Gomaler's~神社仏閣巡り~癒しを求めてⅢ

主に関西の神社仏閣巡りと御朱印が趣味です。
生きた証として好き勝手に書いております。(笑)

ハニベ巌窟院 其の一(2022年9月3日参拝)

2022年10月30日 | 仏閣
今日は仕事で小松空港に日帰りで行くので、
仕事前に恒例の寄り道でちょっとだけ寺社を参拝します。

小松市といえばずっと前から参拝してみたかった所があります。
それはインパクト大な仏様がおわすハニベ巌窟院です。

その余りにも巨大な仏様と洞窟の異様な仏像群によって、
ネットではおもしろおかしくB級スポットとして紹介されています。

とりあえず行ってみないと真実は分かりませんので、
この目で確かめたいと思います。


所在地:石川県小松市立明寺町イ-1
宗派:単立
御本尊:釈迦牟尼
創建:昭和26年(1951)
開山:都賀田勇馬
駐車場:無料


【縁起】
ハニベ巌窟院は昭和26年(1951)初代院主都賀田勇馬よって開洞されました。
戦後まもなく乱世を憂い世界平和と人類繁栄を願い黙々と仏をつくり続けて来ました。

ハニベとは昔、埴輪等土で彫刻を作る人を土部師(はにべし)と言い、
現在の彫塑家の事を言います・
ハニベ巌窟院は彫塑家のつくった洞窟のお寺と言う意味です。

ハニベ釈迦牟尼大仏の仏頭は世界平和を祈りつくりました高さ15mあります。 
仏頭建立は昭和58年(1983)高さ33mの大仏建立が悲願です。

石切り場跡の洞窟の長さは約150メートル。
初代・二代院主がつくりました不動明王をはじめ、
阿弥陀如来他おびただしい仏像群がところせましと安置され、
皆様を知らず知らずのうちに幽玄の世界に導いてくれることでしょう。


【杉津PA】




恋人達の聖地の一つとなっていますが、
ここから見る若狭湾が好きで北陸道を通る時は必ず見に来ています。

自宅から三時間半かかってハニベ巌窟院に到着。

大型の無料駐車場に車を停めていざ参拝開始。
ちなみに拝観料は800円です。


【ハニベ釈迦牟尼大仏】




これこれ、一度見たら忘れないインパクトあるでしょ。
確かにこれを見たらトンデモ寺院と思っちゃうよね。

何でも最終目標は33メートルの立像にするらしいが、
母親の為に巨大寺院を作った相互タクシーの会長ぐらいの財力が無いと厳しいでしょうね。


【水子堂】


仏頭の下に入って見ると驚きました。
堂内にはかなりの数の水子地蔵が安置されていました。

ここは私には無縁なので早々に立ち去り洞窟へ向かう。


【ハニベ釈迦牟尼大仏】




やっぱりもの凄いインパクトです。


【水子地蔵】





【御神馬】



【ハニベ釈迦牟尼大仏】




最終的にこのような大仏を作りたいみたいですね。
どっしりとした良い仏像だと思います。


【彫刻】


急に現代アートの彫刻が登場。


【境内】





【狛犬】





【石塔・石仏】



【石仏】



【水子地蔵堂】



【参道】





【建物】




この建物は宿坊のような感じですが何なのか分かりませんでした。




文字がよく読めないのですが、
諏訪大神というのは読めました。


【石仏】







【六体地蔵】



【境内】


軽く登りきった場所に何やら凄いモノが。


【象】



【ライオン】


これが純粋なお寺ならいかがなものかと思うけど、
ハニベ巌窟院を作った彫塑家の作品を展示するのはしゃーないです。


【仏像】
























えーっと、いちいち紹介するのが面倒くさくなるほど、
いろいろな仏像が安置されていました。


【彫刻】


こ、こ、これは一体?
ちょっとヤバい作品ですね。


【鐘楼堂】



【彫像】


こ、こ、これは一体?
あんた誰?(笑)

調べてみたら西田幾多郎という京都大学名誉教授で京都学派の創始者で、
加賀生まれの哲学者だそうで。

哲学とは無縁なので勿論知りませんでした。(笑)

長くなりましたので続きは次回。

新世界通天閣・串かつ(2022年8月19日実食)

