Gomaler's~神社仏閣巡り~癒しを求めてⅢ

主に関西の神社仏閣巡りと御朱印が趣味です。
生きた証として好き勝手に書いております。(笑)

江島杉山神社(2018年2月17日参拝)

2018年03月20日 | 神社
勝海舟生誕の地より5分ほど歩くと江島杉山神社に到着。

こちらはあの江ノ島弁財天の御分霊が祀られた神社です。


所在地:東京都墨田区千歳1-8-2
御祭神:市杵島比売命
配合神:倉稲魂命・大国主命・杉山和一大人命
創建:明治23年(1890)
社格:村社


【由緒】


当社は江ノ島弁財天の御分霊と同社を篤く崇敬した
杉山和一検校を祀った神社である。

明治時代に入り政府によって屋敷は没収されたが、
弁財天社のみ残り江島神社と称した。

明治23年(1890)に杉山和一を祀る杉山神社が創建された。

大正12年(1923)関東大震災により社殿焼失、
大正15年(1926)に再建された。

昭和20年(1945)太平洋戦争の空襲により社殿焼失。
昭和27年(1952)江島神社に杉山神社が合祀され、
江島杉山神社となり、現在に至る。


【杉山和一】
慶長15年(1610)に藤堂高虎が、
藩主である伊勢国津藩の藩士の長男として誕生するも幼く失明。

江戸の盲人鍼医であった山瀬琢一に入門後破門される。

失意のどん底にあった和一は目が不自由な自分は、
生きる為に何かを成就させねばと芸能の神また盲人の守護神であり、
和一が信仰していた江ノ島弁財天の岩屋に籠り断食修行を行う。

天和2年(1682)には世界で初めて視覚障害者の為に、
現在の学校にあたる鍼治講習所を設け鍼灸・あん摩療法の生業の道を開く。

その名声を聞いた5代将軍徳川綱吉が和一を扶持検校として召し抱え、
自身の治療にあたらせた。

綱吉公は高齢の和一が江戸から江ノ島弁財天まで月参りしているのを不憫に思い、
元禄6年(1693)に当地本所一つ目に三千坪余りの土地を与え、
そこに弁財天を分社して祀らせた。

この神社は一つ目弁天社と呼ばれた。


【鳥居】



【狛犬】



【鳥居】



【拝殿】


綺麗な拝殿です。


【杉多稲荷神社】



【銭洗】


お金を洗いたい人は洗いまくってください。(笑)


【弁才天】



【美玉洗】





【岩屋】


怪しげな洞窟がある。

当然入っていきます。(^^

江ノ島の洞窟を模して寛政5年に造られたそうです。

意外と古いんですね。




杉山和一大人命。

洞窟はそんなに長くはありませんが、
ちゃんと洞窟してました。(^^






突き当りと左折した先に宗像三神と宇賀神が祀られていました。

雰囲気があって良かったです。

私の次に入っていった白人の男性は洞窟内に入って、
どう思ったことだろう?(^^;


【御朱印】