Gomaler's~神社仏閣巡り~癒しを求めてⅢ

主に関西の神社仏閣巡りと御朱印が趣味です。
生きた証として好き勝手に書いております。(笑)

光雲寺(2018年11月10日参拝)

2018年11月30日 | 仏閣


毎年恒例の京都非公開文化財特別公開の寺社ですが、
今年は有名どころが多く、参拝したことがある寺社ばかり。

しかし、その中でこれは絶対に参拝したい!と思うお寺があった。

それが臨済宗の光雲寺というお寺です。

以前、哲学の道を歩いた時に見つけたお寺で、
仏殿があまりに立派で参拝したいと思ったが、
普段は非公開で参拝が今まで叶いませんでした。

今回、久しぶりの拝観とあっては冠婚葬祭が無ければ、
例えインフルエンザに罹患しても、
必ず参拝しようと思っていました。(←迷惑)

それが今日、ようやく念願が叶いましたよ。(^^


光雲寺は二代将軍徳川秀忠の娘で後水尾天皇の中宮である、
東福門院和子の菩提寺だとか。

高貴な方の菩提寺が普通にあちらこちらにあるのが京都。

やはり京都の寺院は凄い。



所在地:京都符京都市左京区南禅寺北ノ坊町59
宗派:臨済宗南禅寺派
御本尊:釈迦如来
創建:弘安3年(1280)
開山:大明国師
寺格:塔頭寺院


【縁起】


臨済宗南禅寺派の境外塔頭。
霊芝山と号す。

開山は南禅寺開山である大明国師(無関普門禅師)で、
弘安3年(1280)の開創である。

もと摂津の四天王寺付近にあったが、寛文4年(1664)後水尾天皇及び、
中宮東福門院が南禅寺の英中禅師に深く帰依され、
当寺をこの地に移して再興された。

御本尊は玄信作の釈迦如来像で、
別に念持仏の伝運慶作の聖観音像を賜って安置した。

歴代皇室の尊崇篤く久邇宮家の菩提所となっている。

仏殿には御本尊の他、左右に迦葉、阿難の仏弟子と東福門院の坐像を安置する。

書院南の庭園は昭和の初め造園家小川治兵衛が作庭。
疏水の水を引き背景の山を借景とした池泉廻遊式の名園である。

加藤清正が朝鮮から伝来した碼碯の手洗鉢が庭の東北隅にあって有名である。

寺の背後には後水尾天皇々女昭子内親王の墓、門前北には久邇宮家の墓がある。


【全景】


お寺には駐車場がありませんので、
近くの有料駐車場を利用することになります。


【仏殿】


山門から一歩でも入ると撮影禁止とか。

以前の拝観の時は庭園とか撮影出来ていたのに。

これはいただけない。








境内に一歩でも入ると撮影不可ということでしたので、
外から撮影させてもらった。


【鐘楼堂】




一通り撮影してから拝観開始。

仏殿は臨済宗らしい内陣でとても素晴らしい空間で、
内陣に入れてとても感動しました。

ここだけで拝観料800円の価値はありましたよ。

あと仏殿の前の庭の他に書院前の庭園が見事で、
撮影出来なかったのが本当に残念でした。

しかし、光雲寺の庭園よりもっと素晴らしいのが、
光雲寺の隣りにある「葵 閑雲庵」という宿泊施設の庭園です。

ここはなかなか一般人が泊まれるような料金では無いので、
宝くじ一等が当たったら泊まりたいと思う。


光雲寺の拝観は書院の中を見て終了。

撮影は出来なかったがまた拝観したいと思うお寺でした。

御朱印は対応されていませんでした。


【哲学の道】




久しぶりの哲学の道。

哲学の道は桜の時が有名ですが、
紅葉の時も良いらしい。


【遠景】


哲学の道から見た光雲寺。


【後水尾天皇皇女 昭子内親王墓】


後水尾天皇の第四皇女で母は東福門院。


さて、哲学の道を歩いて次のお寺へ向かいますか。

曽爾高原(2018年11月4日)

2018年11月29日 | 旅行・その他
突然、私の叔母がリクエストしてきた。

ススキで有名な曽爾高原近くにある、
曽爾高原温泉お亀の湯に行きたいという。

まぁ、世話になっている叔母だし、
曽爾高原に行ったことが無いので快諾。

ついでに母親も連れて親孝行もしよう。(^^


【鎧岳・兜岳】


とても長閑な村です。




運転していたから写真を撮れなかったけど、
鎧岳の山容がめちゃくちゃカッコいいんですよね。

登りたいと思ったけど、
かなり急登でキツイらしいので見るだけにしておこう。(笑)


お亀の湯は11時からなので、
先に曽爾高原に行くことにした。

車は曽爾高原すぐそばにある有料駐車場があります。

駐車料金が600円なので相当儲かっているでしょうね。(羨望)