2022年10月29日 | 旅行・その他


フェルメール展を見終わり腹が減ったので、
近くの新世界で名物の串カツを食いに行こう。


【風景】


大阪市立美術館と阿倍野ハルカス。


【ビリケンさん】



【横綱通天閣店】




近くにある有名店だるまは相変わらず混んでいたが、
私は横綱という店に入店。


【おまかせ盛り合わせ】


10本1380円也。


【どて焼き】


480円也。

美味かったです。
しかし会計がウーロン茶込みで2000円ぐらいなので、
旅行ならいいが普段の食事なら意外と高くなりますね。


【通天閣】



【串カツだるま発祥の地】


さすがに満員。
狭いし締め切っている店内なんでコロナが心配。

だるまって昔一度食ったことあるけど、
めっちゃ混んでるから1時間のみで串カツも作り置きなのか、
熱々ではなくあんまり美味くなかった印象があるんですよね。


【射的秘宝館】


開いてなかった、残念。


【ビリケン】




これはさすがにお参りする気にならない。(笑)


【通天閣】





【映画館】


このテのポルノ上映館は絶滅したと思っていたけど、
さすが新世界ですね、まだ生き残っていました。(笑)

これにて本日は終了。
どこか遠くに行って神社仏閣巡りしたいな。

ドレスデン国立古典絵画館所蔵フェルメールと17世紀オランダ絵画展(2022年8月19日鑑賞)

2022年10月24日 | 旅行・その他


今日はフェルメールの作品を鑑賞しに大阪市立美術館にやって来ました。

ドレスデン国立古典絵画館所蔵フェルメールと17世紀オランダ絵画展で、
修復された窓辺で手紙を読む女が世界初公開されるとあって、
フェルメール好きは行かないわけにはいきません。


【窓辺で手紙を読む女】
ヨハネス・フェルメールが1657年から1659年に描いた絵画。
ドレスデンのアルテ・マイスター絵画館が所蔵。

開かれた窓際で手紙を読むオランダ人女性が描かれたこの作品は、
長期にわたって描いた画家が特定されていなかった。
最初にレンブラント、次にピーテル・デ・ホーホの作品ではないかとされていたが、
1880年になってからフェルメールの作品であると特定された。

第二次世界大戦後、一時的ではあるがソ連が接収していたこともあった。




1979年のX線調査で壁面にキューピッドが描かれた画中画が塗り潰されていることが判明し、
長年、その絵はフェルメール自身が消したと考えられてきました。
しかし、2017年の調査により、フェルメール以外の人物により消されたことが新たに分かり、
修復を決定、翌年に修復を開始し終了した。


【大阪市立美術館】








入場。






入口エントランス。
期待は高まる。

いよいよ展示室へ入りますが、
撮影は一切禁止です。

そういう訳でネットで拾った画像を貼っていきます。


【窓辺で手紙を読む女】


音声ガイドを担当している小芝風花さん。




修復前。




修復後。

くすんだ色が鮮やかになりましたね。
そして女性の後ろの壁にキューピット。

額縁のサイズが大きくてちょっとアンバランスになってる気がするので、
個人的にはキューピットはいない方が好みかな。

あと実際に見た感想としては傑作とは思えず余り感動が無かったですね。
これは個人の好みなのでお許しを。


【花瓶と果物】




作者:ヤン・デ・ヘーム

これは素晴らしい作品でしたね。
下の画像は本物を撮影したものですが、
上のネットの画像と比べてやはり本物の写真の方が美しい。

絵画や仏像等はやはり実際に見るのが一番です。


【ニシンを称える静物】


作者:ヨセフ・デ・ブライ

これのリアリティは凄かったです。
余りの凄さにずっと見入ってしまったほど。

今回の絵画展で気に入った作品はこの二作です。
もしこれの作者がフェルメールならもっと評価されるであろうし、
とんでもなく高額になるだろう。

あと個人的にレンブラントが好きなのですが、
今回展示されていた若きサスキアの肖像はモデルの顔が好きじゃないので、
特にくるものはありませんでした。


【神戸風月堂ミニゴーフル】


今回のお土産。

これね、食べ終わった後の入れ物は小物入れに使えるんですよ。
綺麗だし毎回買っています。
税込み1080円也。

さて、お腹が空いたので久しぶりに新世界に行くとしよう。

京都五山送り火 鳥居形(2022年8月16日鑑賞)

