クライアントにとってベストの前に、まずは自分のベストを。
弁護士が「クライアントにとってベスト」を考えるのは、当然というか、みんなそう謳っている。
でも、何が「クライアントにとってベストか」は、特に若手弁護士には判断がつかない。というか判断が及ばない。
そこで、まずは「自分にとってベストか」を目指すといい。
この「自分にとってベスト」ってのは、わたし的には、「自分の力を出し切る」ってことですね。「自分の力の限界までやる」ってこと。
結局は、精神論的というよりは、「可処分時間をギリギリまで仕事に費やしたか、逃げなかったか」という、時間的なところが大部分を占めるのかもですが、、
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なんでこんなことを考えたかというと、最近の私の中山国際法律事務所では、突発的な人手不足になることがあり、そのせいもあって(いいわけですが)、必ずしも、迅速さの点で、クライアントにとってベストの仕事をできていないと私が感じることがある。
経営者としての私の未熟さがなせるところ。
だけど、それで自己嫌悪に陥らないようにしている。「自分は自分の限界までやっているんだ」っていう認識があるから。こうやって自己肯定感を高めるようにしている。
鬱になる方のメンタリティはよくわかりませんが、私の場合は、少なくとも、「自分はいつも自分の限界まで頑張っている」って自覚があるから、結果が出ないとしても、変に落ち込むことはない。
周りを見渡すと、こうやって私のように「いつも自分の限界まで挑戦している」人ってのは、とても少ないように思われる。弁護士でも100人に1人とかそのくらいなのかな、、
今日も、(土)ですが、朝5時から事務所に行って、18時までガッツリ働いてきました。
天は見ている。
いつかいいことがあるだろう。