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デ某の「ひょっこりポンポン山」

腎がんのメモリー、海外旅行記、吾輩も猫である、人生の棚卸しなど。

Amazing Grace ... 佐藤しのぶさん

2019-10-03 12:30:48 | 人生の棚卸し
 佐藤しのぶさんが旅立たれました。

 お生まれは東京ですが、大阪の北部...私の住む高槻市、かつて勤務地のあった吹田市で幼少期から高校時代までを送られました。そのご縁からこの地でしばしば演奏会を催され私もここ数年、毎年!彼女の演奏会に参りました。「今年の第九は?」と同様に 「今年の佐藤さんのステージは?」と期待に胸ときめかせ…。

 彼女のうたごえにいつも涙があふれました。
 戦後の復興の希望となった「花のまち」。東北大震災からの復興を願う「花は咲く」。『風よ悲しみの歌を海に返してほしい/風に涙は乾いても/ざわわざわわざわわ/この悲しみは消えない』沖縄の悲劇と平和への祈り「さとうきび畑」。そして彼女には数少ない貴重なオリジナル曲...広島・長崎に思い馳せ平和への祈りを歌い上げた「リメンバー」。


      リメンバー ヒロシマナガサキ 沈黙にさよならしよう
       リメンバー ヒロシマナガサキ 行動と勇気で生まれ変わろう
       愛と平和 自由を 私たちにください
       ヒロシマナガサキ 人間に英知と愛があるなら
       ヒロシマナガサキ 行動と勇気で生まれ変わろう (「リメンバー」より)
  

       

 こころ深く歌う 凛として歌う ... 生きざまでした。

 演奏会でしばしば目にするロビーでのCD、書籍販売。「売上の一部は〇〇に寄付」と謳われます。そうした中、佐藤しのぶさんの演奏会で販売されるCD、書籍はいつも売上全額!がチェルノブイリ被爆者と東北大震災復興支援に捧げられます。佐藤しのぶさんのステージそのままに彼女の生きざまが垣間見えます。
 
 
        佐藤しのぶさんの「Amazing Grace」「Ave Maria」を彼女ご自身に捧げます。
       どうか天上の演奏会にて凛とした美しいうたごえを響かせてくださいますように!




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19 コメント(10/1 コメント投稿終了予定)

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デ某さまへ (くりまんじゅう)
2019-10-03 13:04:15
知りませんでした。抜かっていました。あの佐藤しのぶさんが
亡くなったのですね。まだ61歳の若さで まだまだ活躍される年齢でした。
そうですか デさまは佐藤さんのコンサートをたびたび聴かれたのですね。

私は特にオペラのファンでもないですが 佐藤しのぶさんの名前は
知っていました。もう何年前になるでしょうか 佐藤さんが暮れの
NHK紅白歌合戦で歌われた時は たしかマイクなしで歌ったと
記憶しております。豊かな声量 楽に出る艶のある高音
美しい容姿など 華のある方でした。

過去にも海外の有名歌手が 椿姫を歌った舞台はTVで数度
観ましたが どの方もものすごく太っており声はいいですが
椿姫が結核で死ぬ という感じには見えなくて 結核なら
もちっと痩せるでしょう と同じくデブの私は笑っていました。

佐藤しのぶさんの あの美しい声と姿は もう生では永遠に
見られないのですね。惜しい方を亡くしました。ご冥福をお祈りします。
返信する
Re : くりまんじゅうさん (デ某)
2019-10-03 16:26:52
くりさん
コメントありがとうございました

> 知りませんでした...あの佐藤しのぶさんが亡くなったのですね。

来月24日の演奏会を楽しみにしていました。
亡くなられる数日前 「中止と払戻し」の連絡、
ご病気とうかがって心配していましたが、まさか亡くなられるとは...