【曽爾高原】




えらいモヤってる。


【遊歩道】






天気が良いに決まっているが、
このモヤが神秘的な雰囲気になって、
これはこれでとても良い。(^^




散策は年寄り二人なので山を登ること無く、
あの木がある休憩所まで。





【倶留尊山】


私だけだったら上に登ったんだけど、
あのモヤだから登っても景色は楽しめなかったでしょう。



【風景】


画像はネットで拾ったものです。

ススキの最盛期の夕方にはこのような絶景が見れます。

いつの日か見たいけど、
これを見る為には大渋滞を覚悟しなくてはなりません。




これは初夏の風景。

曽爾高原はススキの風景が余りにも有名ですが、
初夏の風景がこんなにも素晴らしいとは。

来年は四国の石鎚山登拝が最大目標なので、
まずはここで軽くトレーニングをするとしよう。


【お亀池】








さて、温泉にゆっくり入りに行こう。


【門】




お亀の湯に到着すると入口に茅葺の門がお出迎え。

いいですね~。(^^


【紅葉】


紅葉もお出迎え。


【風景】





【お亀の湯】




ここの泉質はぬるっとしていて、
とても良かったです。

露天風呂も最高でしたね。


【御湯印帳】


受付で無料でいただきました。

普通の御朱印帳のようにページ数は多くなく、
ペラペラなモノです。


https://igayamato.goyuin.net/

伊賀・大和御湯印めぐりというもので、
7ヶ所の温泉施設に行って集めると手ぬぐいが貰えるとか。

しかし7ヶ所を巡るには遠過ぎて結構大変だと思う。


【御湯印】


別に要らないのですが完全にネタの為です。(笑)

有難味は全くありません。(^^;

しかも、このような御湯印は伊賀・大和御湯印めぐりだけでは無く、
他の地域でも結構あってビックリ。

https://goyuin.net/

聖護院門跡(2018年11月3日参拝)

2018年11月28日 | 近畿三十六不動尊霊場
仁和寺の次は同じく門跡寺院で特別拝観している聖護院へ。

光格天皇仮御所であった聖護院は格式の高い寺院。

普段は庭を通って本堂まで無料で拝観出来ますが、
秋には今回のような有料拝観もあります。

以前は予約拝観で往復ハガキで申し込みが必要でしたが、
いつの間にか予約不要になっていました。

今回の秋の公開は11月25日まで、
狩野派障壁画(襖絵)100余面が見れるのです。

これはとても楽しみ。

こちらの聖護院門跡は約7年2ヶ月振りの参拝です。

その時は予約出来ていなかったので、
寺務所の2階で仏様達を拝んだ記憶があります。(遠い目)


<2011年8月27日参拝>
https://blog.goo.ne.jp/05100625/e/10d3b076aa2b81954abaa1c53e9d2539


所在地:京都府京都市左京区聖護院中町15
宗派:本山修験宗
御本尊:不動明王
創建:寛治4年(1090)
開基:増誉
札所:近畿三十六不動尊、役行者霊蹟札所


【山門】


格式の高さを感じる山門です。

普段は山門前に5台分の車が停めれます。

しかし、秋の特別拝観の時は使用出来ませんので、
前の有料駐車場を利用することになります。


【大玄関】


こちらが拝観入口で拝観料800円を支払いました。


【境内】


まずは大玄関入口横の部屋で係員から聖護院の縁起等の説明があり、
光格天皇所縁の網代輿が展示されていました。

続いて宸殿へ移動。

仏間には役行者、不動明王立、蔵王権現が祀られていましたが、
残念ながら撮影不可。


【謁見の間】




こちらは撮影OKでした。(^^






謁見の間や孔雀之間等の部屋に狩野永納・狩野益信筆の襖絵があり、
さすが狩野派絵師の襖絵と唸るものでしたよ。(^^


【宸殿前庭】


独特の模様の庭です。




しかし、町中にあるお寺なので、
塀の向こうにマンションや会社の建物が見えるのはいただけない。

折角のお庭の美しさもあれらの建物のお陰で台無しですわ。




何かいるなと思ったら猫でした。

こういう遊び心は小さな無名のお寺だったらアリだが、
仮にも由緒ある門跡寺院には相応しく無いと思う。


【十三重石塔】



【書院前庭】




渋い建物が書院です。


【謁見の間】




謁見の間だけが撮影OKなんですよね。

これは間違い無くキャノンのデジタル複製だからでしょうね。


【宸殿】



【本堂】


本堂を参拝してから書院へ。

本堂は当然ながら撮影不可でした。


【書院】










書院の中は撮影不可でした。


【扉絵】



【中庭】




こ、これは牛?

全くもって意味不明。


【手水鉢】



【石庭】


これにて有料ゾーンの拝観終了。

見応え、拝み応えありました。(^^


【宸殿】




無料拝観は宸殿前の庭を歩いて本堂まで行けます。


【山王社】







【石庭】





【御朱印】


通常の御朱印。




こちらは限定の書置きの御朱印。

これにて本日の拝観終了。

隣りにある西尾の八ッ橋を買って帰宅。

仁和寺門跡(2018年11月3日参拝)

2018年11月27日 | 神仏霊場巡拝の道
今日は特別拝観している仁和寺と聖護院の、
二つの門跡寺院を参拝します。




特に仁和寺の方は第51世門跡晋山記念として、
京都御所より移築されてからの372年間、
非公開だった金堂裏堂の五大明王壁画が初公開されます。

元々は京都御所にあっただけでも貴重なのに、
それが初めて公開されるとあっては行くしかあるまい。

ましてや次に公開される可能性も低く、
私が生きている間に公開されないかも知れない。

そう思うと興奮を隠しきれない。

壁画をみるのが本当に楽しみです。


それにしても仁和寺は久しぶりだと思っていたが、
約7年振りの参拝だったとは。


<2011円9月24日参拝>
https://blog.goo.ne.jp/05100625/e/21acd24fe577e5abbf152ce02b0d8be6

https://blog.goo.ne.jp/05100625/e/f6745efd226515eb45bcfc4b2333d615



所在地:京都府京都市右京区御室大内33
宗派:真言宗御室派
御本尊:阿弥陀如来
創建:仁和4年(888)
開基:宇多天皇
札所:神仏霊場巡拝の道、真言宗十八本山、京都十三仏霊場、近畿三十六不動尊、
御室八十八ヶ所霊場


