専制政治をする国は少なくない。
民主国家と標榜している国でも実態はわからない。
各国の民主化度を指数で表す方法があるようだ。
日本のような民主主義国家でも独裁者は出現する。
民主主義の基本は国民の参政権だ。
何らかの形で国民の誰もが政治に直接関わることが出来ること。
日本は代議員制を採っているが、その方法は国により色々だ。
しかし、日本でさえ独裁国家になる道筋はそんなに大変なことではない。
先ずは国家権力の頂点に立つこと。
即ち日本でいえば首相になることだ。
そして三権分立の長を手籠めにする。
その次に選挙管理員も手籠めにし、すべての票を自分のものにする。
恐怖政治を実施し、国会議員を手籠めにする。
勿論、表立ってはやらず、策謀を一計する。
あり得ないと思ってはいけない。
それに近いことを始めた首相がつい先ごろまで居たではないか。
だからこそ、政治がまともに機能している時こそ参政権を存分に使うべきだ。
そして、変な動きをする国会議員を選挙でずり落とすしかない。
おかしな法律を成立させるようになったら、それは恐ろしい第一歩。
国民は政治から目を離すべきではない。