古稀を過ぎた主夫の独り言日記

主夫の独り言
やれるまでは小学生とサッカー
合唱は再開しました
アフリカの想い出

骨髄腫

2014-03-28 19:38:39 | 日本語教師のつぶやき
叔母の直接の死因は肺炎でしたが
実は昨年の7月、骨髄腫の宣告がされていたそうです
本人は知らずにいました

私の父のことを思い出します
父は、内心わかっていたと思います
けれども、私は最後まで癌ではないといい続けました

父が癌と診断された時には、既に身体中に転移していました
宣告されてから、父も叔母も9ヶ月を生き続けました
私も同じ試練があるのだろうと、自分に言い聞かせています

人はいつか死ぬのです
最近、死を楽しむ自分を感じます
叔母のように、潔く黄泉の国に行きたいなと
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記念日

2014-03-28 11:06:06 | 日本語教師のつぶやき
昨日は31回目の結婚記念日
息子の歳から何年目かを数えるようになったのは、何時からだろう
ささやかにちらし寿司でお祝いをした

妻が記念日のことを言わなかったら、夜寝る前まで知らずに過ごしただろう
10年日記の上隅には確かに書いてある『結婚記念日』
奇数日は左頁、偶数日は右頁
開いてみて、初めてそれと気づくことができる
ん、そういうことか

前日の頁の上隅にも書き込んだ
『結婚記念日前夜』
32年前のことを思い出そうとしている、私がいた
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落差

2014-03-28 10:54:34 | 日本語教師のつぶやき
叔母が亡くなった
昨日見舞いに行ったとき、呼吸不全に喘いではいたが
気丈に受答えをし、これなら大丈夫と思っていた

虚ろに、川の水の流れを眺めていた
そこには落差がある
上流から流れてきた浮遊物が、落差に飲み込まれ再び浮かび上がる

この落差の回流に飲み込まれ、ぐるぐるとまわり続ける物もある
もう一息でこの先に行けるのに、再び落差に引き戻され沈む
それを無限に続けるものもあるのだろうか

人も同じだな、ふと思った
流れの先が希望なのか、絶望なのか、それとも死の世界か
引き戻されるのが良いことなのか、悪いことか

叔母は世間での生き様よろしく、即断即決
一度で落差を抜け出した
静かな寝顔は、あくまでも穏やかだった
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