【東門】


有料駐車場から東門をくぐり境内へ。


【もみじ】


紅葉はまだまだです。

京都市内はだいたい11月の20日以降が見頃となります。


【参道】



【仁王門】




重要文化財。

これが何故国宝で無いのか理由が知りたいよ。


【勅使門】


何と言う気品。

素晴らしい勅使門です。


【参道】



【中門】


重要文化財。


【御室桜】




今年の春に見に行こうと思ったけど、
見頃が平日で諦めた。

来年こそは見に行こう。


【五重塔】








重要文化財。

こちらも何故国宝で無いのか理由が知りたいよ。




1本綺麗な紅葉がありました。

やっぱり紅葉は良いね~。(^^


【邪鬼】



【観音堂】


重要文化財。

普段は非公開ですが、今日だけ堂内が公開されてました。

ラッキー。(^^




内陣は当然ながら撮影不可で、
画像はネットで拾ったものです。

比較的薄暗い堂内の四方の壁には仏画が描かれていました。

堂内に祀られていた全ての仏様達は東京に出張中です。

仁和寺末東京圓満寺道場で観音堂御本尊千手観音菩薩と、
ご法縁を結ぶ授戒会の為です。


【仏画】


画像はネットで拾ったものですが、
東京国立博物館にて行われた仁和寺展で再現されたものです。

最新デジタルコピーされた仏画となります。

実際に観音堂の本物を見た者として言わせてもらうと、
忠実に再現されたものです。

むしろ本物より綺麗かも知れない。


【写真パネル】




観音堂の修復時の写真が外に展示されていました。








内陣の仏画の修復している時の模様です。


【境内】



【九所明神】


重要文化財。


【参道】


紅葉はまだまだです。


【金堂】




国宝。

慶長年間造営の御所 内裏紫宸殿を寛永年間(1624~43)に移築したもの。

現存する最古の紫宸殿であり当時の宮殿建築を伝えるの建築物。


【阿弥陀三尊像】


御本尊。


【裏堂】


御本尊の裏側だから裏堂と呼ばれ、
五大明王の壁画がありました。

裏堂は仁和寺の僧侶でも普段は入れないそうです。

我々はたった800円の拝観料で、
そういう貴重な場所に入っています。

たまに拝観料2千円取るボッタクリ寺院があるが、
今回の拝観料800円は安いぐらいです。

2千円支払っても充分価値がありますよ。




画像はネットで拾ったものです。

実際はもう少し堂内は暗かったですが、
五大明王は近くで見ることが出来ました。(^^


【黄安仙人】


亀の上に仙人がいますね。

仁和寺のHPによると、
3千年から4千年に一度水面に顔を出す亀らしく、
この亀を黄安仙人は4回程見たそうで、
金堂の永遠の象徴として屋根に黄安仙人像を安置しているとのこと。


【経蔵】


こちらも公開していました。


【金剛華菩薩】







【御朱印】


御朱印帳に書いていただけるのは御本尊のみで、
約50分待ちでした。(^^;




こちらは特別拝観限定の御朱印で五体ありましたが、
私は不動明王のみいただきました。

一体500円。

以前の私なら五体全部いただいていたでしょうが、
ちょっと私も大人になったようです。(笑)

綱敷天神御旅社(2018年10月27日参拝)

2018年11月26日 | 神社
京都市内から所用がある大阪のキタへ移動。

少し時間があったので綱敷天神御旅社に参拝することにした。

私も本当に神社仏閣巡りが好きですね~。(照)

私はどちらかというとキタよりもミナミの方が好きなので、
梅田に行くこと自体が少ないこともあって、
梅田に鎮座する御旅社は約4年振りとなります。


<2014年9月20日参拝>
https://blog.goo.ne.jp/05100625/e/0a6247861064d29579f07b3b1d63d502



所在地:大阪府大阪市北区茶屋町12-5
御祭神:菅原道真
創建:不明


【由緒】
元は梅塚天満宮と号し、御本社の南に鎮座する小祠でした。
その鎮座していた土地には梅塚という菅原道真公の愛でられた
紅梅があった事から梅田の地名も生まれたと言われています。

正歴4年(1014)に御本社の前身である神野太神宮と
合祀されたことにより御旅社となり、明治4年頃に土地の寄進により、
茶屋町に移り現在に至っています。

社号の御旅社は祭礼等の際に一時的に御神霊が立ち寄られるお社である
御旅社と行宮などと同じ性格のものであるが、
当神社では一時的ではなく常に御祭神の鎮まられる御旅社という事で、
御旅社と号します。


【鳥居】



【拝殿】


本当に小さな神社です。

本社である綱敷天神社は少し離れた場所に鎮座しておりますが、
普段は御旅社に神職さんが常駐されており、
御朱印もこちらでいただけます。


【狛犬】



【神牛】



【玉姫稲荷神社】



【御朱印】




書置きの場合は袋が付いているからでしょうか、
500円のお納めとなります。

また、本社と境外社の歯神社の御朱印もいただけます。


さて、16時まで参拝が必死過ぎて昼飯を食ってないので、
これからグランフラント大阪で遅い昼食。


【ひつまぶし】


大阪でも美味いひつまぶしが食えるので、
とても楽しみにしていたのに昼休憩で閉まってた。(泣)

