Gomaler's~神社仏閣巡り~癒しを求めてⅢ

主に関西の神社仏閣巡りと御朱印が趣味です。
生きた証として好き勝手に書いております。(笑)

妙顕寺(2019年4月30日参拝)

2019年08月27日 | 日蓮宗京都十六本山巡り
次なるお寺に向かっている途中で、
たまたま妙顕寺の前を通ったので恒例の寄り道。(笑)

洛中における日蓮宗最初の寺院で大本山なのが妙顕寺です。


<2013年3月23日>
https://blog.goo.ne.jp/05100625/e/009f63fd99d0d65460f61ce131f614b0



所在地:京都府京都市上京区寺之内通新町西入妙顕寺前町514
宗派:日蓮宗
御本尊:三宝尊
創建:元亨3年(1321)
開山:日像上人
開基:後醍醐天皇
札所:日蓮宗京都十六本山巡り、洛中法華21ヶ寺


【縁起】



【山門】



【参道】


奥に見えるのが本堂です。


【本堂】





【三菩薩堂】


師堂に当る日蓮聖人、日朗上人、日像上人の三祖を、
合祀しているので三菩薩堂と呼ばれています。


【尊神堂】


鬼子母神が祀られているそうです。


【壽福院塔】


この塔は加賀の藩主前田利家の室で徳川家康側室のお万方と並び称せられる
法華外護の大信者の壽福院日栄の壽塔。


【勅使門】



【方丈・庫裏】


通常は500円で拝観可能で、
特別拝観・夜間拝観(それぞれ800円)も時期によりあります。


【四海唱導の庭】













【刀傷】





【廻廊】


大本堂へ移動。


【三宝尊】








さすがに見事な御本尊様達で、
とても厳かで拝み甲斐がありました。


【諸仏】



【孟宗竹林の庭】



【丸窓】



【光琳曲水の庭】









【蹲】



【大客殿】



【天王図】



【庭園】





【孟宗竹林の庭】





【御首題】



とても見応えのある妙顕寺です。

是非とも拝観して欲しいですね。

光照院門跡(2019年4月30日参拝)

2019年08月21日 | 尼寺三十六所霊場


京都には結構な数の門跡寺院が存在する。

今回の特別拝観でも幾つか参加しており、
約3年半振りに参拝するのが光照院門跡です。

前回参拝した時にお会いした門跡様は、
本当に気品のある尼様でしたね。

今回はお会い出来るだろうか。


<2015年10月31日参拝>
https://blog.goo.ne.jp/05100625777/e/55da8baa5821ca84a4450363fb7614ba



所在地:京都府京都市上京区新町通上立売上ル安楽小路町425
宗派:浄土宗
御本尊:釈迦如来
創建:延文元年(1356)
開基:進子内親王
札所:尼寺三十六所霊場


【山門】



【鳥居】


山門横にある鳥居。

お社は境内の中にあります。


【境内】


3年半前は無料駐車場でしたが、
今では有料駐車場となっていました。

門跡寺院といえどお寺の経営が厳しいのだろうか。

境内に有料駐車場というのは、
お寺の品格を落とすものだから出来れば止めて欲しいのだが、
これも時代の流れなんだろうね。

特別拝観の内容は前回と変わらず。

撮影も禁止でした。


【御朱印】


書置きを含め幾つもの御朱印がありましたが、
今回は金泥の二体をいただきました。

今回は残念ながら門跡様にお会いすることは出来ませんでした。

須賀神社・交通神社(2019年4月30日参拝)

2019年08月20日 | 神社
積善院凖提堂の前に鎮座するのが、
聖護院一体の産土神を祀る須賀神社・交通神社です。

恥ずかしながら全く知りませんでした。(^^;

以前、積善院凖提堂を参拝していたにも関わらず気付かないとは、
我ながら何処を見とんねんとツッコミを入れたくなりますよ。(苦笑)

私が参拝するにあたって移動手段は圧倒的に車を利用する。

そんな私にとって交通神社を参拝するのは必須でしょう。

車は境内に停めてもいいみたいですね。



所在地:京都府京都市左京区聖護院円頓美町1
御祭神:須賀神社:素戔嗚尊、櫛稲田比売命
    交通神社:久那斗神、八衢比古神、八衢比売神
創建:須賀神社 康治元年(1142)
交通神社:昭和39年(1964)


【由緒】



【鳥居】



【鳥居・拝殿】



【狛犬】



【白龍大明神・稲荷大明神】



【御朱印】


御朱印は二体ありますが、
今回は交通神社の御朱印をいただきました。

積善院凖提堂(2019年4月30日参拝)