> デさまは佐藤さんのコンサートをたびたび聴かれたのですね。

ステージと普段が殆ど変わらない方で
ステージの彼女が そのまま真実の佐藤しのぶさんでした。

> 特にオペラのファンでもないですが 佐藤しのぶさんの名前は知っていました。
> NHK紅白歌合戦で歌われた時は たしかマイクなしで歌ったと記憶しております。

オペラでの活躍はさすがに少なくなったことを寂しく思いつつも、
その分 コンサートなど広く触れ合う機会が増え 新しい境地を生み出しました。
紅白には何度か続けて出場され 並みいる女性歌手の中 ひと際!華と気品ある方でした。
初めの一小節にして 瞬く間に会場を惹きつける方でもありました。

> 過去にも海外の有名歌手が 椿姫を歌った舞台はTVで数度 観ました。
> どの方もものすごく太って...椿姫が結核で死ぬ という感じには見えなくて...

彼女が世界に!認められたオペラ「椿姫」の主役。
物語の設定と 歌う!にふさわしい肢体との間で どの歌手も悩まれるところです。
そのぎりぎりのところで 佐藤しのぶさんは見事に演じ歌っていらっしゃいました。

> 佐藤しのぶさんの あの美しい声と姿は もう生では永遠に見られないのですね。
> 惜しい方を亡くしました。ご冥福をお祈りします。

どんなファンにも優しくあたたかい目で見つめ 握手される佐藤しのぶさん。
香水の香りとともにリアルに思い出されます。
心からご冥福をお祈りいたします。
返信する
束の間の休息 (サヌ・ヒロ)
2019-10-04 15:39:40
妻の癌治療が一段落を迎えました。 CT検査で僅かな影が見えたものの。PET検査の結果、身体のどこにも目に見える癌細胞は見当たりません…という報告を受けて喜んだのですが、先生が云われるには「卵巣癌第Ⅳ期の五年生存率は18%程です。 貴重な治療の休息期間が訪れたと思って、体力を戻し、人生を楽しんでください!」でした。 これまで手術や治療のあと、二度も再発があったのですから、有頂天になって喜んではいけないということなのでしょうね~。 でも、嬉しい知らせでした。 
返信する
枯れ葉が落ちるように・・ (遠音)
2019-10-04 17:24:44
生き切ったとおもふのです。
美しい声を聞きながら・・そう思って上げようと
そうで無ければ哀しすぎるから・・

Qpさんの今月の読書する貴婦人・・
優しくやはり凜としていますね・・
いつも凜としていたい・・

とても難しいことですね・・デ某さんとともに
ご冥福をお祈り申し上げます。
返信する
Re : サヌ・ヒロさん「束の間の休息」 (デ某)
2019-10-05 00:44:27

サヌ・ヒロさん
思いがけないコメント、嬉しく拝読しました。ありがとうございました

> 妻の癌治療が一段落を迎えました。

がん治療を受ける当事者、家族、友人...それぞれの思いがあり考え方があることと思います。
私も腎がんサバイバーの一人、がん友のブログに接し様々な思いと考え方に触れました。
それはそれとして「一段落を迎えました」とのお言葉...素直に受けとめ歓びたいと存じます。

> CT検査で僅かな影が見えたものの
> PET検査の結果、身体のどこにも目に見える癌細胞は見当たりません…

僅かな影と、目に見えるがん細胞は見当らない...その微妙な狭間に心がきゅっ!となります。
きゅっ!となりつつ... 嬉しくて頬が緩みますよね(笑)

> 喜んだのですが、先生が云われるには
>「卵巣癌第Ⅳ期の五年生存率は18%程...貴重な治療の休息期間が訪れたと思って体力を戻し
  人生を楽しんでください」でした 。

そうした状況で 先生の仰るように 人生を楽しむことは容易ではありませんが...。
私は、術後の細胞診で「G3相当のがん細胞」という耳なれぬ言葉に戸惑い 検索しまくり
手術当時より更に10年は旧い海外のデータながら「5年生存率数%」にすっかり動揺しました。
「生存率」は、言葉のインパクトほど実態にはそぐわないものとわかってきますが、
やはり「がん」の近くにいる者には具体的で迫真性がありますから...。