2022年10月22日 | 旅行・その他


送り火の形と場所と点火時間は下記の通りとなります。

「大文字」(京都市左京区浄土寺・如意ヶ嶽(大文字山)。20時00分点火)
「松ケ崎妙法」(京都市左京区松ヶ崎・西山及び東山。20時05分点火)
「船形万灯籠」(京都市北区西賀茂・船山。20時10分点火)
「左大文字」(京都市北区大北山・大文字山。20時15分点火)
「鳥居形松明」(京都市右京区嵯峨鳥居本・曼荼羅山。20時20分点火)



【広沢池】


本日のメインの五山送り火の現場にやってきました。

点火は20時過ぎですがガチ勢の方々は18時前であっても
既に最前席を確保されています。
さすがにみんな良い機材を持ってらっしゃるわ。

しかし大文字と比べてここはそんなに人気が無いのか、
結構スペースは余裕ありで取りやすかったです。




対面の向こうの山に点火されますが、
天気がだんだん怪しくなってきました。

時間が経つにつれ雷も鳴ってきてとうとう雨が降ってきた。
うわ~雨だけは勘弁してくれと願っていたら、
願いも空しく激しい雨に。(泣)
18時半頃になると台風かというような暴風雨になり、
たまらず大勢いた観客はみんな避難。

私は近くの池の茶屋で雨宿り。
こんな豪雨は久しぶりなのによりによってこのタイミングとは。
誰か嵐を呼ぶ男がいるのかな。(古)

傘は持っていたが靴はもとよりズボンまでびしょ濡れ。
それよりも中止になるのを恐れました。

30分くらい経って小雨になってきたので、
兒神社に行って住職さんに中止なのかどうか聞きました。
しかし鳥居形松明保存会が仕切っているので僧侶は分からないとのこと。
ただ保存会の皆さんはプロなのでこれぐらいの雨でも、
何とか出来る術はあると聞きましたので元の位置に戻ることにしました。


【灯籠】


兒神社に置かれていたこれから流す灯籠。
暴風雨に濡れることなく無事でした。


【広沢池】






あんな暴風雨が嘘のように止んだ。

すると19時頃になると灯籠が流れてきた。
あとは鳥居に火が点くかどうかだね。


【テレビクルー】


確かBSの放送クルーも点火を待ちます。


【灯籠】






近くまで流れてきてくれました。


【鳥居形】






20時を過ぎてようやく点火。
最初は雨の影響で火がつきにくかったけど無事について感動。






しかし火はついたのは良いけど灯籠がこっちに全然来ない。(泣)
灯籠と送り火のコラボが美しいのに。

こりゃもうコラボは無理だと諦め兒神社へ。








池を半分ぐらい歩くと近くに灯籠が見れた。(^^




兒神社側からさっきまで居た方向を撮影したもの。


【鳥居形】


兒神社近くから見た送り火。
ここから見た方が近いので良く見えました。

これにて今年の送り火終了。
もの凄い暴風雨もあり記憶に残る五山の送り火でした。

また来年も来たいと思います。

兒神社・壹美白辨財天社(2022年8月16日参拝)

2022年10月20日 | 神社
大覚寺界隈の参拝を終え歩いて広沢池へ。


【風景】






広沢池と兒神社近くの原風景。
これぞTHE日本ともいうべき風景でとても癒やされます。

天気が良かったらもっと最高です。


所在地:京都府京都市右京区嵯峨釣殿町28
御祭神:寛朝大僧正の侍兒(*小閒使の女・侍女)
創建:不明


【由緒】
兒神社 は創立年月不詳、祭神は寛朝大僧正の侍兒 である。

寛朝大僧正は成田山新勝寺を開創、後にこの嵯峨広沢の地に遍照寺を建立、
名僧正として徳は一世に及ぶものなしと言われた。
長徳 4年(998)6月12日に大僧正示寂 、伝聞ではその時、遍照寺山 腹の老松からとなり、
静かに昇天してゆくのが見えたという。

残された兒は悲嘆・悲泣し後を追い、山腹下に広がる広沢 の池に身を沈めた。
近在の人々がこの兒を哀れと思い、その霊を慰めんものとこの社を創建、
以来兒神社と称されるようになった。

