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あなたに「ぬくもり」を届けたくてブログをつくっています

45万円オーストリッチのバック

2020-03-30 20:09:50 | 日記

昨夜、都内の友人からの電話でトイレットペーパーも食品(主に卵や納豆とレトルト)もスーパーにない という。トイレットペーパーは不安だろうと送料もかかる高いトイレットペーパーだが食品も一緒に送った。コロナウイルスの現実は厳しい。教会の長老たちが「死ぬならコロナ肺炎がいいわ。入院して重症になれば2日もあれば天国に行ける」と冗談を言っていた。冗談でないことが起こった。志村けんさんが大きなメッセージを残して亡くなられた。また、今日も同じメンバーが集まったので、教会で志村さんのご冥福を祈り、軽々しくものをいうものではない と反省した。

昨日、メンバーの一人がパリで買ったという45万円したオーストリッチのバックを売りたいという。その保存状態から3000円でもどうか?とほかの人は言っていた。うまく売れたらみんなの食事代にという。「確かにいい品物ですが、うちの店としては値段がつけられません」と言われた。「1000円にもならへんの?」と彼女。

いくらいいものであっても、店としては(商品としては)価値がない、ということだろう。「これでほかのものも全部捨てられるわ。明日は全部ごみや!」と彼女。ご主人、ご主人のご両親と見送ったあと、海外旅行を楽しんだらしい。出かけたのは23か国とかいう。それで十分ではないか!私なんてどこへも行っていない。

今日も最後は3人で琵琶湖を眺めながらコーヒーを飲んだ。一人はオーストリッチのバックの夢も消えすっきり、一人は家の名義を自分にすることで安心満足、なにか不思議な2日間だった。ものなんてあってもなくても同じかな。

 

 

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うつくしい心 とほめられて

2020-03-29 21:15:18 | 日記

寒い1日。陶芸教室の後、教会のお友達と彦根城のお堀の桜を見ながら、ランチ。そして、車で長浜へ。お友達二人は、長浜のホテルでのんびり過ごすという。最上階(11階)の角の部屋で琵琶湖付近の景色が全ぼうできる。朝日も夕日も見える。

なにかここのところ、みなさんから自宅待機疲れか電話やメールやお呼び出しが多い。何が伝わるのかしれないが、様々なことをお聞きする。ここ1週間はなにかがおかしい??そう、投げた球が全部ストライクになるような感じだ。

メールを処理しなくてはならず、私はホテルに泊まらず帰宅した。そこからがぼーっとしている。恵まれていること、大事にされすぎていること・・・そんなことで胸がいっぱいになる。そういう感情を感じることができるようになったのか・・・。

初めて聞いた言葉があった。もう何年もお会いせず、お送りする機関誌とそれにつけたメモだけなのお付き合いだが、電話がかかってきた。懐かしサッカー話なのだが、何かの拍子に「美しい心が」と言われた。(私の心)初めて言われた誉め言葉だと思い、うれしかった。それは自分が大事にしてきただけに、なによりもうれしかった。

もし、私の宝物はなにかといわれたら、「心」と答えるだろう。それを玉手箱に入れて、浦島さんに渡すだろう

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スカーレットが終わった

2020-03-28 17:56:02 | 日記

夕方から時雨出した。(今の時期は時雨とか言わないかもしれないが)今日、桜が三分咲きくらいになったのに、なんとも残酷だ。桜が本当に一日で咲いてしまった。今朝で朝ドラの「スカーレット」も終わってしまった。日常の何でもないことが実に丁寧に描かれていたドラマだったように思う。だから、何かをしながら見るのではその繊細さを見逃してしまう。実際の日常でもそうなのかもしれない。

モデルになったと言われる神山清子さんは、前にも書いたが雑誌で拝見すると、町でであったときに陶芸家とは気が付かないような普通のおばさん(おばあさん)だ。昭和の10年代生まれの子供のときに戦争を体験した世代だ。結婚も恋愛結婚は少なかったかもしれない。男は外で働き、女は家庭を守る という時代だ。それが都会でなく滋賀の田舎の町では、女性が仕事をするということは大変なことだったろう。それも「陶芸家」として生きることは・・・。

同業の夫婦という問題を「スカーレット」脚本家が書いていた。この時代は、仕事はやはり「男」の世界。自分以上の力を持つ妻とは同じ仕事はできなかったのだろうと。私自身の家庭と比べ合わせて、夫婦の同業はむずかしい。一歩引いていても、外部の人がそうみないこともある。それを男のプライドが許さないのだろう。

同業にはならないこと、絶対にかなわないほど優秀な人かそんなことに無頓着な浮世離れしたような人がいい と思う。「大事な人とは同じ仕事をしないことだよ」と言われたことを思い出した。

 

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こころのフィルムに焼き付けて

2020-03-27 16:44:02 | 日記

朝から雨。それでも今日は陶芸に行ける。昨日の朝、コーヒーをこぼして大仕事になった。我が家は炬燵なので被害は大きかった。でも、炬燵も終わりの季節、ちょいどいい ということにした。

電車のドアが自動になった(今まではボタンを押して開ける)。今日のアナウンスでわかったが、コロナウイルス対策の換気のためだという。1日に何回「コロナ」という言葉を耳にして、目にするだろう。電車のなかで話す高校生はまるでコロナは無関係のようだった。若者が都会で街に出かけるのもこのレベルなのだろうか。

朝ドラも明日で終わろうとしている。今朝の最後のシーンは長浜の琵琶湖畔だった。それこそ、しおにぎりと若鮎の佃煮を持ってランチにでかけるところだ。私が初めて訪れたのは、桜ではなく真っ赤な紅葉の季節だった。その鮮やかな朱は目に焼き付いている。

先日沖縄へ取材に出かけた時に、一人の方が「僕は奥さんと海外に出かけても写真を撮らないんだよ。しっかり目に焼けつけて帰るんだ。お土産も買わない」と話されていた。そう、本当はそれがいいんだよね。心のフィルムに焼き付けるのが。そうするとその時間が一緒に過ごすことだけに集中できる。あのとき、あなたは何を祈ったのだろうか・・・。

高級なスポーツ車も大きな家も会社も素敵な恋人も 夢に消えてしまった と言った人がいたが、持っていけるのは思い出だけですよ と言った。心のフィルムだけは盗まれずに消えることもない。人生の最後に、年老いた二人のアルバムもわるくないかもしれない。

 

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素直とは どういうこと?

2020-03-25 15:37:34 | 日記

天気のよさに励まされて掃除に励んだ。明るくなると窓ガラスの汚れも目立つ。今日も春を探しに出かけた。

「疑うより 信じることに時間を使えばいい

 大事な人と過ごす時間を 大事にすればいい

 素直とはそういうことをいうのだろう」(【はるの気づき】 ある大学の中刷り広告)

湖北へ向かう電車の中で見かけた言葉だ。今朝のあさドラのラストシーンを見ていて涙が出てきた。運命が決まっている、いや運命の時間が限られている人といることへの覚悟。前にも書いたことがある「恋文」を思い出した。以前よりも「恋文」がわかる気がする。

大事な人と過ごせる時間が限られていたら、すなおに、自分の時間の許す限りその人と過ごそうと思う。

「あいとはこうかいしないこと」

 

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