> 二度も再発があったのですから有頂天になって喜んではいけないということなのでしょうね~
> でも、嬉しい知らせでした。

或るがん友は「最善を信じ最悪に備える」と仰っています。
「身体のどこにも目に見えるがん細胞は見当たらない」のですから
信じて歓んで、それをまた今後の大きな力に!
そしてサヌ・ヒロさんとしては さり気なく少し心をひきしめて...。

遠音さんのコメントにも共鳴し イブ・モンタン「枯葉」をおくります。
https://www.youtube.com/watch?v=RCZuUu6c-p0
返信する
Re : 遠音さん「枯葉が落ちるように」 (デ某)
2019-10-05 00:50:53

遠音さん
心にしみるコメント ありがとうございました

>(枯葉が落ちるように)生き切ったとおもふのです。
> 美しい声を聞きながら そう思って上げようと... そうで無ければ哀しすぎるから

「生ききった」... 美しく強靭な響きです!
佐藤しのぶさんは 他者の魂が乗り移ったように歌える方であり
聴く者は 聴くたびにいつも不思議なほど 他者の魂を受けとめられるステージでした。

> Qpさんの今月の読書する貴婦人
> 優しくやはり凜としていますね・・いつも凜としていたい

遠音さんは いつも! 十分! 凛として生きていらっしゃいます。
時々 怪我されたりしますけど
それはこの際!若気の至りということにいたしましょう(笑)
お近くでしたら QPをご紹介し
遠音さんの凛とした!肖像画を描いていただきたいところです。

> とても難しいことですね・・デ某さんとともに
ご冥福をお祈り申し上げます。

佐藤しのぶさんは 今春も初夏も公演されていましたので、ほんとうに驚きました。
ただ本番に至る追込み(レッスン)が いつもの様相ではなかった と仄聞しています。
九月に入っても「まだまだ歌いつづける」おつもりであったとも...。
天上の音楽会...えぞをさんもきっと彼女のうたごえを聴かれることと思います。

サヌ・ヒロさんへのリコメに記した「枯葉」、ごいっしょにお聴きくださいね。
  私がお奨めしているからって デブ・ボウタン「彼は」なんて仰いませんように!(笑)
返信する
同世代 (リーのママ)
2019-10-05 10:31:08
佐藤しのぶさんの訃報は思いがけないことで、同世代の方だと知り、どうして?という思いばかりで言葉もありません。
ご病気だったのでしょうか?混乱するばかりです。

才能の溢れ、素晴らしい生き方をされた人。
「生ききった」という言葉にハッとさせられました。
同じような歳月を生きても何にもできなかった私とは比べ物にならないほど素晴らしい人生を生ききって天国に召されたと、とてもとても残念ですが、そう思うことにします。
ありがとうございました。
返信する
Re : リーのママさん (デ某)
2019-10-05 23:11:28

リーのママさん
コメントいつもありがとうございます

今日は孫娘の運動会...秋とはいえカンカン照りのなかヘロヘロ
誘われれば「パス!」とは言えませんものね。
加えて夜は ラグビーWC 対サモア戦。
終始緊張の連続で...これもヘロヘロ
と言うことで お返事が遅れた言い訳です

> 佐藤しのぶさんの訃報...同世代の方と知り どうして?という思いばかりで言葉もありません。

同世代!の訃報が他人事ではなくなる年代...ママさんのお気持ち よくわかります。
佐藤しのぶさんは 心くばりが誰に対しても素晴らしくあたたかく優しい方でした。
それだけに 訃報を知り どう言葉にすればいいのか どう思いを伝えればいいのか...
わからない方が多いと思います。