2019年08月19日 | 仏閣


続いて聖護院門跡の横にある塔頭寺院である積善院凖提堂へ。

こちらも今回特別拝観が行われ、
4体の御本尊が公開されます。



御尊顔を拝するのが楽しみです。

ちなみ車はお寺の前にある有料駐車場を利用となります。


<2011年8月27日参拝>
https://blog.goo.ne.jp/05100625/m/201109/3



所在地:京都府京都市左京区聖護院中町14
宗派:本山修験宗
御本尊:準提観音、不動明王、弁財天女尊、役行者
創建:鎌倉時代



【縁起】


積善院は鎌倉時代1200年頃の創建と伝えられ、
江戸時代建立の凖提堂と明治の初めに合併されたので、
積善院凖提堂とも呼ばれる。

本堂には積善院本尊、不動明王(重文)や、
光格天皇勅願による凖提観音像を安置。

境内には保元の乱で讃岐に流され配流地で墳死された崇徳天皇の霊を
なぐさめ祭ったという崇徳院地蔵(別名・人喰い地蔵)や、
聖護院の森で心中した、お俊・伝兵衛の供養塔がある。

毎年2月23日には秘仏五大力菩薩が一日だけ開帳され法要が催される。


【門前】



【本堂】




参拝客でなかなかの賑わいでした。


【元積善院本堂】


役行者や阿弥陀如来が祀られています。


【狛犬】




灯籠の中に何故か狛犬が。

何でこんな所に?(^^;


【御朱印】


特別拝観の期間中は書置きのみで、
三体の御朱印がありました。

毘沙門堂門跡(2019年4月30日参拝)

2019年08月17日 | 仏閣
大満足の安祥寺を後にし、
続いて紅葉の名所でもある毘沙門堂門跡へ。

有難いことに京都市内の有名寺院にも関わらず、
無料駐車場があります。



<2015年5月5日参拝>
https://blog.goo.ne.jp/05100625777/e/a6b782e7de171badd9200b681f544188


<2016年10月8日参拝>
https://blog.goo.ne.jp/05100625777/e/0e7241d7b8ab6502217621f320f45a0c



所在地:京都府京都市山科区安朱稲荷山町18
宗派:天台宗
御本尊:毘沙門天
創建:(伝)大宝3年(703)
開基:行基菩薩


【参道】


毘沙門堂といえば勅使門に続く参道が有名ですね。

紅葉の時はそれはもう素晴らしい絶景が見れます。


【襖展】




駐車場前にある休憩所で襖展が開催されていました。


【庫裏】


門跡寺院としての格式を感じる庫裏ですね。


【毘沙門しだれ】



【宸殿】


御所にあった後西天皇の旧殿を貞享3年(1686)に、
第六皇子一品公弁親王が拝領、元禄6年(1693)に移築されたもの。

有料ゾーンになります。

狩野益信の作の動く襖絵があり、必見です。


【霊殿】


永禄6年(1563年)御所の御霊屋として建立、
第三世公辨法親王住持の時、後西天皇より拝領移築されたもの。

こちらも有料ゾーンです。


【本堂】






こちらは有難いことに内陣に入れて無料です。

観光は有料、信仰は無料ゾーンに分けられていて、
これは嬉しい配慮です。


【藤棚】











【鳥居】



【高台弁才天】





【晩翠園】







【参道】



【御朱印帳】


200冊限定の障壁画柄御朱印帳。

5面の御朱印付きで確か4500円だったかな。

でも、全く後悔していない。(笑)

毘沙門堂の御朱印帳は質が良いしね。


【御朱印】








5面にもわたる御朱印です。




他にも色々御朱印がありましたけど、
種類が多過ぎてキリが無いので、こちらだけいただきました。


場所が行き難い場所にあるけど、
もっと多くの方々に参拝していただきたいお寺です。

安祥寺(2019年4月30日参拝)

2019年08月15日 | 仏閣


続いて本日のというより、
今年度のメインの一つであると言っても過言ではない、
安祥寺というお寺へ。

こちらは今まで拝観謝絶のお寺で、
京都非公開文化財特別公開で初めて拝観が許されたのです。

そういうお寺ですから一般には全くの無名のお寺で、
どんなもんかと思っていたら、
BSで放送された安祥寺の様子を見て度肝を抜かれた。

御本尊様の素晴らしさに。

これは参拝しておかないと絶対後悔すると、
参拝することを即決。

本日、ようやく念願が叶った次第。

参拝が楽しみです。


所在地:京都府京都市山科区御陵平林町22
宗派:高野山真言宗
御本尊:十一面観世音菩薩
創建:嘉祥元年(848)
勅願:藤原順子
開山:恵運僧都



【縁起】



【トンネル】


最初はお寺に駐車場があると思い行ってみると、
お寺に駐車場は無いということで、無念のUターン。(泣)

ちょっと離れた有料駐車場に車を停めて徒歩でお寺へ。

狭くて暗くて、それでいて車が通るトンネルは不気味で怖い。




お寺は住宅街の道路の突き当りにあります。


【琵琶湖第一疎水】



【門前】


疎水沿いを進むと護国寺というお寺があるようだが、
閉鎖的な法華宗ということで華麗にスルー。

早速拝観料800円を支払い安祥寺の境内へ。


【境内】


予想以上に広い境内ですね。

奥に見えるのが観音堂。


【観音堂】




本堂になります。

こちらに重文の御本尊様がいらっしゃいます。

奈良時代後期の一木造りで高さ252センチの御本尊様は、
お身体のフォルムが優しく流れるような美しさ。

その美しさに心が奪われるとはまさにこのこと。

感動しました!