店内を見ると店員が寝ていたし、
夜は17時から開始とか。

17時まで待ってられないので隣りの牛タン屋さんへ。


【㐂助】


㐂助という店で牛タンを食す。




個人的にはまぁまぁの味でした。

龍岸寺(2018年10月27日参拝)

2018年11月25日 | 仏閣
人形供養の粟嶋堂から徒歩1分で目的の龍岸寺に到着。

帰宅してからお寺のHPを見ると、
数台分の無料駐車場があると記載されていますが、
山門前の表通りからは駐車場が見つからなかった。

どうやら横に入る細い黒門通沿いにあったようだ。

うーむ、やはり事前チェックは念入りにしないとな。(^^;




また、HPによると本堂でアイドルのライブやテクノ法要をしたりと、
気軽にお寺に参拝するキッカケとして、
既存の敷居の高い宗教概念を壊すイベントをされているようです。

 

所在地:京都府京都市下京区塩小路通大宮東入八条坊門町564
宗派:浄土宗
御本尊:阿弥陀如来
創建:元和2年(1616)
開山:三哲和尚



【山門】


どう見ても小さな檀家寺ですね。

こういうお寺は普段は拝観が出来たとしても、
なかなか入りづらいので浄土宗寺院大公開は有難いですね。


【本堂】


うん?
閉まってるやん。

どういうこと?


【案内板】


今日は残念ながら法要で拝観出来ないとか。


うーむ、ついていない。(泣)


余計な話ですが、
ちなみにこの案内板はアマゾンで買ったそうです。(笑)


それにしても超十夜祭やガチャ仏とは何ぞや?

http://ryuganji.jp/why_chojuyasai/

きになる方はHPをご確認ください。


【テクノ法要】




テクノ法要というのは他のお寺でもテレビで紹介されていますが、
小型ドローンで仏様が飛んでいるのは見た事が無い。(^^;

これは斬新や。(笑)

というか、罰が当たらんか心配するわ。(^^;


【納経塔】



【ガチャ仏】




ガチャガチャ500円也。

カプセルの中に白くて小さい仏様が入っているようですが、
保守派からすれば全くもってけしからんと思うでしょうね。

しかし、普段仏様や仏壇と接していない人々に対して、
少しでも接して欲しいという御住職の考えにより、
このようなガチャ仏をされているとか。

私は結構保守派寄りなので買いませんでしたが、
これはこれでアリではないでしょうか。


【御朱印】




御朱印は拝観日限定で二体あり各500円でした。

ちょっとお高いですね。(^^;

粟嶋堂宗徳寺(2018年10月27日参拝)

2018年11月24日 | 京の通称寺霊場
空也寺から同じく浄土宗寺院大公開に参加されている龍岸寺へ。

お寺の前まで車で行くも小さいお寺で駐車場が無さそう。

仕方ないので近くの有料駐車場に停めて龍岸寺へ歩いていると、
山門と人形供養と書かれた看板を発見。

人形供養というと和歌山の粟嶋神社が有名ですが、
どうやらここはその系列(?)のような気がする。

粟嶋神社に参拝した時は余りの人形の多さに畏怖したものだが、
粟嶋堂も沢山の人形が安置されているのだろうか。

とりあえず行ってみよう。



所在地:京都府京都市下京区三軒替地124
宗派:西山浄土宗
御祭神:粟嶋大明神
本地佛:虚空蔵菩薩
創建:宝徳年間
開山:南慶和尚
札所:京の通称寺霊場


【縁起】



【南門】


車はここから入って境内に停めれます。


【正面門】


南門に平行して正面門があります。

こちらがいわゆる山門です。


【神殿】


本堂では無く神殿であることと、由緒を読む限り、
西山浄土宗に属しているが実態は神社のようですね。


【安置所】


こちらには昔の雛人形等が沢山安置されていました。

正直、怖い。(^^;


【蕪村句碑】





【境内社】



【安置所】






和歌山の粟嶋神社ほどでは無いにせよ、
やっぱりこれだけあるとヤバい。


【狛犬】


これは誰かが供養する為に持ってきた狛犬では無く、
神社によくある狛犬です。


【七福神】


こちらはどうやら供養の為に持ってこられたモノのようです。


奥様らしい方が居て御朱印をお願いしようと思ったが、
人形達を見たら、いただく気が無くなりました。(^^;


もし御朱印をいただいたとしたら、
お寺用にするか神社用にするか迷うところ。

だけど、宗徳寺の一堂が粟嶋堂ということなので、
お寺用でいただいたことだろう。


ところで宗徳寺の御本尊の阿弥陀如来はどこに祀られているの?(^^;

空也寺(2018年10月27日参拝)

2018年11月23日 | 洛陽四十八願所巡り
失意の極楽寺から遠く離れた京都市内の空也寺へ移動。

浄土宗寺院大公開で滅多に拝観出来ない寺院が、
公開されることは非常に良いこと。

しかし、寺院の場所と日程がバラバラで、
お寺とお寺の距離が結構離れていると移動時間が大幅に取られ、
参拝出来るお寺の数も減ってしまう。

近い距離にあるお寺が日程を合わせてくれると助かるが、
お寺の都合もあるのでそれを言っても仕方ない。(^^;