> ご病気だったのでしょうか?混乱するばかりです。

ご病気でしたけど 病名は伏せられています。
そのことから推しはかるほどに 心ちぎれる思いがいたします。

> 「生ききった」という言葉にハッとさせられました。
> 素晴らしい人生を生ききって天国に召されたと、
> とてもとても残念ですが、そう思うことにします。

行ききるための研鑽努力はさぞ厳しいものであったと思います。
とびきりピュアーな方ですから 周りにそう感じさせないよう努められたと思います。
体調を崩されてから 公演に挑むためのレッスンはすさまじかったと想へば思うほどに...。

さて明日は私にとって佐藤さんの最後のステージとなったところで開かれる演奏会に参ります。
ブラームスの交響曲第一番、スメタナ「わが祖国」より "モルダウ" など...。
思いがあふれ ヤバイことになりそうですが...

佐藤しのぶさん「アニー・ローリー」「故郷の空」「ロンドンデリーの歌」。
https://www.youtube.com/watch?v=roGZoZwB6LM&list=PLRoqo5GnSQFTgkLp-fRL49r8Jg6-9SW7e&index=1
返信する
詳しい記事に感謝します(以前を含めて) (ink@北摂なび)
2019-10-06 13:21:36
佐藤しのぶ,吹田,高槻で検索していて、お訪ねしました。歌唱の実力はもちろん、素敵な方だなとは思っていましたが、こんなにハートの大きな方とは知りませんでした。詳しいコンサートの感想に感謝します(以前のご夫妻の合作の記事も)。私も患部は違いますが、がん体験はあり、他の記事も参考になりました。北摂関連で書いているブログにリンクさせてくださいね。そのURLは所定の欄に入れました。これからも宜しくお願いします。*がん関連で書いているブログのURL→http://design-search.jugem.jp/
返信する
追記 (ink@北摂なび)
2019-10-06 14:51:52
2015-05-07のブログ中に「主人」という言葉があったので、うっかり、ご夫妻合作かと勘違いして、失礼いたしました。
返信する
Unknown (Anne)
2019-10-06 15:54:49
私もこのニュースには驚きました!
まだお若いし、8月の初旬の舞台には出演されていたらしいし!
彼女は大阪で暮らしてらしたんですね。
綺麗な方で、オペラにそんなに興味がない私でもお顔も知っているオペラ歌手さんでした!
まだまだご活躍されてもおかしくないご職業ですよね。
本当に惜しまれる方で、多くの方が驚かれたと思います。
本当に人生って分からないものです・・・
返信する
Re : ink@北摂なびさん「詳しい記事に...」 (デ某)
2019-10-06 20:51:25

ink@北摂なびさん
思いがけないコメント...ありがとうございました

> 佐藤しのぶ,吹田,高槻で検索していて、お訪ねしました。

この間、不人気サイトの典型のような拙ブログに普段の十数倍のアクセスがありました。
きっとink@さん同様に検索されお訪ねくださったのだと思います。
改めて佐藤さんの素晴らしさに触れた思いです。

> 歌唱の実力はもちろん、素敵な方だなとは思っていましたが、
> こんなにハートの大きな方とは知りませんでした。詳しいコンサートの感想に感謝します。

実は今日の午後、或る演奏会に参りました。
私にとって最後の佐藤さんの生!のステージとなった会場です。
会場には来月その場所で行われる予定であった佐藤しのぶさんのコンサートのポスターが掲示され
あわせて、お亡くなりになられ公演が出来なくなったことが記されていました。

今日のその演奏会(オーケストラ)の最後...アンコール曲は「ロンドンデリーの歌」。
佐藤しのぶさんの「ロンドンデリーの歌」と重なり涙が止まらなくなりました。

> (以前のご夫妻の合作の記事も)。

丁寧に訂正をいただき恐縮に存じます。
愛猫シマジロウがこのブログに時々「吾輩も猫である」を書いており
文豪漱石の猫の語り口を真似て「吾輩」とか、私のことを「主人」、妻を「細君」などと(笑)。