この社について、弘化 四年末春、嵯峨青護山人の述べるところ、
略記すれば次のごとくである。
女人懐妊すれば必ずこの神殿に詣で安産を願ひ且つ
生まるる子の智恵 愛 敬を祈るなり。
最も霊験いちじるく昔よりこのところに五体健全 、長命の人多きはまったく
此神徳による処なり仰ぐべし尊ぶべし。

なお、寛朝 大僧正がこの広沢の池畔で座禅の折、
傍らでいつも兒が腰を掛けていたという石椅子が、境内地に移し置かれ
いつしか神前で一心に祈願し、この石に座れば、
必ず長命・安産・縁結びが叶うと伝えられるようになった。


【鳥居】



【拝殿】



【灯篭】


これが広沢池に流して供養する灯篭です。
いっぱいあったけど何とか自分が申し込んだものが見つかった良かった。(^^

申し込みは神社ではなく近くの遍照寺に申し込みます。

http://www.eonet.ne.jp/~henjouji/tourou.htm

一基1000円と高くありませんので来年の先祖供養をしてあげてください。


【兒の石椅子】




小さい神社なので軽く参拝後、
広沢池を散策。


【風景】



【広沢池】



【案内板】




今でこそ遍照寺も狭い境内ですが、
昔はとても広大な境内だったようです。


【広沢池】








ふぅ、最高です。
ここの風景が本当に好きなんですよね。

都会のコンクリートジャングルに疲れた時は、
ここに来るのに限ります。

普段のストレスが癒やされますよ。


【壹美白辨財天社】


観音島の先に鎮座している辨財天さん。
小さな社ですが広沢池の風景にとてもマッチしております。

参拝してから広沢池の対面へ歩いて行きます。
対面の方が撮影スポットなので。


【広沢池】




どっから見ても癒やされますわ。


【青サギ】





大覚寺門跡 五社明神・天神社(2022年8月16日参拝)

2022年10月18日 | 神社
所在地:京都府京都市右京区嵯峨大沢町(大覚寺境内)
御祭神:伊勢神宮外宮/豊受皇大神
    伊勢神宮内宮/天照皇大神
    八幡宮/應神天皇
    春日宮/天津兒屋根命
    住吉宮/底筒男命・表筒男命・中筒男命・神功皇后
創建:不明
勧請:弘法大師


【鳥居】



【舞殿】


こちらの神社では数々の時代劇の舞台になりました。
気になる方は各自調べてください。(笑)


【松尾大明神社】



【本殿】





【稲荷大明神社】



【愛宕大権現社・清瀧大権現社】



【気比大明神社・多賀大明神社】



【大沢池】





【天神社】







【嵯峨天皇一首】







【石碑】


いけばな発祥の地らしい。


【大沢池】



【心経宝塔】


これにて大覚寺の参拝終了。

広沢池から五山の送り火を見る為に場所取りに行くとしよう。

大覚寺門跡 大沢池エリア(2022年8月16日参拝)

2022年10月16日 | 神仏霊場巡拝の道
大覚寺の大伽藍参拝後、大沢池エリアを散策です。

以前は志納で100円か200円を賽銭箱みたいなモノに入れていましたが、
今は台風被害の浄財集めで拝観受付が出来て300円支払います。


【望雲亭】


ここは茶室で隔月第3日曜日に庭湖会というお茶会が開催されます。

料金は1,000円(※5月・11月は2,000円)
料金は問題無いけど作法知らないし正座が苦手なので敷居が高い。

興味のある方はどうぞ。

https://www.daikakuji.or.jp/teikokai/


【有栖川】



【鐘楼堂】



【大沢池】








やっぱり癒やされますね~。
特に隣の広沢池は日本の原風景で都会のコンクリートジャングルに疲れた時は、
ここで癒やされるのが一番です。


【池舞台】






鴨が特等席を陣取ってるわ~。


【心経宝塔】


通り道に鎮座する五社明神は小さいながらも鎮守社ではなく、
神社の規模がありますので別にアップします。


【閼伽堂】







【聖天堂】



【大日堂】



【心経宝塔】






随分前に特別拝観で中に入ったことがあったな。(遠い目)


