現地人の食べ物の話をしよう
彼らの主食は『シマ』という
トウモロコシの粉を熱湯で練ったものだ
ケニアでは『ウガリ』と呼ぶ
鍋の中に粉を入れ、熱湯を少しずつ足してヘラで懸命にかき混ぜる
その内、耳たぶくらいの柔らかさになる
それをスプーンで薄く削って、皿に盛っただけのものだ
家によって固さは異なる
経験的には上流家庭のシマほど、白くて柔らかい
生徒たちの給食のシマは、薄黒くてぼそぼそしていた
シマと一緒に用意するものは大抵煮物が一種類
イモや野菜を塩で煮込んだものだ
私が最初に友達にふるまわれた時は、カボチャの葉っぱの煮物だった
はっきり言ってしまえば、ちょっとジャリジャリした感じで美味しいものではない
しかし、招かれた客としては出された料理を美味しそうに、全て食べつくすのが礼儀だ
シマを一掴み出来るほどに手でちぎり、そのシマを煮物につける
汁に浸したシマを食べたり、時には葉っぱをシマでつまんだりして食事は終わる
慣れてくればそれなりに美味しく食べられるようになる
基本的には手で食べるのだが、最初に招かれたときはフォークとスプーンを出してくれた
それ以来、我が家ではフォークとスプーンで食べるのが普通となった
私の家のシマは、白くて柔らかい物にするよう、バンボに命じた
彼らの主食は『シマ』という
トウモロコシの粉を熱湯で練ったものだ
ケニアでは『ウガリ』と呼ぶ
鍋の中に粉を入れ、熱湯を少しずつ足してヘラで懸命にかき混ぜる
その内、耳たぶくらいの柔らかさになる
それをスプーンで薄く削って、皿に盛っただけのものだ
家によって固さは異なる
経験的には上流家庭のシマほど、白くて柔らかい
生徒たちの給食のシマは、薄黒くてぼそぼそしていた
シマと一緒に用意するものは大抵煮物が一種類
イモや野菜を塩で煮込んだものだ
私が最初に友達にふるまわれた時は、カボチャの葉っぱの煮物だった
はっきり言ってしまえば、ちょっとジャリジャリした感じで美味しいものではない
しかし、招かれた客としては出された料理を美味しそうに、全て食べつくすのが礼儀だ
シマを一掴み出来るほどに手でちぎり、そのシマを煮物につける
汁に浸したシマを食べたり、時には葉っぱをシマでつまんだりして食事は終わる
慣れてくればそれなりに美味しく食べられるようになる
基本的には手で食べるのだが、最初に招かれたときはフォークとスプーンを出してくれた
それ以来、我が家ではフォークとスプーンで食べるのが普通となった
私の家のシマは、白くて柔らかい物にするよう、バンボに命じた