> 私も患部は違いますが、がん体験はあり、他の記事も参考になりました。
> 北摂関連で書いているブログにリンクさせてくださいね。そのURLは所定の欄に入れました。これからも宜しくお願いします。

関心の赴くまま雑多に記しているブログですので
お役に立てるかどうかわかりませんが、リンクを貼っていただければ光栄に存じます。
こちらこそ宜しくお願いいたします。ご活躍をお祈り申し上げます

※なお少し前に吹田市民病院の院内コンサートについて拙ブログに少しスケッチしています。
https://blog.goo.ne.jp/00003193/e/c171564f7ba7469e47190b7aba02b6a2
返信する
Re : Anneさん (デ某)
2019-10-06 21:20:35

Anneさん
コメントありがとうございました

> 私もこのニュースには驚きました!
> まだお若いし、8月の初旬の舞台には出演されていたらしいし!

親しい方に会えば あたたかい笑顔で軽くハグされる佐藤しのぶさん、
偶々 初夏にお目にかかった方が
「いつもと少し様子が...と思ったけど、信じられない」と仰っていました。
ただ今年に入ってからのステージは、本番に入る直前までかなり大変...であったと伺いました。

> 彼女は大阪で暮らしてらしたんですね。
> 綺麗な方で、オペラにそんなに興味がない私でもお顔も知っているオペラ歌手さんでした!

心身ともに大柄な女性で、笑い声も話し声もコロラチュア...の方でした。
でも 少し素!になられるときは案外!低い声でいらしたそうです。
童謡を歌う佐藤さん、平和への思いを歌う佐藤さん、そしてオペラのアリアを歌う佐藤さん。
それぞれながら そのすべてが佐藤しのぶさん その人!でいらつしゃいました。

> まだまだご活躍されてもおかしくないご職業ですよね。

故 淡谷のり子さんをご存じでしょうか。
往年の「ブルースの女王」ですが、晩年に歌われた「恋人よ」に心うたれました。
佐藤しのぶさんにも... 70歳、80歳、90歳の素晴らしい歌声を聴かせていただきたかったです。

> 本当に惜しまれる方で、多くの方が驚かれたと思います。
> 本当に人生って分からないものです...

人生... 運命... とりわけ人の命... わからないからこそ人間の運命ながら 諸行無常を思います。
その感慨も 年齢とともに変遷いたしますが、
歳を経るほどに 感慨はよりリアルに迫ってまいります。
ラグビー、サッカー、野球... スポーツの世界にはいつも意外性と劇的展開があふれます。
人間の為す世界...総てがドラマ!であり 同時にリアル!でもあります。

どんな悲しみがあっても 人が為し 人が描く劇的世界を...大いに生きて参りましょう
返信する
Unknown (ゾフィー)
2021-11-14 01:50:54
はじめまして。

1年ほど前にブログ内でのしのぶさんについて書かれた記事?ページ?(なんというんでしょう…)を知ってから、もう何度も読みに訪れています。 以前書かれた素敵な公演レビューは私にとってはかけがえのないものになっています。 生前、ファンクラブがあると目にしたことがあったのですが、ファンクラブには入られていたんでしょうか? 毎年、しのぶさんの公演にと書かれていたので、もしブログ内に書いていないことでしのぶさんの思い出があったら、お話を聞いてみたいな!と思ったのです。 本当に素敵なレビュー、私はいつも読むと文章に垣間見えるしのぶさんの面影に胸を焦がしてしまいます。
返信する
Re : ゾフィーさん (デ某)
2021-11-14 11:39:32
ゾフィーさん
こころ深いコメント ありがとうございました

> しのぶさんについて書かれたページを知ってから もう何度も読みに訪れています。 

一年前のブログ記にコメントいただき とても嬉しく読ませていただきました。
ブログを書いていて 時に空しさをおぼえることもありますが
ひとつのコメントに もうそれだけで 書いて良かった!ということも...