【石仏】



【護摩堂】



【嵯峨碑】



【大沢池】




続きの五社神社は後日。

旧嵯峨御所 大覚寺門跡(2022年8月16日参拝)

2022年10月14日 | 神仏霊場巡拝の道
大覚寺塔頭の覚勝院を軽く参拝後、
久しぶりの大覚寺へ。


<2018年10月6日参拝>
https://blog.goo.ne.jp/051006250510/e/47a8ea7bf93de4034dd2ec86eb5a9ada


所在地:京都府京都市右京区嵯峨大沢町4
宗派:真言宗大覚寺派
御本尊:五大明王
創建:貞観18年(876)
開基:嵯峨天皇
札所:真言宗十八本山、近畿三十六不動尊、神仏霊場巡拝の道


【参道】



【表門】



【臥竜の松】



【式台玄関】



【御輿】


後宇多法皇が使用された九曜菊紋入りの御輿。
さすが門跡だけあって使用されていたのが法皇というのが凄い。


【庭園】



【宸殿】


後水尾天皇より下賜された寝殿造りの建物。
天皇に入内された徳川2代将軍秀忠の娘、東福門院和子が、
女御御殿として使用していたもの。


【牡丹の間】










狩野山楽によって描かれたもので実に素晴らしい。

このデザインの御朱印帳が紙質、触り心地も素晴らしい。
買って損は無い御朱印帳です。

精密高画質コピーですので撮影OKです。


【前庭】



【柳松の間】






狩野山楽によって描かれたもの。
こちらも素晴らしい。


【勅使門】



【境内】



【村雨の廊下】






宸殿と心経前殿を結ぶ回廊は縦の柱を雨、直角に折れ曲がっている回廊を、
稲光に例え村雨の廊下と呼ばれる。

高貴な人が通られる際の防犯の意味で、
天井は刀や槍を振り上げられないように低く造られ床は鴬張りです。


【正寝殿】



【鶴の間】



【紅梅の間】







【庭園】











【勅使門】




嘉永年間(1848~1854)に再建された気品ある門です。


【安井堂】


京都東山にあった安井門跡蓮華光院の御影堂を、
明治4年(1871)に移築したもの。

僧形の後水尾天皇を祀られていました。
撮影不可です。


【勅封心経殿】




大正天皇ご即位に際し建てられた饗宴殿を式後賜り移築したもの。

60年に一度しか扉が開けられないという勅封心経殿。
4年前に嵯峨天皇の勅封般若心経を殿内で見ました。

次は生きてないな。(笑)


【霊宝館】


重要文化財の薄緑(膝丸)を拝見。
あの源義経が所持していたという刀剣ですが、
私の好みでは無かったのか余りグッとくるものが無かったです。

五大明王は相変わらず素晴らしかったです。


【御影堂】




大正天皇ご即位に際し建てられた饗宴殿を、
式後に賜り移築したもの。


【鐘楼堂】



【大沢池】




五大堂でお参りした後、表に出て大沢池を見て癒やされました。

大覚寺塔頭 覚勝院(2022年8月16日参拝)

2022年10月13日 | 仏閣


今日は五山の送り火の一つである鳥居形を大沢池から見る為に、
京都の大覚寺界隈にやってきました。

今まで送り火は人混みを避けて見に行って無かったのですが、
大沢池の灯籠と送り火のコラボが美しく実際に見たくなったわけ。

送り火は20時に点火ということで、
まずは刀剣の薄緑(膝丸)が特別公開されている大覚寺へ。

大覚寺前にある参拝駐車場は2時間以内は500円、
以降30分毎に100円かかります。

大覚寺だけならここに停めますが、
今日は夜まで停める必要があるので、
数百メートル離れた24時間400円の駐車場に車を停めました。

早速大覚寺に参拝といきたいところだが、
門前に小さな塔頭寺院があるので久しぶりに参拝することにした。


<2013年10月26日参拝>
https://blog.goo.ne.jp/05100625/e/75254bfeb3c9d88b2d6136319396753d


