ブログを始めてそろそろ2000日近くになるらしい。これも始めた理由はよく覚えていない。こんな私でも生きていますよ というメッセージで、人が少しでも楽になれればと思った。ボランティアで作っている「いのち」という冊子もそうだ。後悔ばかりの人生でも、素敵な人たちに出逢えて、心豊かに暮らしていますよ というメッセージだろうか。
昨日の朝日新聞に 人生の贈りもの 詩人の谷川俊太郎さんの記事と朝ドラ「半分、青い。」の脚本家・北川悦吏子さんが同じページの載っていた。お二人とも自身の姿を隠すことなく、語っている。まぁ、レベルの人だから語れるのだろうが。それでも語らない人もいる。もちろん、年齢が言わせることもあるだろう。この年だから言える というような。
このぶろぐもどなたが読んでくださっているのかは、まったくわからない。ここまでいろいろ書いてくるには、覚悟がいるといえばいるし、自然体であるといえば、そんな気がする。日々、心に溜まりくるものを書いている。露出趣味はないが、こんなダメ女でも、なんとか生きているのだ あなたは大丈夫よ と伝わればいいと思っている。その恥ずかしさをあえてしている。だから、日々ストリップなのだ。醜い肉体ですがごめんなさい だ。
でも、一番大事な、一番愛しいと思うものは書かない。今日の北川悦吏子さんのせりふ「僕たちは記憶のお手玉をする」のように、お手玉は最期まで二人だけのものでありたい。それ以外は全て醜いストリップなのだ。お許しを。
