ＪＲ東日本、自殺防止へ取り組み！

■政府が３月を「自殺対策強化月間」！
　２月28日からＮＨＫテレビは、「福祉ネット選・自殺を考える」を再放送しています。年度末の３月は自殺者が増えるからでしょう。自殺者は昨年まで12年連続で３万人を超えており、政府は３月を「自殺対策強化月間」と定めて自殺防止対策を強化しています。
　マスコミによればＪＲ東日本は１日から「生きる支援の強化月間」と名付けたキャンペーンを始め、新宿などのターミナル駅で社員が相談窓口を知らせるチラシを配りました。また、京浜東北線で「生きる支援トレイン」と題した列車を１編成運行し、車内の広告を「いのちの電話」一覧など自殺予防を目的としたもので統一している、とのことです。
　背景に首都圏の鉄道で起きた自殺が2004年度以降増加を続けていることがあります。電車に乗っていると「人身事故で電車が遅れます」とのアナウンスを聞くことがありますが、あれは鉄道飛び込み自殺でしょう。悲惨なものです。自殺する人も苦しいでしょうが、残された家族も悲惨、鉄道会社も大変です。
　それにしても最近の日本、何か変です。５歳の子供に食事を与えず餓死させた両親が逮捕されたり、各地で高齢者が孤独死したり、中学生がいじめを苦に自殺したり、小学校６年生が同級生を恐喝したりしています。また、都会の高齢者（主として生活保護受給者）が地方の施設に収容されている現実も、何か変です。
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