所在地:京都府京都市右京区嵯峨大覚寺門前登リ町2
宗派:真言宗大覚寺派
御本尊:十一面観世音菩薩
創建:正平年間(1346-1370)
開山:不明


【縁起】
嵯峨天皇と弘法大師の出会いのお寺、旧嵯峨御所大覚寺、
その門前に残る唯一の塔頭寺院が覚勝院です。

大覚寺は嵯峨天皇の離宮嵯峨院にはじまり、天皇自らが神に仕え神をまつる寺とされ、
弘法大師との良縁をお持ちになった聖蹟の地であります。

また、鎌倉時代(1307)に後宇多法皇が大覚寺を再興され、
ここで院政をとられたので大覚寺を嵯峨御所と呼び、
御歴代が皇族であったために門跡寺院と言われています。

覚勝院は今から700年前に摂政、関白の子息が出家して、
法皇の法流を継承する院家の住坊として建立され、
天皇自らが神仏習合の祈願した寺だとされています。

そして今なお、嵯峨天皇の御こころと弘法大師空海の御教えを伝え、
嵯峨天皇の陵をお守りする聖舎大覚寺を守護するのが役割であり、
その使命を担っています。


【山門】



【本堂】




本堂は9年前と変わらず堂内に入ることは出来ません。

見どころは本堂しかないのだから、
せめて本堂は公開してほしいものです。

氷室神社(2022年8月15日参拝)

2022年10月11日 | 神社
東大寺参拝後、たまたま氷室神社の前を通る。
ちょうど今日は献氷されたので久しぶりに参拝することにした。

車は境内に有料駐車場があり、桜の時期以外は1回千円です。


所在地:奈良県奈良市春日野町1-4
御祭神:闘鶏稲置大山主命・大鷦鷯命・額田大仲彦命
創建 和銅3年(710)
社格:式内小社、村社


【由緒】
元明天皇の御世、和銅3年7月22日、勅命により平城新都の左京、
春日の御蓋の御料山(春日山)に鎮祀され、盛んに貯水を起こし冷の応用を教えられた。
これが平城七朝の氷室で世に平城氷室とも御蓋氷室とも春日の氷室とも言われた。

翌和銅4年6月1日初めて献氷の勅祭を興され、
毎年4月1日より9月30日まで平城京に氷を献上せられた。
奈良朝七代七十余年間は継続せられたが、平安遷都後はこの制度も廃止せられ、
遂に150年を経て清和天皇の御世、貞観2年2月1日現在の地に奉遷せられ、
左右二神を増して三座とせられた。

以来、現在の春日大社の別宮に属し式年に営繕費、年中の祭礼等は、
興福寺、春日社の朱印高二万石の内と社頭所禄三方楽所料二千石の一部によって行われたが、
明治維新後はこの制度も廃せられ氏子と冷凍氷業界の奉賛によって、
維持せられて今日に及んでいる。

また、本殿東側には末社として南都舞楽の楽祖なる狛光高公を祀った舞光社がある。


【鳥居】



【参道】



【献氷】








ちょっと遅かったようで何とか火は残っていましたけど、
綺麗でした。


【日程】



【四脚門】



【舞殿・拝殿】



【境内】


社務所でかき氷を受けとり拝殿前で300円以上奉納し、
お願い事をします。
それをお下がりとしてシロップをかけて食べるのも良い想い出になりますよ。

御朱印対応も夜でも対応されていたと思います。
ちょっと高いけどね。

これにて本日の参拝終了。
良い先祖供養が出来たと思います。

明日も京都で先祖供養は続きます。(^^

東大寺 万灯供養会(2022年8月15日参拝)

2022年10月09日 | 神仏霊場巡拝の道
今日は東大寺へ。
今年もコロナのせいで万灯供養会の灯籠は中止。
あれはめちゃくちゃ雰囲気が良いので早く復活してほしいです。

ちなみに夜間拝観している13日と14日は大仏殿の拝観料は無料。
しかし15日は拝観料600円要でした。

うーむ、灯籠が無いのであれば昨日の清水寺と日程を逆にすれば良かった。(^^;


所在地:奈良県奈良市雑司町406-1
宗派:華厳宗
御本尊:盧舎那仏
創建:8世紀前半
開基:聖武天皇
札所:南都七大寺、神仏霊場巡拝の道


【神鹿】




車はいつもの奈良県分庁舎の奈良登大路自動車駐車場に停めました。
夜は無料でしたのでめっちゃ推せます。(^^

奈良登大路自動車駐車場近くのみとりい池に佇む神鹿。


【GSパーク 登大路町駐車場】




途中にある駐車場。
ここは30分ぐらいなら良いが、
長時間停める場合は金持ち以外は止めましょう。(笑)


