅の怪僧・南天棒の、「井戸の上に6年間、寝ないで坐禅する修行」を紹介します。

~~~以下引用~~~

夜という夜は解定消灯を待って、ひとり坐禅蒲団を抱えて、開山堂や墓地の閑静なところで端坐し、また梅林寺へ来てからは、例の井桁の上に坐し、毎朝、暁鐘をきいて堂内へ帰単した。

春夏秋冬、四日、九日の掃除日も作務の日も、一日一夜欠かしたことがない。

だからワシは十九から六年間、横に寝たことがない。

眠くなると、三尺の竹箆で手首を打って打って打ちぬくので、血の出ることもいくたびか、とうとうそれが固まってタコになった。

その証拠はこれだ。

左の手を主に打ったので、これこのとおりだ。

あるとき剣道家がワシの手を見て、若いとき剣道をやったと思うて問うたことがあったが、ワシは剣道はきらいじゃないが、このタコは眠り除けのためにできたものだ。

刻苦大なれば、光明必ず盛大なりと思うたから、石地蔵になって坐り通したぞ。

~~~引用終わり~~~

刻苦大なれば、光明必ず盛大なり。

大なる刻苦を喜びましょう。


 
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山岡鉄舟の最期

2024年12月27日 | 人物
剣と禅の達人、山岡鉄舟。

明治維新の、隠れた立役者。

天皇陛下を投げ飛ばした、おそらく歴史上唯一の人物。

忖度がない。

その剛毅なる山岡鉄舟の最期は、先日ちこっと紹介しました。


改めて、その最期を見届けた、鉄舟の禅の師匠の、南天棒の描写を、とくと味わいください。

~~~以下引用(ひらがなを漢字に直したり改行処理したりしてます)~~~

(7月)19日の朝は、自ら浴室に入って身を清め、白衣を着て蒲団の上に結跏趺坐し、金剛経一巻を懐中に納め、右手に扇子、左手に念珠を握り、静かに左右を見渡して、親族知己門弟らに、

「諸君好在(こうざい)、我れ今日先逝(せんせい)す」

と、言い終わり、微笑して瞑目した。

時これ6時31分、齢まさに53歳だった。いわゆる坐脱だ。

さすが平常の修養しただけあって、実に近代にない立派な大往生だ。

ただの者には、微笑の死はとてもできるものじゃない。

殊に山岡の胃癌は、腹が膨れてひどく痛み、苦しい詰めだった。

それに笑って、従容として死に就くとは……。

鬼をもひしぐ南天棒も、四句誓願文を唱えながら、慄然とし、かつは喜び涙が衣を濡らした。

ワシの死もかくありたしと念じた。

~~~引用終わり~~~

ワシの死もかくありたし。

ってか、『笑って死ねる人生論』なんて書いちまった以上、この「微笑の死」を遂げた鉄舟を見本とせざるを得ない。


 

これから毎年7月19日の命日には、鉄舟を偲ぶことにする。

本稿の描写は、以下の本の138-139頁から。

 
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末續慎吾さんの顔が変わった

2024年12月27日 | 人物
45歳で「世界陸上を目指す!」と現役復帰宣言した、あの、ナンバ走りの、陸上の末續慎吾さん。


40代を超えて「整形したんじゃ?」って思わせるほどハンサムになっている。

顔は変わるんです。

顔は語るんです。

顔を見れば分かるんです。

私も負けずにハンサムになります! 
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『近きより』 正木ひろし

2024年12月27日 | 人物
正木ひろし をご存知ですか。

戦争世代の弁護士。
『首なし事件』を起こした。

 参考記事(数行で私がまとめました)
 参考記事2(ウィキ)

