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Gomaler's~神社仏閣巡り~癒しを求めてⅢ

主に関西の神社仏閣巡りと御朱印が趣味です。
生きた証として好き勝手に書いております。(笑)

空也寺(2018年10月27日参拝)

2018年11月23日 | 洛陽四十八願所巡り
失意の極楽寺から遠く離れた京都市内の空也寺へ移動。

浄土宗寺院大公開で滅多に拝観出来ない寺院が、
公開されることは非常に良いこと。

しかし、寺院の場所と日程がバラバラで、
お寺とお寺の距離が結構離れていると移動時間が大幅に取られ、
参拝出来るお寺の数も減ってしまう。

近い距離にあるお寺が日程を合わせてくれると助かるが、
お寺の都合もあるのでそれを言っても仕方ない。(^^;

公開してくれるだけでも有難いのだから。



所在地:京都府京都市下京区寺町通仏光寺下ル恵美須之町539
宗派:浄土宗
御本尊:阿弥陀如来
創建:不明
開山:空也上人(阿弥陀聖)
札所:洛陽四十八願所巡り


【山門】


お寺の場所は河原町の繁華街に近く、
ほんの少し離れた場所に京都大神宮がありました。

車は境内に停めれそうでしたが、
近くの有料駐車場を利用しました。
(400円の出費でしたが。)


【境内】


真ん前に本堂、左に庫裏があるだけの小さいお寺です。

空也寺は普段非公開ですが予約すれば拝観可能とのこと。


【本堂】


早速本堂に上がらせていただく。

拝観料は志納で300円納めました。

真ん中に阿弥陀三尊像、左右の脇段には法然上人、
善導大師、空也上人等が祀られていました。

撮影は残念ながら不可でした。

ネットで調べてみると数年前までは、
予約拝観の時は撮影可でしたね。


【地蔵菩薩】



【延命地蔵尊】



【布袋尊】




なんじゃこらー。

これはまた個性的な石仏ですね。



【御朱印】


撮影は不可になっていましたが、
以前は対応されていなかった御朱印がありました。

書置き対応のみですけどね。

お下がりの飴ちゃんもいただきました。(^^

金剛寺(2018年10月8日参拝)

2018年10月28日 | 洛陽四十八願所巡り
昨日は興福寺で法要に参加させていただき大満足。

今日は浄土宗寺院大公開に参加している金剛寺というお寺へ向かう。

近くに青蓮院門跡や粟田神社といった有名寺社が近くにあり、
金剛寺は三条通り沿いにあるということで、
近隣の有料駐車場に車を停めてお寺を探す。

しかし地味なお寺のようで、
お寺の前を気づかずに通り過ぎるという。(^^;

おかしいなと思いつつ、
道を戻ると発見した次第。(笑)



所在地:京都市東山区三条通白川橋東入五軒町124
宗派:浄土宗
御本尊:阿弥陀如来
創建:天平年間
開基:行基菩薩
札所:洛陽四十八願所巡り


【縁起】
当寺は山号を一切経山とする浄土宗の寺院である。

奈良時代、天平年間に行基菩薩が東岩倉山の一切経谷に創建した、
阿弥陀堂に起源を持ち上の堂とも称した。  

伝えでは行基菩薩は丈六の阿弥陀如来像を彫ったとされる。

応仁の乱で東岩倉山一帯は戦場となり当寺は荒廃したが、
焼けた御堂から首だけになった阿弥陀如来像を信者たちが見つけだし、
それを粟田の地に遷し、仮堂(粟田惣堂)を建て蔣を敷き、
その上に阿弥陀如来の頭部像を祀ったところから、
今も蹴上には小物座町という地名が残る。

以降、地元の住民たちによって御堂は守られ信仰されてきたが、
慶長7年(1602)に岌然上人が青蓮院門跡の許可を得て、
現在の地に堂を移し寺を再興した。 

正徳3年(1713)に御本尊が修復、
享保15年(1730)には本堂が建立され現在に至る。

また当寺は洛陽四十八願所巡りの第二十七番の札所であり、
慶長年間の頃から朱印に行基菩薩御作出陣の弥陀安置という印を捺している。  


【山門】


山門を見てもやはり小さなお寺のようです。

金剛寺のFACEBOOKを見ると、
1台分の拝観用駐車場があるということだが、
確かに山門奥に軽自動車が停まっているのが見える。

境内に停めてるのはお寺関係者(住職)の自動車だろうし、
あの狭い境内が駐車場では無いと思う。

ましてやあの狭い山門を普通自動車がくぐるのは厳しいわ。(^^;

どこかに駐車場を確保してるんでしょうね。


【境内】


意外と大きい本堂と庫裏です。

もっと狭い境内で小さな本堂かと思ってた。


【観音堂】





【地蔵菩薩】



【本堂】


本堂に上がらせていただくと、
御本尊が余りに立派で驚いた。


【出陣の弥陀】






これほどとは。

行儀菩薩作の真贋を問うのはナンセンスだと思う程、
素晴らしい御本尊がお出迎えです。

感動です。

過去にもこのような経験がありましたが、
無名な幾つものお寺に丈六の御本尊がいらっしゃる。

さすが京都と言わざるを得ない。


【諸仏】






脇壇には何体もの仏様や高僧が安置されていました。


【善導大師・法然上人】





【屏風】



【掛軸】








龍虎図。




六字名号。


【庭園】



【木魚念仏】


御住職と共に木魚を叩いて般若心経を唱えた。

今まで木魚は本堂で一回ポンと叩いたことはありますが、
ここまでガッツリ叩いたのは初めてで、
とても良い経験をさせてもらいました。(^^


【出陣の弥陀】




最後に御本尊を見納め。

またお会いしたいものです。


【御朱印】


書置き対応のみでした。