公開してくれるだけでも有難いのだから。



所在地:京都府京都市下京区寺町通仏光寺下ル恵美須之町539
宗派:浄土宗
御本尊:阿弥陀如来
創建:不明
開山:空也上人(阿弥陀聖)
札所:洛陽四十八願所巡り


【山門】


お寺の場所は河原町の繁華街に近く、
ほんの少し離れた場所に京都大神宮がありました。

車は境内に停めれそうでしたが、
近くの有料駐車場を利用しました。
(400円の出費でしたが。)


【境内】


真ん前に本堂、左に庫裏があるだけの小さいお寺です。

空也寺は普段非公開ですが予約すれば拝観可能とのこと。


【本堂】


早速本堂に上がらせていただく。

拝観料は志納で300円納めました。

真ん中に阿弥陀三尊像、左右の脇段には法然上人、
善導大師、空也上人等が祀られていました。

撮影は残念ながら不可でした。

ネットで調べてみると数年前までは、
予約拝観の時は撮影可でしたね。


【地蔵菩薩】



【延命地蔵尊】



【布袋尊】




なんじゃこらー。

これはまた個性的な石仏ですね。



【御朱印】


撮影は不可になっていましたが、
以前は対応されていなかった御朱印がありました。

書置き対応のみですけどね。

お下がりの飴ちゃんもいただきました。(^^

極楽寺(2018年10月27日参拝)

2018年11月22日 | 仏閣
今日は今月一杯やっている浄土宗寺院大公開のお寺を、
幾つか参拝しようと思う。

まずは存在すら知らなかった京田辺市にある極楽寺を目指す。

しかし、進めば進むほど辺鄙な場所をナビは誘導する。

これは相当田舎だと思いながらお寺に近づくと、
段々細い道になっていく。

一応、お寺がある所は集落があるけど、
地元民しか通らない道。

余りに細い道過ぎて泣きそうになる。

めっちゃ細い道なので不安になって車を停め、
徒歩で登り坂を進むと何とかお寺まで行けることを確認。

意を決して進むけど、車一台がやっと通れる道だし、
万が一、対向車が来たら確実に終了の道で不安がいっぱい。


【全景】


苦労してやっと到着。

車はまだ進めるけどフェンスが邪魔で当たりそうになる。(^^;




右側は参拝者の車は進めませんので、
左側の道を進むがこれがまた細いのでヤバかった。(泣)

アルファードとかの大型車だったらコスっていたよ。(^^;



所在地:京都府京田辺市天王大岩41
宗派:浄土宗
御本尊:阿弥陀如来
創建:嘉暦年中(1326~1328)
開山:仏念和尚



【縁起】


嘉暦年中(1326~1328)に仏念和尚によって開山、
寛永18年(1641)に第一代生誉上人が中興。

江戸時代に修復された本堂は茅葺の建物であったが老朽化の為、
平成18年(2006)に再建された。

本堂前にある石造塔婆は表面上部に阿弥陀三尊の種子を表し、
正中2年(1325)の年号が刻まれている。

また昭和8年(1933)に国の重要美術文化財に指定された九重石塔がある。

ご本尊に次いで脇本尊は鎌倉時代の快慶の弟子である、
行快の作とされる阿弥陀如来像がある。


【山門】


あれ~、山門が閉まっている。

おかしい。

9時過ぎだから少し早過ぎたのかと確認してみると、
拝観時間は13時半ということが判明。(号泣)

なんたるミス。

自分が情けなくて泣きそうになる。

13時半まで待ってられないし、
もう二度とあの細い道を進むのは嫌なので、
極楽寺の本堂拝観は諦めた。(泣)


【本堂】





【鐘楼堂】



【看板】


夢殿という看板を発見。

何かあるようだから行ってみよう。


【参道】


こ、こ、これは?

荒れてるなぁ。




うわ~、この荒れようは酷い。

本来ならこんな道を進まないけど、
このまま何もしないで帰ったとあっては、
苦労して極楽寺に来たのが無駄になるので進んでみる。

頑張れ自分。


【夢殿】


簡素な門と小さなお堂がありました。

ここも草がボーボーで一切手入れがされていません。

服にひっつき虫が一杯付いて泣きそうになりました。(^^;




これが夢殿らしい。

建物自体はまだ荒れていませんが、
全く手入れされていないのが分かる。





聖徳太子二歳像が安置され、
大黒天の掛け軸がかけられていました。

それにしてもあの荒れようは無いわ~。

聖徳太子も嘆いているよ。


それに寺院公開で本堂開放するなら、
夢殿周辺もきっちり手入れしておくべき。

あれではわざわざ辺鄙なお寺に来てくれた参拝者達に、
余りにも失礼だと思うのは私だけでしょうか。

大阪天満宮(2018年10月25日参拝)

2018年11月21日 | 神仏霊場巡拝の道
今日は仕事で大阪の天神橋近くに来たので、
折角なんで大阪天満宮を参拝することにした。(^^

仕事の時でも神社仏閣巡りを忘れないのは、
相当イカれてる、いやもとい、鑑のような男でございます。(笑)

大阪天満宮も久しぶりだなぁ。

調べてみたら約7年5ヶ月振りの参拝でした。(遠い目)