お寺の堂内は全て撮影禁止です。


【地蔵堂】




渋い地蔵菩薩等の諸仏が祀られていました。

こちらも見応えありでしたね。


【多宝塔跡】






かつてあった多宝塔跡にはまだ礎石が残っており、
また、内陣に祀られていた五智如来は令和初の国宝に認定されました。

現在は京博に預託されているとのこと。


【大師堂】



こちらには弘法大師や恵運僧都等が祀られていました。


【観音堂】





【弁天社】





【鐘楼堂】







【庫裏】



【御朱印】


御朱印待ちが数十人居て、
私の番までかなりの時間待ちましたよ。(^^;

御住職も大変そうで、
毎日昼休憩無しで対応されて泣きを入れていました。(^^;


安祥寺は本当に素晴らしい仏様達がいらっしゃいます。

もう二度と拝観は無いかと思っていたら朗報が。

http://rakutabi.com/media/event/article/4985

今年の11月25日(月)に特別拝観があります。

行ける方は是非参加して欲しいですね。

永遠に語り継ぐべき一枚の写真

2019年08月09日 | 旅行・その他
8月9日は長崎に原爆が落とされた悲劇の日。

今年もブログでアップさせていただきます。

戦争の悲惨さ、愚かさを忘れない為に。。。


まずはこの写真を見てほしい。




ある番組で放送されて知った時は、
涙無くして見れませんでした。


時は終戦直後・場所は長崎。

アメリカ従軍カメラマン・オダネル(当時23歳)が撮った写真ですが、
そこには生き絶えた弟を背負いながら自分の弟を火葬する為に
焼き場の順番を待っていた少年の姿なんです。

両親は原爆で死んでいた。

テレビのナレーションはこう語っている。

ある光景にオダネルは釘付けになった。
そこには赤ん坊を背負った10歳ぐらいの少年がいた。
背にした赤ん坊は力無くぐったりしていた。
一体この少年は何をしているのか?

彼が背負っていた赤ん坊は既に死んでいた。
オダネルはシャッターをきった。
ただその姿に胸が熱くなった。

少年はじっと前を見続けていた。
涙も出ない程の悲しみに必死で耐えていた。

弟は何の為にこの世に生まれてきたのであろうか?

傷だらけの足を剥き出しにして、
少年は気丈に弟が焼かれる順番を待ち続ける。

指先までピンと伸ばした姿勢で耐え続けている。
ギリギリと唇を噛み締めながら。

オダネルは写真を撮った時をこう振り返っている。

「私はこの少年に言葉さえかける事が出来ませんでした。
もし優しい声をかけたら彼の張り詰めていた心の糸が切れ、
きっと泣き崩れていたことでしょう」



この放送を見た時、やりきれない思いばかりで私は泣いた。

こんな悲しい事があっていいのか?

今も世界中の紛争地域でこれと同じような悲惨な事が・・・

中東では相変わらず自爆テロや聖戦とのたまう戦争が起っている。

一方的な正義の押し売りによる犠牲者が後を絶たない。

犠牲になるのは何の罪も無い子供をはじめとする人達。

その姿を目の当たりにして、
いったい何を以ってして正義なのだろうか?
聖戦なのだろうか?

70数年前は悲惨であった日本も今は平和だ。

何の不自由も無く普通に生きている事がなんと素晴らしいことか!

ほんとにあの弟は何の為に生まれてきたのか?死ぬ為に生まれてきたのか?

その事を考えると与えられた人生をいい加減に生きてはならないと痛感する。

この様な写真が二度と撮らせる日本に絶対してはならない。


最後にオダネル氏は奇しくも長崎原爆投下と同じ日に亡くなっている。

単なる偶然には思えない。

元慶寺(2019年4月30日参拝)

2019年08月04日 | 西国三十三カ所観音霊場
泉涌寺から西国の番外札所である元慶寺へ。

久しぶりの参拝となりますが、
相変わらず無料駐車場が2台分しかないし、道が狭い。

全然変わってないな。(^^;


<2012年9月1日参拝>
https://blog.goo.ne.jp/05100625/e/04440f9c29d9b1c8046f8f1d9f39cd10



所在地:京都府京都市山科区北花山河原町13
宗派:天台宗
御本尊:薬師瑠璃光如来
創建:元慶元年(877)
開基:遍昭僧正
札所:西国三十三ヶ所観音霊場


【縁起】



【参道】


駐車場から少しだけ歩きます。

初めて車で訪れる人は漏れなく山門まで駐車場を求めて進みますが、
駐車場が無いことに気付いて、
落胆しながらこの参道を戻るハメになります。(泣)


【山門】


龍宮を想像させる山門です。


【梵天・帝釈天】




今でも京博に寄託されているそうですが、
京博で見た記憶が無いなぁ。


【参道】


緑豊かな参道です。

とても心地良い。(^^


【本堂】


外とからのお参りとなります。

いつの日か内陣に入ってみたい。


【境内】


奥に見えるのが庫裏と納経所です。


【観音堂】



【藤棚】





【牡丹】













【御朱印】