> 以前書かれた素敵な公演レビューは私にとってはかけがえのないものになっています。 

2015.5.7「母の日におくる佐藤しのぶコンサート」記でしょうか。
我が家の愛猫シマジロウによるレビュー... 読んでくださりありがとうございます。
シマは現在 ちょっと体調を崩していますが、
ゾフィーさんのコメントに元気づけられています。

> ファンクラブには入られていたんでしょうか?
> 毎年、しのぶさんの公演に と書かれていたので
> ブログ内に書いていないことでしのぶさんの思い出があったら、お話を聞いてみたいな!と。

ファンクラブには入っていません。
実は 私 しのぶさんの公演を主催する公益財団法人の理事長でした(今年5月に退任しました)
公演するホールの管理運営も財団の仕事でしたから
公演の前も後もしのぶさんの音楽に対する真摯な姿勢に触れ いつも感嘆していました。
なお楽屋でのしのぶさんは ステージのしのぶさんとまったく変わりません。
マネジャーの方も素晴らしい方で、マネージングにもしのぶさんの歌にも心をこめられ
しのぶさんが亡くなられた時はとても落ち込まれ泣いていらっしゃいました。
公演後は、ファンの方が十数人 楽屋を訪ねてこられますが、
お疲れでしょうに しのぶさんはいつも笑顔を絶やさず
時間の許す限りファンの方と一緒に公演を振り返っていらっしゃいました。
そんなしのぶさんのお姿が今もこころに深く残っています。

> レビュー... 私はいつも読むと文章に垣間見えるしのぶさんの面影に胸を焦がしてしまいます。

私の関わった最後の公演は或る大学のホールで行われました。
管理するいつもの公共ホールが改装(耐震化)工事で
メインの大ホールが一年以上にわたり使えなかったためでした。
楽屋らしい整った控室がなかったのに いつもと まったく変わらないしのぶさんでした。
工事が終わり一年ぶりに開催される予定の公演が "出来なかった最後の公演" になりました。

いまごろは 天上にて 作曲家の団伊玖磨さんと「花のまち」について
あるいは 作詞家のなかにし礼さんと「リメンバー」について
大いに語りあっていらっしゃるかもしれませんね。

ゾフィーさん。
コメント 本当にありがとうございました
返信する
Unknown (ゾフィー)
2021-11-14 17:33:24
デ某さま

こんにちは。先日コメントをさせていただいたゾフィーです。 ご返信していただきありがとうございます!涙

こちらこそなのです。私にとって、しのぶさんの貴重なお話は宝物です。心打たれる文章と共にこちらに残してくださったこと、本当に感謝します。 書いていて虚しいと思う時もあるとおっしゃっておられましたが、辛いこと、楽しいこと、たくさんのテーマや思い出を綴られているこのデ某さまのブログは、共通のことを体験された方々にとって、(特にご病気で闘われている方、あるいは闘われた方)、希望や救いになり、また心強く支えてくれると思います。見たものや触れたものなどの記録もされておられますよね、同じ気持ちでいる人が他にもいるんだ、と思うとそれだけでとても言葉にできない気持ちでいっぱいになると思うのです。私もその1人です。どうか、このブログを、無理せずご自分のペースで続けられ、同じ時代を生きる誰かと共に、生きる喜びや苦しみを分かちあえることを願います。 


貴重なエピソードをありがとうございます…! 涙
しのぶさんについて自分の思いをここで書いていいのかどうかは分かりませんが、実は、私は亡くなられた後に彼女の存在を知りました。たまたま深夜ラジオで特集されたインタビューを聞いたことがきっかけです。彼女の生前のステージは見たことがありません。ですが、それからというもの、ずっとしのぶさんが私の心の中にいます。いつかしのぶさんのファンにめぐりあえたら、そんな思いでいる中、度々、このブログを立ち寄るたびに、せめてお話だけでも、聞いてみたいと思ったのです。