【鏡池・中門・大仏殿】




撮影スポットです。


【中門】



【大仏殿】





【大仏さん】










夜に見る大仏さんはより一層荘厳な雰囲気を感じますね。


【虚空蔵菩薩】



【階段】



【廣目天】





【多聞天】





【如意輪観音】





【大仏さん】







【大仏殿】







【鏡池・中門・大仏殿】





【南大門】



【金剛力士】








これにて東大寺の参拝終了。

昨日の清水寺と違って御朱印対応はされていません。




来年には見れたらいいな。

清水寺 千日詣り(2022年8月14日参拝)

2022年10月07日 | 西国三十三カ所観音霊場
ここ数年参拝している清水寺の千日詣り。

千日参りとはこの時に参拝したら千日分の功徳があるとされる、
スーパーボーナスデーなんです。(笑)

今年もそのボーナスをゲットしにやって参りました。

車は茶碗坂の一番奥にある駐車場ではなく、
今回は八坂の塔が見たくて高台寺の駐車場に停めました。


<2021年8月15日参拝>
https://blog.goo.ne.jp/051006250510/e/527f22f1aa1584ef07e1e4d33bb7fb12


所在地:京都府京都市東山区清水1-294
宗派:北法相宗
御本尊:千手観音
創建年:(伝)宝亀9年(778)
開基:(伝)延鎮
札所:西国三十三所霊場、法然上人二十五霊跡、洛陽三十三所観音霊場、神仏霊場巡拝の道


【八坂の塔】




まさに京都のランドマークタワー。
いつ見てもいい。


【二寧坂】



【清水坂】



【仁王門】



【西門・三重塔】







【祥雲青龍】





【三重塔】



【灯籠】





【鐘楼】


内々陣入堂の為に並んでいる時に鐘楼を鳴らす僧侶。
初めて音色を聞きましたがカン高い小ぶりな鐘楼ならではの音でした。

さて、この後内々陣に入る訳ですが、
去年はガラガラで余裕で入れたのですが、
今年はめちゃくちゃ並んで入堂まで一時間かかりました。

夜間拝観のインスタ映えが目的の人達ばかりじゃないことが分かりましたよ。

内々陣はさすがに厳かな雰囲気で来年もまた参拝します。


【子安塔】





【阿弥陀堂】





【本堂】






まぁ、これを見れば誰でもインスタ映えすると思う。
撮らずにはいられない。

お寺からすれば映えが目的であっても、
まずは来てくれることから始まるから良いんでしょうね。


【三重塔】



【音羽の瀧】



【本堂】



【提灯】



【三重塔】



【仁王門・西門】


これにて清水寺の千日参り終了。

スーパーボーナスデーをゲットしました。(笑)

ちなみに夜間拝観でも御朱印はいただけます。


【清水坂】




夜の雰囲気はまた乙なものです。


【灯籠】


これ欲しい。


【二寧坂】







【八坂の塔】



【臺所門】


ここも映えスポットです。


【清水焼】


本日のお土産。

Uru Tour 2022 again(2022年8月13日参加)

2022年10月05日 | 旅行・その他


さて、Uruのコンサートがあるフェスティバルホールへ。


【フェスティバルホール】


ここのホールの音響は日本屈指なので、
Uruの素晴らしい歌声を堪能出来るであろう。


【寿司】


寿司魚がし日本一 中之島フェスティバルプラザ店で早い晩飯。
コンサート中に腹が減ったら集中出来ないので。(笑)

フェスティバルホールの地下にある立ち食いの寿司屋さんで、
葵というメニューで千円。

美味かったです。








【Uruコンサート・セットリスト】
1.Love Song
2.remember
3.なんでもないよ、(カバー)
4.プロローグ
5.フリージア
6.魔法の絨毯(カバー)
7.いい男
8.鈍色の日
9.No way!!
10.ごめんね。
11.サンキュ.(カバー)
12.ファーストラヴ
13.振り子
14.しあわせのランプ(カバー)
15.それを愛と呼ぶなら
16.セレナーデ
アンコール
18あなたがいることで
19.星の中の君