<2011年5月4日参拝>
https://blog.goo.ne.jp/05100625/e/31803bacda44fa05629b91ba4131a44a



所在地:大阪府大阪市北区天神橋2-1-8
御祭神:菅原道真公
創建:天暦3年(949)
社格:府社、別表神社
札所:神仏霊場巡拝の道、なにわ七幸めぐり、菅公聖蹟二十五拝



【天満天神繁昌亭】


大阪天満宮には欠かせないものとなった繁昌亭です。


【鳥居】


こちらは所謂裏鳥居です。


【大将軍社】




摂社。


【表大門】


一旦、境内を横切り正鳥居である表大門から境内に入り直し。

めんどくさいけど正鳥居から参拝するのが私の流儀。


【拝殿】







【櫓】


今日は流鏑馬神事が行われるので櫓が組まれていました。

大阪天満宮でも流鏑馬神事があったのね。
知らんかったわ。(^^;

しかし、流鏑馬神事は15時からなので見れないのが残念。

でもYOUTUBEを見ると表大門前の普通のアスファルト道路で、
流鏑馬神事をやるのね。(^^;




【本殿】



【車宿】



【境内社】



【蛭子門】



【御神酒笑姿】



【石標】



【御朱印】


さぁ、仕事頑張ろう。(笑)


【天王寺】




夜の食事の為に大阪第三のビッグシティである天王寺にやって来ました。

ここは駅前が随分と整備されて綺麗になってきました。


【あべのハルカス】




ここも久しぶりなんで16階まで登ろう。

だって16階までだと無料なんで。(笑)


【16階庭園】


19時になると閉まるのでお早目に。


【夜景】




奈良・生駒山方面。

東京もそうだけど大都市は緑が少なく、
見ていてつまらない。

だから夜景の方が圧倒的に綺麗です。(^^

さて、飯を食って帰ろう。

仕事お疲れ自分。(笑)


石切劔箭神社上之社(2018年10月21日参拝)

2018年11月20日 | 神社
石切神社本社から上之社へ。

ここは何度も参拝していますが、
神社までの道はなかなか厳しい道のりです。

自動車もそうだけど徒歩も。

道中は神社に駐車場は無いと思うような道だけど、
十台以上は停めれる広い無料駐車場があるから助かります。


所在地:大阪府東大阪市上石切町2丁目34
御祭神:饒速日尊
創建:伝・神武天皇2年
社格:村社


【鳥居】



【拝殿】


拝殿回りは桜が綺麗なので、
また春に参拝したいものである。


【御滝】







【境内】



【婦道神社】






こちらは雨漏りが酷く御祭神は本殿に仮遷座中とのこと。


【登美零社】






外から見ただけでは分からなかったが、
台風21号の影響で破損が著しく入れませんでした。

中の雰囲気がとても好きだったので、
一日も早く復旧することを願っています。


【お百度紐】


お百度参りに使用する紐を売っていましたが、
上之社でやっている人は見たことがありませんね。


【御朱印】


やはり御朱印効果で結構参拝者が、
授与待ちで並んでいましたね。

しかも一人の神職さんが御朱印帳を受け取ってから、
わざわざ奥に行って墨書きしているから時間がかかりました。(^^;

そういや並んでいる時に中国人か台湾人のカップルが居た。

どうやら男は付き添いのようだけど、
日本固有の宗教である神道(神社)の御朱印をいただくのね。(^^


【石段】


上之社の参拝終了。

これから夜まで時間潰し。


【石切神社拝殿】


秋季大祭は夜もやっているので、
夜のふとん太鼓台を見ることにした。


【ふとん太鼓台】


旧170号線を練り歩くふとん太鼓台。

この時ばかりは信号機が赤になっても、
太鼓台優先なので信号無視です。(笑)








太鼓台に少年達が乗り太鼓を叩きながら、
サーサ チョーサジャという独特の掛け声を発する。

岸和田のだんじりは危険が伴うので、
大人が主役の祭りですが、
石切神社の祭りは子供達が主役と言っても過言では無い。


少年達の掛け声と太鼓の音が心を揺さぶって熱くなりました。

やっぱり祭りはいいね。

石切劔箭神社(2018年10月21日参拝)

2018年11月19日 | 神社
今日は秋季例大祭が行われる石切神社へ。

大阪には色々な祭りが各神社で行われますが、
東大阪市等の大阪東部や泉州地域では、
ふとん太鼓と呼ばれる祭りの花形である太鼓台が見れます。

近くで見るととても美しい太鼓台です。



所在地:東大阪市東石切町1-1-1
御祭神:可美真手命
創建:(伝)神武天皇二年
社格:式内社、村社



【楼門】


楼門前と本殿側に大型駐車場がありますが、
駐車場は有料となります。




2月の豆撒き神事は地獄絵図だったなぁ。(遠い目)

神事なのに欲まみれになる人間が見れるのが、
全国の豆撒きですよね。(苦笑)


【鳥居】



【参道】


この先を進むと大阪でも屈指のカオスな雰囲気を味わえます。(笑)


【境内】


今日も拝殿と鳥居の間でお百度参りする人が何十人も。

お百度参りがかつてあったであろう石柱は、
結構な数の寺社で見たことがありますが、
こうして現在も朝から晩まで実際に行われているのは、
全国広しといえどほとんど無いと思う。