自分が犯罪を犯してまでして、真実に迫った。
とっても勇気がある人。

戦時中、その狂った時勢に抗して、『近きより』という私家版の冊子を発行し、時勢を、政府を、批判した。

目の前の依頼者を救うよりも、私にはやらねばならぬことがある、と言って。
目の前の案件を処理するよりも、今、私がこれを言わねば誰が言う。

その気概で。
乃公出でずんば、の気概で。

弁護士の鑑。

昭和時代にはまだ弁護士でも立派だと認識されていた。
今の若い弁護士は誰も知らないだろう。

蔵書を整理していて、彼の全集を見つけて、パシャリ。
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文鮮明の言葉 ー属人主義でいいのか

2024年12月27日 | 人物
家庭連合信者から文鮮明創始者のいい言葉を教わった:

◆ 神様も「あなたなしには生きられない」と言える人格者になりなさい。

◆ 不義を見てそのままにしておく者は良心家ではない。

◆ 我々はどのような人とならなければならないのか。神の代わりに生きる人とならなければならない。

◆ 皆さんが歩んだ道に対して、あとについてくるすべての人々が頭を下げて礼をすることのできる道を残していかなければならない。

いいことを言っているじゃないですか。


____________

属人主義はダメだ、と言われる。

「何を言ったか」よりも、「誰が言ったか」を重視してはいけない。

とはいえ、ヒトラーや麻原彰晃がもし良いことを言っていても、それを取り上げることは今でも反社会的だと思われる。

だから、ヒトラーと麻原彰晃には「属人主義」が当てはまっている。

文鮮明もまだ世間的にはそんな感じなんだろう。

10年、20年、50年かけて、そうならない世の中になれば。

私は2年間、家庭連合を研究していますが、ヒトラーや麻原彰晃と、文鮮明は全く違うと感じています。

 ※ ヒトラーは600万人のユダヤ人を殺した。
  麻原彰晃は29人をポアした。
  家庭連合はこの60年、日本で刑事事件一つ犯していない。

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体をぶつけて体当たり

2024年12月26日 | 人物
私が尊敬する執行草舟さんは、口を開けば「体当たり」という。もう数ページに1回「体当たり」と書いている。

成敗を考えるな。成功とか失敗とか言うな。やるべきことをやるだけ。四の五の言う小利口になるな。馬鹿になれ。ドン・キホーテのように前のめりで死ね。

そんなニュアンス。

その「体当たり」は、おそらく、執行草舟がこよなく尊敬する、三島由紀夫の、あの、「檄」から来ている。

割腹直前、自衛隊員に向けてアジった、あの、「檄」。


~~~以下引用~~~
日本だ。われわれの愛する歴史と伝統の国、日本だ。これを骨抜きにしてしまつた憲法に体をぶつけて死ぬ奴はゐないのか。
~~~引用終わり~~~

三島が、「体をぶつけて」死ねとアジった。
だから執行草舟も「体当たり」と言っている。

私は勝手にそう理解している。

 ↓ 以下は執行草舟さんの最近の本。この「体当たり」が載っているかは自信ありません。

 
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競泳 大橋悠依さん

2024年12月24日 | 人物
引退した競泳の大橋悠依さんの、今朝の日経の記事。

黄色部分が刺さった。

勝つとか負けるとか、成功とか失敗ではなく、目の前のやるべきことを、まずは精一杯丁寧にやること。

まずはそこからだ。

そしてそれだけだ。
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『共感バカ』の池田清彦さん

2024年12月23日 | 人物
池田清彦さんは生物学者。何冊か読んだことがある。

現代日本を読み解くキーワード「共感」について学ぼうと、池田さんの『共感バカ』を読んでいたら、、、

家庭連合について、鈴木エイト氏よりも過激な発言が出てきた。






自民党の政策は「すべて旧統一教会の差し金である」、、、


じ、自民党が「旧統一教会の政治支部」だって、、


だから自民党も「最恐のカルト集団」だって、、、

それ以外はバカバカしくて引用する気にもなれない。

こういう学者さんがいらっしゃる(ちなみに山本太郎ファン)、というだけで、勉強になりました。

「共感バカ」を揶揄されていらっしゃいますが、安倍事件後の世論にはしっかり共感されているようです。





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