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あなたに「ぬくもり」を届けたくてブログをつくっています

いのち 短し

2014-10-30 13:22:44 | 日記
 「いのち 短し 恋せよ 乙女・・・」こんな歌を朝ドラで聞いた。乙女ではないけどいのちは短いなぁ と思う。親友の由美子さんとあと何回恋ができるかしらと よく話したものだ。もうないだろうなと思う。機会があったとしても 熱き血潮 はないと思うし、その火を消す術も知っている。この曲の題名は「ゴンドラの歌」だった。むしろこの歌をこんな風に歌うのかもしれない。あるブログより

黒沢明監督の「生きる」 のなかで、志村 喬扮する一市役所の市民課長が、この歌を幸せそうに歌うシーンがありました。

彼、渡辺勘治は、30年間無欠勤という模範的な役人だったのですが、ある日、自分が胃ガンで余命幾ばくもないことを知らされます。 早くに死に別れた妻との間にできた息子にも冷たくされ、絶望と孤独に陥った彼は、街へさまよい出て、飲みなれない酒を飲むのです。 ああ、自分の人生はいったい何だったのか?・・・。  かれは生きることの意味を考えはじめ、人生の最後の時間に、ほんの少しでも市民の役に立つことをしようと考えはじめます。

 住民の要望を死にものぐるいで実現し、かれの努力により児童公園が完成します。 そして小雪の舞う夜、完成したばかりの公園のブランコに揺られながら、彼はこの『ゴンドラの唄』を楽しげに歌うのです・・・・

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お友達

2014-10-27 15:02:47 | 日記
 木の葉の先が少しずつ色づき始めた。秋が来たというよりは、冬の足音が聞こえる。銀杏がたくさん落ちていた。この時期はなぜか気分が重い。早く寒くなれはいいと思う。周りの女性のお友達はお一人様が多い。会って話すと、身辺整理や老人ホームの話などになる。いざという時(風邪くらいの病気の時なども)一人は大変だ。働き続けた人も多いので、ご近所付き合いも少ない。そんなことをいうと、夫も子供もあてにならないものよ という奥さまもいる。最後は一人なのだから とも言われる。女性のお友達が少ない私は、心細いといえば、そうだ。生き方の話などをするには男性はいいが、すてきなお友達でもそういう生活のにおいのする話はしにくい。いや、しない方がいいと思っているのかもしれない。「遠慮なくいってください」の言葉。どこまで甘えていいのか??遠慮なく言えるには、もう少し弱らないといけないのかもしれない。なんとなく背中がさむい。

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補 う

2014-10-24 11:22:23 | 日記
 急に寒くなった。薄い掛け布団しか出してなかった母が心配で電話をした。「大丈夫、電気ひざ掛けを出して足の方に入れたから」との返事。認知症の母は、自分の冬ものの衣類がどこにあるか忘れていたが、電気ひざ掛けのありかはわかったらしい。話を聞いていると、短期記憶がダメなことは認められるようになり、それを補うべく、また症状が進まないようにと、少し歩いてセブンイレブンへ総菜やお菓子を買いに、通信販売で購入したものの支払いに行っているらしい。「考える力」はまだ健在だ。得意の書道も続けているし、デーサービスでは自分より年上の方のお世話を始めたらしい。冬にドアで指をはさんで怪我をした時、剥がれそうな爪を甘皮が伸びてきて押えていた。再生医療よりも人の力はすごいと思った。そんな「補う」という考えを他の人にも広げなくてはならない時代が来ているように思う。本当の「豊かさ」とは、そんな風に人が生きていけることではないだろうか。


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10月の雨

2014-10-21 22:05:37 | 日記
 寒さに向う季節の雨はさみしい。少し色付いた木の葉が寒そうだ。疲れやすくなったのか、なにか思うようにことが進まない。のんびりしたい、という気持ちとやらなくては という気持ちが交雑する。もう時間がないのなら、何ものにも縛られずおもうように走りたい。迷うこともなく何も考えず走れた時代は失敗は多かったが、自分の責任と納得できる。少しは前後左右を見るようになった。でもどこかに不完全燃焼の自分がある。一番欲しいものは、雨音を楽しむような生活かもしれない。昔の家に降る雨にはいろいろな雨音があった。そんな雨音を聞きながら、本を読めるような暮らしがしたい。

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たしか…の日々

2014-10-19 21:23:16 | 日記
 秋晴れの日。さて、今日は1日フルに使って仕事に集中しよう! と思う。でも、まず洗濯を・・・。洗濯機が止まると、あれ、たしか洗剤は入れたよね・・・。香りでどうやら入れたらしいと判断。こんなことばかりではない。たしか・・・今日は○○提出の日? たしか・・ここに入れたはずだけど・・・ない・・・。たしか・・・買ってきたんだけど・・。常に確認しないと危ない危ない。だんだん、脳細胞が死んでいるらしい。母が認知症とわかってから、自分の記憶にもナーバスになった。記憶が怪しいこともあるが、脳の許容量が減ったのか、忙しくなると混乱する。3つくらい、何なく仕事がこなせたのに。集中力もなくなり、日々老いとの戦いのようだ。この下り坂の急なこと。どんどん下がっていく。美人は薄命??で終わるには遅すぎたようだ。この老いとどう付き合うのか それが問題だ。

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