古稀を過ぎた主夫の独り言日記

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ほうしんへんこう

2021-08-23 23:44:54 | 主夫のつぶやき
女房の治療方針を決めるための診断だった。
病院に向かう車の中でも女房の意思を確認した。
病院は月曜日としてはとても空いていて早く診断の時間になった。
主治医の方針は考えた末というものの今までと同じ。
それを聞いた女房が何か言い出すかと思ったが言わない。
思わず私が言葉を放った。
化学療法の副作用で私は緊張して眠れない。
何が起こるか判らない。
そして私は4年前の最初の治療を提案した。
量を少なくしての療法で、毎週行う。
副作用はある物の4年前の副作用は今回ほどでは無かった。
毎週通うことは、負担では無い。
女房は何も言わない。
もう一つの案も出してみた。
入院して化学療法を受けること。
それに対して主治医は1日ならば可能だという。
私は最低5日間、出来れば1週間と要求した。
それは無理だと言うことだった。
私も無理を承知で言っている。
主治医は抵抗したが、次回は量を少なくして行うことに同意した。
兎に角、その時の副作用を観察することになった。
受診が終わり、待合室に戻ったとき女房に聞いた。
何故黙っていたのかを。
毎週の治療だと毎週最低2回注射針を打つ。
それが嫌だったからと言った。
確かに女房の血管は日増しに細くなり、血液検査でさえ大変だ。
青あざだらけになることもある。
点滴の注射針はなお大変で、入らないのに加え途中で刺し換えもある。
両腕共に先週は青あざだらけだった。
しかし、3日以上続く吐き気でまた意識を失って仕舞われるのは困る。
食事が取れない、薬も飲めない、吐き気だけでナトリウムが失われる。
低ナトリウム血症で脳障害も出ると脅されている。
4年前の時は吐き気も食欲減退もあったが2日は続かなかった。
きっとその方が女房にも楽なはずだ。
もちろん私も眠られる。
病院に向かう車の中でもその方が良いと確認取れたはずなのに。
この二週間何度も話し合ったはずなのに。
当事者ではない私は判らないことだらけだ。
それでも、私の思う最適な方法を選びたい。

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