私ですら石切神社しか知りません。


【狛犬】



【拝殿】


崇敬会の正会員ですので拝殿に上がらせていただく。

拝殿内に入ると気が引き締まり、
外から参るのとは全然違いますね。


【水神社】


ミドリガメの数が昔に比べ激減したな。

駆除されたのであろうか。


【ふとん太鼓台】




まだ祭り本番では無いので、境内に二基ありました。

本当に美しい太鼓台です。






こういう細かい彫刻も見事です。








もう一基もパシャリ。


【穂積神霊社】






おもかる石のような石で結構重いですよ。


【一願成霊尊】



【穂積殿】




春と秋の大祭の時は穂積殿にある宝物館に無料で入れて、
刀剣や遺跡等が拝観出来ます。

宝物館の中に入るとお目当ての小狐丸を見た。

細身の刀身は銀色に輝き美しい。

大袈裟に言うとその美しさに魂を抜かれるほど。

斬れ味も凄そうで人の身体なんて簡単に切り裂けそうです。

刀は現在では美術品ではあるが、
本来は人を殺す為の道具です。

それを忘れてはならない。


【御神酒】


お下がりでいただきました。(^^


【御朱印】


変わり映えしない御朱印なんだろうなぁ、と思いつつ、
授与所で見本を見ると印が変わってるし、
追加もあるじゃあーりませんか。(^^

しかも、書置きのカラフル御朱印まであるー。


【カラフル御朱印】


ついに石切神社がカラフル御朱印の授与を開始しました。

初穂料500円でした。

小狐丸の御朱印の案内もあり上社で授与しているとのこと。

これは参拝するしかあるまい。


【特製杉板しおり】 




勢いで買ってしまった。(^^

初穂料500円。

刀剣特別展 京のかたな(2018年10月20日拝観)

2018年11月18日 | 旅行・その他


タイムオーバーで二つほど参拝したい寺院を諦め、
京都国立博物館へ。

国宝が19振り、重要文化財71振りもの刀剣が、
期間中に集結するという空前絶後の特別展が開催中。

刀好きとしてこれは見逃すハズがありません。

問題は昨今の刀剣乱舞ブームが酷い、いやもとい、凄いですから、
どれだけ混んでいて入館までどれだけ並ぶかです。

夕方の16時だから少しは混雑もマシだといいな。

しかし、当日券(1500円)を買うと係員から60分待ちと言われ、
当日券の代金を返金してもらいたくなった。(泣)

まぁ、経験上、京博の係員の待ち時間は、
かなり多めの時間を言うので、実際は短い事が多い。

それを期待して敷地内に入った。


【明治古都館】


特別展があるのは古都館ではありません。

しかし、こちらに長蛇の列が。

どうやら刀剣乱舞とのコラボとかで、
刀剣男士の等身大パネルを展示しているらしい。

全く興味が無いので完全スルーして、
特別展がある平成知新館へ。


【平成知新館】


予想通りメッチャ並んでいる。(^^;

これでも並んでから半分ぐらい並びが減った時ですから、
並び初めは心が折れそうな並びでした。(泣)

客層を見ると女子が圧倒的に多い。

刀剣乱舞というものが無ければ、
こんなに並ばずに済んだのになぁ、と思いながら我慢我慢。


【トラりん】


我慢しながら並んでいると、
京都国立博物館PR大使のゆるキャラが登場。

胸の部分に刀剣男子を書かれていたのが笑ったよ。




そんなトラりんにがっつく刀剣女子。(^^;

そんな刀剣女子を生暖かく見守り、
50分程経ってようやく入館。

まずは第一章の平安時代後期の作品の部屋へ。

この部屋には国宝で天下五剣の超有名な三日月宗近が登場。

いきなりで焦るわ。(^^


【三日月宗近】




指定:国宝
銘:三条(名物三日月宗近)
所蔵:東京国立博物館
来歴:日野権大納言内光、豊臣秀吉、北の政所、徳川秀忠



刀剣乱舞で超人気らしく間近で見る為にかなり並びます。

外で並んで館内でも並びます。(泣)

刀剣女子達は口々に綺麗と言っていますが、
そんなに感動するものは無かったな。

個人的に大包平や名物骨喰藤四郎の方が圧倒的に美しいと思うし、
綺麗だけならもっと綺麗な刀は幾らでもあります。

でも、刀剣の価値は古ければ古いほど高いし、
何と言っても来歴が重要ですからね。


次の部屋に行くと第二章の重文の菊御作を4振り拝見。

どれも良い太刀ばかり。


【後藤藤四郎】


第三章の部屋には鎌倉時代の作品が並び、
国宝と重文の刀の数々に目が眩む。

これだけあると逆に有り過ぎて有難味が薄まるな。(^^;

そんな作品の中でも有名なのが後藤藤四郎でしょう。


指定:国宝
銘:吉光(後藤藤四郎)
所蔵:財団法人徳川黎明会
来歴:後藤庄三郎、尾張徳川家


鈍く怪しい光を放つ不気味に感じるほどの短剣でした。


【騎馬武者像】


指定:重要文化財
所蔵:京都国立博物館


刀剣だけでなく有名な騎馬武者像の肖像画が展示されていて、
これを見れて嬉しかったな。

刀剣女子達は興味無さそうだったけど。(苦笑)


