Gomaler's~神社仏閣巡り~癒しを求めてⅢ

主に関西の神社仏閣巡りと御朱印が趣味です。
生きた証として好き勝手に書いております。(笑)

中言神社(2018年2月11日参拝)

2018年03月08日 | 神社
浄国寺の近くに中言神社があります。

この神社には駐車場がありませんので御注意を。

私は浄国寺から徒歩で行きましたが、
神社専の方は近くの黒牛茶屋で買い物か喫茶していただき、
店員さんに中言神社に参拝すると一声かければ、
少しの間だけなら停めさせてくれるでしょう。

くれぐれも無断で停めないようにして下さいね。


所在地:和歌山県海南市黒江933
御祭神:名草彦命、名草姫命、八王子命
創建:弘仁3年(813)


【由緒】


万葉の太古より歌枕として萬葉集に詠まれている黒牛潟は、
当神社の境内周辺の地で、紀伊続風土記にこの地古海の入江にて、
その干潟の中に牛に似たる黒き石あり、満潮には隠れ干潮には現る、
因りて黒牛潟と呼ぶとあり。

この小高い丘の上に嵯峨天皇の弘仁3年(813)に、
紀伊国司が鎮守の神として八王子命を祀る。

後に上代の海草地方の統治者名草彦命、名草姫命2柱の御祭神は、
五箇荘吉原村に鎮座したが、中世南北朝の頃、冬野村に動座し、
文和3年(1354)年国造左京大夫度会貞国が、
その霊爾を奉じて八王子社の側に奉遷し、中言神社と称した。

中言と称するは「中は中臣と同しく言は即事なり名草の国造として
神と君との御中を執持て事を執行う職なれば中言と称する」とされており、
子どもの生育成長を守り、縁結び、陰陽和合の神として、
人々に崇敬されている。

明治に至り神社統合により、
船尾地区の中言神社及び氏子内の諸社を合祀し現在に至る。


【神明靖国鳥居】


車も通れ無い路地を歩き神社に到着。


【境内】


普段は無人のこじんまりとした神社です。


【筆塚】





【歌碑】





【井戸】





【黒牛の水】





【境内社】





【拝殿】





【狛犬】



御朱印は普段は無人なのでいただけません。

祭りなど宮司さんや氏子さんがいる時にはいただけます。