【あなたがいることで/Premium Studio Live】


テセウスの船の主題歌あなたがいることで。
この歌が今のところ一番知られている曲かな。


【remember】


彼女の曲で一番好きな曲。

歌唱力はもとより表現力、ピッチ等全てにおいて完璧。
素晴らしい歌声で大満足。

昨年のツアーでは聴けなかったので本当に嬉しかったです。

高野寺(2022年8月13日参拝)

2022年10月03日 | 摂津国八十八箇所霊場




フェスティバルホールに向けて土佐堀通りを歩いているとお寺を発見。

予定外だけどまぁ参拝しますわな。


所在地:大阪府大阪市西区土佐堀1-5-10
宗派:真言宗犬鳴派
御本尊:厄除弘法大師
創建:明治13年(1880)
開山:覚和上人
札所:摂津国八十八ヶ所霊場


【縁起】
明治4年(1871)の廃藩置県に際し、
長州藩主毛利敬親は江戸堀にあった長州蔵屋敷の跡地を高野山金剛峯寺に寄進した。

高野山は早速一寺を建立し、古伝の弘法大師像を安置したのが、
当寺の始まりと伝えられる。

その後、参詣する人が増えた為、
明治13年(1880)正式に高野山準別格本山三蔵院を当地に移還し、
蔵屋敷跡を整備、諸堂宇拡充して寺名を高野寺と改称した。

この頃から長州のお大師さんとして大阪の人びとに親しまれてきた。
初代住職は金剛峯寺座主師岳快猛大僧正がつとめた。
三蔵院は高野山で1191年に覚和上人が開山した古い歴史を持つ寺である。


【閂門】


駐車場はありますがお寺関係者の車が停まっていましたので、
車の場合は近隣の有料駐車場に停めましょう。


【本堂】


残念ながら堂内には入れませんでした。


【金剛力士】




ガラスケース入りです。


【賓頭盧尊者】



【お守り】



【稲荷社】



【不動明王】





【弘法大師】



【鎮守社】



【観音菩薩】


これにて高野寺の参拝終了。
御朱印はありますが御朱印帳持ってきてないのでいただいておりません。


【門】




フェスティバルホールに行く途中で見つけたド派手な門を発見。










中華街にあるような門ですね。
夜になるとネオンが光って綺麗になるようです。


【狛犬】




中国に狛犬ってあるのかな?って思って調べてみると、
中国の唐の時代の獅子が仏教とともに伝わったとされている。

ということはコレは獅子ということでよろしいでしょうか。


【北京料理 徐園】


老舗らしいです。

日本基督教団 大阪教会(2022年8月13日見学)

2022年10月01日 | 教会・モスク
金光教玉水教会の次は歩いて数分の日本基督教団大阪教会へ。

こちらはウィリアム・メレル・ヴォーリズの設計の教会堂があり、
建築好きは見逃せない教会です。


所在地:大阪府大阪市西区江戸堀1-23-17
宗派:プロテスタント
創建:明治7年(1874)


【歴史】
アメリカン・ボードのアメリカ人宣教師ゴルドンが中心となって、
明治7年(1874)ゴードンの受洗者5人と日本基督公会からの転入者2名により設立された。

西区本田梅本町に創設された梅本町公会(摂津第二基督公會)を前身とする、
日本最古級のプロテスタント教会である。会衆派の流れを汲み、
日本基督教団成立以前は日本組合基督教会に属する教会であった。

梅花女子大学などを運営する学校法人梅花学園は、
梅本町公会が同じ会衆派の浪花教会と共同で設立したもので、
学園名は梅本町の「梅」と浪花の「花」からとられている。


【教会堂】








渋い、実に渋い。

ロマネスク様式は10世紀末から13世紀にかけて西欧全土に広まった建築様式で、
第二次世界大戦や阪神大震災でも耐えた教会堂です。






赤煉瓦も時代が経つにつれて渋い色に変色していて、
たまらない色になっています。

国登録有形文化財。


【鐘楼】







【プレート】



【案内板】




日曜日の礼拝の時は教会の中に入れますが、
今日はあいにくの土曜日で入れず。

なかなか厳かな雰囲気なのでいつの日か入りたいと思う。