私が学生時代に習った時は足利尊氏の肖像画でしたが、
現在では否定されているそうですね。

現在では高師直か高師詮が有力らしいです。

でも、やっぱり私の中では足利尊氏であってほしい。

それほどこの肖像画の武将は風格があってカッコいいから。

武将が跨る黒馬もラオウの黒王に匹敵するカッコよさだしね。(^^


さて、その後も国宝、重文の刀剣類オンパレードで、
刀剣好きにはたまらない空間が続く。

有り過ぎて逆に疲れてしますほど。(^^

そして最後の方になると超有名な太刀が登場。


【圧切長谷部】




指定:国宝
銘:金象嵌銘長谷部国重本阿花押 黒田筑前守(名物圧切長谷部)
所蔵:福岡市博物館
来歴:織田信長、豊臣秀吉、黒田長政


刀剣好きなら誰もが知っている織田信長の愛刀。

福岡で一度見た事がありますが、
もう一度見たいと願っていたので再会出来て本当に嬉しい。(^^



【膝丸・薄緑】


指定:重要文化財
銘:□忠(膝丸・薄緑)
所蔵:京都大覚寺
来歴:源満仲、源義経、源頼朝

来歴は源氏であるが現存する大覚寺所蔵刀とは、
別物という説もあります。

初めて見ましたが、
相当切れ味が凄いと思わせる太刀でしたね。


【髭切・鬼切丸】




指定:重要文化財
銘:国綱(名物髭切・鬼切丸)
所蔵:北野天満宮
来歴:渡辺綱、源義朝、源頼朝、新田義貞、斯波兼頼、最上家


北野天満宮で一度見たので再会です。

観賞用の美しいという刀剣では無く、
いかにも実戦向きに造られたものですね。



【名物義元左文字】






指定:重要文化財
銘:織田尾張守信長(名物義元左文字)
所蔵:建勲神社
来歴:武田信虎、今川義元、織田信長、豊臣秀吉、徳川家康

錚々たる武将、天下人、将軍家が所蔵した歴史的名刀。

これは見たくて仕方なかったので、
初めて見れて本当に嬉しかったね。(^^

ふぅ、満足満足。

しかし、これだけの刀剣が揃うと見る方も疲れるわ。(^^;

人も多いからゆっくり見れないので、
30から50振りぐらいの方が良いかな。


【平成知新館】


心地よい疲労感と満足感を抱え外に出ると、
既に暗くなって寒くなっていた。

結局、2時間半ぐらい刀剣を楽しませていただいた。


【明治古都館】







月とのコラボが美しい。(^^


これにて本日の拝観終了。

大変充実した一日であった。

香雪院<東山聖天>(2018年10月20日参拝)

2018年11月17日 | 尼寺三十六所霊場


先ほど参拝した正林寺の近くにある京都女子大J校舎。

この辺りには女子大、女子高、女子中と集中していて、
男にとったら夢のような場所です。(^^

そんな女子率高しの場所には当然のように尼寺があります。

それが妙法院の子院である香雪院です。

御本尊が歓喜天ということで東山聖天とも呼ばれています。



所在地:京都府京都市東山区渋谷通東大路東入三丁目上馬町449
宗派:天台宗
御本尊:歓喜天
創建:寛保年間(1741-1743)
開基:尭恭親王
札所:尼寺三十六所霊場


【山門】


THE逆光。(^^;


【鎮守社】


ミニチュアの狛犬もいました。


【中門】



【象】


歓喜天には象さんがつきものです。


【鳥居】



【稲荷社】



【鐘楼堂】





【庫裏】



【鎮守社】



【弁天堂】





【本堂】





これにて香雪院の参拝終了。

御朱印は御不在でいただいておりません。

正林寺(2018年10月20日参拝)

2018年11月16日 | 法然上人二十五霊場
法然上人二十五霊跡札所である正林寺を参拝する為に、
城陽市から京都市東山区へ。

こちらは普段から拝観可能ですが、
浄土宗寺院大公開の今回は普段非公開の阿弥陀堂に入れるとあっては、
何が何でも参拝しなければならない。(^^


こちらは約3年振りの参拝となります。

<2015年10月10日参拝>
https://blog.goo.ne.jp/05100625777/e/713804bb66c5b4ef38bd0c460cc3d507

<2015年2月7日参拝>
https://blog.goo.ne.jp/05100625777/e/2a242936145ca481fd22480ce88d6057


所在地:京都市東山区渋谷通東大路東入3丁目上馬町553
宗派:浄土宗
御本尊:阿弥陀如来
開山:法然上人
開基:九条兼実
創建:建仁2年(1202)
札所:法然上人二十五霊跡


【山門】


無料駐車場は山門から反対側に5台分程あります。

月極駐車場もありますので御注意を。


【阿弥陀堂】


阿弥陀堂が開いている。(^^

早速堂内に上がらせていただく。


【阿弥陀三尊像】


おー、これは予想以上に立派な三尊です。








本当に素晴らしい。

拝顔が叶って嬉しいっすよ。(^^

京都の特別拝観では600円とか800円取られる寺院が多いけど、
中には拝観料が高いなと思うこともたまにある。

しかし、この阿弥陀堂は800円取られても文句は無いです。(^^

法然上人の月命日である毎月25日は、
阿弥陀堂が開いているそうです。


【法然上人像】



【阿弥陀如来】



【大師堂】


こちらは普段も入れます。






法然上人、九条兼実、聖光国師像が祀られていました。


【御朱印】



いや~、阿弥陀堂の内陣があれほど素晴らしいとは。

普通の時も拝観してくれればいいのに。

喜んで拝観料支払いますよ。(^^