財団の理事長さまということは、しのぶさんとご一緒にお仕事をなされていたのですね、驚きと恐縮に包まれています。私もしのぶさんの物事に真摯に向き合われる姿勢に心奪われたのです。音楽だけでなく何事にも一生懸命なしのぶさんが私はとても大好きです。"楽屋らしい整った控室がないにも関わらず、いつもと変わらないしのぶさん" とありますが、しのぶさんの著書や図書館で調べて読んだ35年間のしのぶさんの特集記事やインタビューからもデビューして日がまだ浅い時も世界で活躍されていた時も辛い時も苦しい時もずっとかわらないしのぶさんでい続けたように、デ某さまが語られたしのぶさんの周囲の優しい眼差しと愛あふれる姿は想像するに難くありませんでした。そんな素敵なお姿を間近で見られたことがとても羨ましいです。そうですね、大好きなお母さまとも再会されてることを願います。情けないことに私の思いは募るばかりです。 

またまたコメントをこちらに残すことをお許しくださいませ。
返信する
Re : ゾフィーさん (デ某)
2021-11-15 08:42:23
ゾフィーさん
再コメント ありがとうございました
ブログを更新しているところでしたので レスポンスが遅れ申し訳ございません。

> 書いていて虚しいと思う時もあるとおっしゃっておられましたが...
> このブログを、無理せずご自分のペースで続けられ、
> 同じ時代を生きる喜びや苦しみを分かちあえることを願います。

こうして励ましていただき恐縮です。ありがとうございます。
元々は 腎がんについて、旅の思い出、愛猫のことを記すために始めたブログでした。
いつの間にか対象が広がり現在に至ります。
「同世代」を生きる人々との様々な繋がりは 望外の歓びではあります。

> 貴重なエピソードをありがとうございます
> 実は、私は亡くなられた後に彼女の存在を知りました。
> 彼女の生前のステージは見たことがありません。

改めて 佐藤しのぶさんの大きさ!を思いました。
旅立たれた後も そのように新たなファンがふえる、つづく...素晴らしいです。
リアルのしのぶさんの のびやかな声、響きを
ゾフィーさんはじめ より多くの方に聴いてほしかったなぁと つくづく思います。

> しのぶさんとご一緒にお仕事をなされていたのですね

「一緒に仕事を」というほどのことはしていません。
管理運営するホールで 年一度の彼女の公演に側面から関わり、
あわせて そのステージを心ゆくまで楽しみ歓んでいました。

> 音楽だけでなく何事にも一生懸命なしのぶさんが私はとても大好きです。
> しのぶさんの著書や...35年間のしのぶさんの特集記事やインタビューからも...
> しのぶさんの周囲の優しい眼差しと愛あふれる姿は想像するに難くありませんでした。

私は高槻市...しのぶさんが生れ育った市に長く住んでいます。
ステージ、CD、著書を通しては勿論、
彼女がここで過ごした時期とは少しずれますが、
たぶん 同じ空気、同じ街の雰囲気を幾らかなり共有していると思っています。

> 情けないことに私の思いは募るばかりです。 

「情けないこと」ではけしてありません。ゾフィーさんのこころ深さに感じ入ります。
ず~っと! しのぶさんに声援を送っていただきたいと願っています。
思いは 天上のしのぶさんに間違いなくとどくことと存じます。

再度のコメント ほんとうにありがとうございました。
私 コメント欄には つい!構えて記してしまいます。
でもここは一年前のブログ記...どなたも殆ど訪ねてこられない、と
少し(かなり?) のびのび記しています(笑)
ありがとうございました
返信する
Unknown (ゾフィー)
2021-11-20 00:40:28
再度のコメントまたまたごめんなさい…

いいえ、返信はお気になさらないでくださいませ。
こちらこそ何度もコメントを残してしまい、
逆に負担にはなっていないかと申し訳なく思います。


書いていてすごく上からものを言ってしまったのではないかと後からとても後悔したのです… そんなふうに言っていただき、想いは少しでも伝わったのではないかととても嬉しいのです。これからもより多くの人にこのブログの素敵さが伝わることを願っています。


今更ながら、マネージャーさまのお話に胸が痛みます。しのぶさんをお支えされておられた方も、すっごくすっごく素敵な方だったのでしょう。どう説明していいか分かりませんが、とてもとても胸が痛むのです。どうかその方の悲しみが少しでも癒えることを心から願います。


しのぶさんは高槻市で過ごされていらっしゃったんですよね。 大阪で過ごされていたなんてとっても信じられませんが、過去のインタビュー映像が見られる機会があり、その時に時々関西弁のアクセントが少し出ていて、感動したことがあります… 本当にリサイタル、しのぶさんの世界に触れてみたかったし、生のお声を聴いてみたかったです。


お優しい… 実は私もファンブログのようなものを始めたのです。 こちらで言おうかすごく悩んでやめておくべきかもしれませんが、思い切ってこちらにURLを貼ることをお許しください… でも続けようかすごく迷っていて、いつまで続くかは分かりません。 しのぶさんのウェブサイトはまだ残されているし、このまま静かに心に留めておくべきで、なんだかサイトを開くこと自体美しく去られたしのぶさんのためをおもえば、あまりよくないことなのかもしれません。 でも、永六輔さんの人は2度死ぬという言葉(1度目は肉体の死、2度目は人々の心からいなくなってしまうこと、あるいは心に残っている人々の死)をいつも思い出していて、そんな時、永さんのファンの方が、
"永さんに二度目の死が訪れないように
私は忘れません
永さんのことお話ししましょう… "
というコメントをたまたま読んでいて、背中を押されたような気持ちになりました。 しのぶさんのことを思う場所がひとつくらいあってもいいのかなと開き直ってしまいました…

私もしのぶさんのこと、忘れません。
そう言うにはきっと期間が短すぎるかもしれません。


URLはこちらです…
https://meherlittlepicmemories.tumblr.com/

本当に長々と失礼しました。
またまたこちらにコメントを残すこと、お許しくださいませ。
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Re : ゾフィーさん (デ某)
2021-11-20 15:23:58
ゾフィーさん
コメント ほんとうにありがとうございます

> 返信はお気になさらないでくださいませ。
ブログ本欄の右側、プロフィールの次の「メッセージ」欄
ここをご利用いただくとコメント欄を介さず(gooを介し)メッセージが届きます。
メッセージにゾフィーさんのメルアドを記されれば、そちらに返信いたします。
メルアドを記されなくても(返信はできませんが)こちらとしては構いません。

> 書いていてすごく上からものを言ってしまったのではないかと後からとても後悔...
とんでもありません
お人柄の伝わるコメント... とても嬉しく読ませていただきました。

> マネージャーさま...すっごくすっごく素敵な方だったのでしょう。
年配の男性で どなたにも行き届いた配慮をされる素晴らしい方です

> しのぶさんは高槻市で過ごされていらっしゃったんですよね。 
> 本当にリサイタル、しのぶさんの世界に触れ...生のお声を聴いてみたかったです。

大学から東京に行かれましたが(国立音大) 『"ふるさと" は高槻と吹田』と仰っていました。
それだけに高槻市、吹田市のホールでの公演には力を入れられたと思います。

> 私もファンブログのようなものを始めたのです。
> 永六輔さんの人は2度死ぬという言葉をいつも思い出し
> 永さんに二度目の死が訪れないように ... 私もしのぶさんのこと 忘れません。

ご紹介のサイト、訪ねさせていただきました。
構成は殆どプロの領域 ... 素晴らしいです
いつまでも人々の心にしのぶさんが残りますようお祈りし 期待いたします。
このサイトでしのぶさんのうたごえを満喫!できますね

ではでは... 失礼いたします。益々のご活躍を心よりお祈り申し上げます
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